OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III 試し撮り 作例
2023.05.21 (Sun) : カメラと写真

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
12mm F8 SS1/250 ISO-200
花咲線 ルパン三世ラッピングトレイン
釧路駅から根室駅を結ぶ花咲線(根室本線)で運行されているルパン三世のラッピングトレインを別当賀駅(べっとがえき)で撮影。なぜルパン三世がここに居るのかと言うと、この路線にある浜中町が作者のモンキー・パンチ先生の出身地だからなんだとか。
※この記事は前回の記事、「【止まらない衝動】 OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III 購入レビュー、E-M5 Mark II との比較、作例など」の続きみたいなものです。
オリンパス(現OM SYSTEM)のミラーレス一眼カメラのミドルレンジモデル『OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ』の試し撮り写真(作例)をアップ~!理想の旅カメラということで、2022年と2021年の冬の北海道の旅と日常のお散歩スナップの写真など。
なお、OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III と後継モデル OM SYSTEM OM-5 は、画像処理エンジンは違うがイメージセンサーが同じなので、おそらくほぼ同じような撮影結果と思われるので、OM-5 の作例として見てもいいと思う。
↓後継機OM-5

OM SYSTEM OM-5
例によって写真のタイトルは超ー適当なので、あしらず。
※写真は拡大してから矢印キーでも切り替え可能
※拡大画像右下の原寸大ボタンでさらに大きくできます

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
12mm F8 SS1/800 ISO-200
函館本線の山崎駅(北海道)
日本には「山崎駅」という駅名の駅が複数あるが、こちらはJR北海道 函館本線(函館-長万部間)にある山崎駅で、読み方は「やまさきえき」。駅の住所の「北海道二海郡八雲町山崎」の地名の山崎は「やまざき」と読むので、なぜ「やまさき」なのかは謎。
プラットホームから海が見える駅で、無人駅だが小さな駅舎や駅前にロッジ風のレストランもある。
私が旅のメインレンズとして使っているM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROで撮影。PROレンズシリーズはとにかく安定してカッチリ写るので、旅の記録に最適だ。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
45mm F8 SS1/250 ISO-200
中ノ沢駅のダルマ駅舎
こちらもJR北海道 函館本線(函館-長万部間)にあるダルマ駅舎(貨車駅舎)が素敵な中ノ沢駅(なかのさわえき)。
JR駅北海道が次々と駅を廃止にしてゆく為、この貴重なダルマ駅舎がある駅は今や絶滅危惧駅である。JR北海道に多く現存していて、それ以外だとJR四国で見たことあるくらいで、他ではまだ見れていない。調べたら一応、JR北海道以外だと11駅現存しているらしい。
今年、留萌本線のダルマ駅が3駅も絶滅(廃止)してしまい、また函館本線のダルマ駅(おそらく3駅)も北海道新幹線が開通したらどうなるかわからないので、今後も徐々に消えゆく定めと思われる。
一応、JR北海道の把握しているダルマ駅で、まだ行けてないのが廃線が確定している函館本線(長万部-小樽間)の二股駅(ふたまたえき)と廃線になるかもしれない函館本線砂原支線の尾白内駅(おしろないえき)なので、数年以内に行っておかないとと思っている。
なおこちらもM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROで、望遠端45mm(換算90mm)で撮影。PROレンズシリーズの特徴として、広角端から望遠端まで安定してキッチリ写るので、安心して使える。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 ASPH.
8mm F8 SS1/640 ISO-200
朝の門静駅とキハ40
JR北海道 花咲線こと根室本線(釧路-根室間)の門静駅(もんしずえき)で撮影した朝の光の中から現れたキハ40。とにかく北海道は、朝の澄みきった空気がとても心地よい。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 ASPH.というパナライカの超広角ズームレンズの換算16mmで撮影。オリンパス(現OM SYSTEM)のPROレンズはカリカリのシャープな写りが特徴だが、それと比べるとパナライカは少し柔らかな描写になる感じ。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
12mm F8 SS1/640 ISO-200
秘境駅 南斜里駅
JR北海道 釧網本線の南斜里駅(みなみしゃりえき)は、シンプルな作りのプラットホームのみで、駅舎、待合室はおろかベンチすらないとても魅惑的な秘境駅だ。
この駅を通過する度に車窓から眺めながら、いつか訪問したいと思い続けていたが、到達困難な駅だったのでなかなか訪問は叶わず、結局、廃止が決まってしまった為、ここを目指して訪れた。
秘境駅って上陸も離脱も困難な駅ばかりだから、わざわざそこだけを目指して行かないと訪問するのが難しい。
そしてこの南斜里駅はこの訪問の数日後の2021年3月13日のダイヤ改正に伴い廃止になった。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
12mm F5.6 SS1/8 ISO-400
夜明け前の最北の秘境駅 抜海駅
こちらは日本の最北にある秘境駅と言われる抜海駅(ばっかいえき)を夜明け前に訪れて撮影したもの。マジックアワーもいいけど、その少し前の青に染まってゆく過程もけっこう好き。
ちなみに抜海駅は日本最北の木造駅舎の駅でもある。古くて立派な駅舎がとてもいい感じ。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
45mm F8 SS1/2000 ISO-400
超弩級秘境駅 糠南駅
これは秘境駅マニアなら一度は訪れたい到達超困難な超弩級秘境駅の一つである宗谷本線の糠南駅(ぬかなんえき)。
短い木製のプラットホームと小さな物置型待合室が特徴の秘境駅だ。この駅を通過する度に車窓からあの待合室(物置)の中がどうなっているのか気になってしかたがなかった。
もし旭川駅からこの糠南駅に日中に列車で訪問する場合は、始発で約4時間かけて行く1日1本だけのワンチャンス。おそらく日本人の99.999%は人生で1度も訪れることがないだろう、そんな駅。
雑草の黄色い花
「雑草という名の草はない」「すべての草に名があり役割がある」、朝ドラ「らんまん」のモデル牧野富太郎の名言。タンポポみたいな小さい花、よくわからないのでとりあえず雑草と呼んでしまうんだけれど、本当はちゃんと名前があるんだろうね。
モノクローム狛犬
何でもないような写真は、モノクローム&フィルム写真風に加工すれば、それぽく見える~!
安くて写りがいいパンケーキレンズLUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.は、小さくて軽い(約87g)ので旅にとりあえず持っていくことが多い。宿泊の宿から食事に外出する時になど荷物を小さくしたい時に使うんだけど、開放F1.7で明るいので夜の飲食店内での料理の撮影などに重宝している。見た目がかなり控え目な感じになるのも店内での撮影にいい。
壁に咲く花
どうしてこんなところに花が咲くのかわからないが、ちゃんと上に向かって咲いているのがなんかすごいと思ってパシャリ。こちらもフィルム写真風におもいっきり加工しているので、本来の描写ではないので、あしからず。
レンズは、LUMIX G MACRO 30mm F2.8 ASPH.という安いマクロレンズ。このレンズはそうでもないけど、安いレンズのゆるい描写でもフィルム写真風に加工する場合は逆にアリだと思っている。
なお、このレンズの換算60mmは、フリマとかの商品撮影に使いやすくてとても重宝している。
岡津町 三嶋神社
犬の散歩コースにある地元の人しかしらない普通の神社。神社って、なぜか納得できる写真がなかなか撮れないので、撮影の練習にけっこういいような気がする。
こちらはパナライカの単焦点レンズ LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.で撮影。オールドレンズっぽい柔らかで温かみがある描写のレンズ。
準パンケーキレンズなので、OM-D E-M5 Mark III や OM-5 との組み合わせの相性もバッチリ。換算30mmなのでお散歩カメラ&スナップシュターとしてベストマッチな1本!

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
60mm F2.8 SS1/4000 ISO-200
マクロでタンポポ
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroというオリンパス(現OM SYSTEM)の中望遠マクロレンズで撮影。
タンポポって花びらのような一枚一枚が個々の花の集合体だからタンポポの種は大量なんだって。朝ドラらんまんで言ってた。
このマクロレンズけっこう前に買って何度も試しているんだけど、なんか難しすぎて使いこなせる気がしない。換算120mmは室内の物撮りだとワーキングディスタンス(レンズ先端から被写体までの距離)がけっこう長くて使いづらいし、たぶんすごく小さな物を撮る為のレンズなんだろうけど、正直、撮りたい小さな被写体がないので、自分の用途に合ってないと思う。
・
・
・
以上、「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III 試し撮り 作例」をアップしてみたが、いかがだろうか?フラッグシップモデルのOM-D E-M1 Mark II の画像処理エンジンとイメージセンサーなどほとんど同じ性能を小さなボディに詰め込んだカメラということで、画質等に関しては通常鑑賞用としては必要十分だと思う。
これだけ高画質で、小型・軽量、そして本物の防塵・防滴・耐低温仕様がもたらすシステム全体としての機動力こそ、パナソニックとオリンパスが提唱してきたマイクロフォーサーズのメリット「高画質と小型軽量の両立」の一つの到達点ではないだろうか。
まあ上を見たらAPS-C、フルサイズとさらなる高画質のイメージセンサーを搭載したカメラはあるんだろうけれど、システム全体の価格が高すぎ(特にレンズが高すぎ)て、費用対効果が私の用途に合わないし、フルサイズのでかいレンズのカメラ2台持ちは、考えただけでも「無理ー!」ってなるんだよね。
被写体が決まっている場合やクルマ移動なら大きくて重いカメラでもいいけど、旅行、登山、ストリートスナップなど長く歩く場合は、荷物が重いと疲れちゃって楽しめなくなるから、小さくて軽いこの5系(OM-5&OM-D E-M5 Mark III)でシステムを組むことになったのは必然だと思っている。
今回の試し撮り作例の使用レンズは下記(画像クリックで詳細へ)。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
質量:254g

LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 ASPH.
質量:315g

LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.
質量:87g

LUMIX G MACRO 30mm F2.8 ASPH.
質量:180g

LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.
質量:115g

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
質量:185g
旅レンズとしてオススメの組み合わせなのは、やっぱ同じオリンパス(現OM SYSTEM)のPROレンズシリーズで、その中でも一番小さい私のメインレンズでもある M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO かな。重さと大きさが気にならないなら M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II も選択肢としていいと思う。
もし望遠レンズが必要なら旅レンズとしては M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO がいいのかも(実は最近購入した)。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
質量:382g

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO
質量:382g
もし高倍率ズーム1本で行くなら M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO はかなりオススメだけれど、軽くしたいなら M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3 か M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II も防塵・防滴なので旅レンズとしていいのかも。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
質量:561g

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
質量:455g

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II
質量:285g
超広角は、コンパクトに収納できる M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 を旅に持っていくことが多い。これは換算36mmまでのズームレンズなので、万が一メインが破損した時の予備にもなるんだよね。
あと LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 ASPH. というレンズも買ったんだけれど、これは重くはない(315g)んだけれど、ちょっと大きくてかさばるんだよね。だから最近、小さくて明るい LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH. というレンズを買ったので、今後はこれが旅に持ち出す超広角レンズになる予定。
あと M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO という超広角なのに標準50mm(35mm判換算)まで撮れるズームレンズは、1本だけで行くのにいいかも(購入予定はなし)。

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
質量:155g

LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH.
質量:130g

M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
質量:411g
単焦点は、旅の途中でじっくり被写体と向き合う時間がなくて持っていってもほとんど使うことがなかったので、現在はコンパクトなパンケーキレンズの LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH. 1本のみに落ち着いている。
LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II ASPH. や M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 も何度か旅に持っていってみたけど、これらは旅の途中の片手間の撮影だと使いこなせないと感じた。いやとても良いレンズなんだけど、数週間とかで時間がたっぷり有り余るような旅ができるなら、どちらかもう1本って感じかな。

LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II ASPH.
質量:205g

M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
質量:305g
まだ先になると思うけど、OM SYSTEM OM-5 購入レビュー もアップする予定、お楽しみに!
では、また
釧路駅から根室駅を結ぶ花咲線(根室本線)で運行されているルパン三世のラッピングトレインを別当賀駅(べっとがえき)で撮影。なぜルパン三世がここに居るのかと言うと、この路線にある浜中町が作者のモンキー・パンチ先生の出身地だからなんだとか。
※この記事は前回の記事、「【止まらない衝動】 OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III 購入レビュー、E-M5 Mark II との比較、作例など」の続きみたいなものです。
オリンパス(現OM SYSTEM)のミラーレス一眼カメラのミドルレンジモデル『OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ』の試し撮り写真(作例)をアップ~!理想の旅カメラということで、2022年と2021年の冬の北海道の旅と日常のお散歩スナップの写真など。
なお、OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III と後継モデル OM SYSTEM OM-5 は、画像処理エンジンは違うがイメージセンサーが同じなので、おそらくほぼ同じような撮影結果と思われるので、OM-5 の作例として見てもいいと思う。
↓後継機OM-5

OM SYSTEM OM-5
例によって写真のタイトルは超ー適当なので、あしらず。
※写真は拡大してから矢印キーでも切り替え可能
※拡大画像右下の原寸大ボタンでさらに大きくできます

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
12mm F8 SS1/800 ISO-200
函館本線の山崎駅(北海道)
日本には「山崎駅」という駅名の駅が複数あるが、こちらはJR北海道 函館本線(函館-長万部間)にある山崎駅で、読み方は「やまさきえき」。駅の住所の「北海道二海郡八雲町山崎」の地名の山崎は「やまざき」と読むので、なぜ「やまさき」なのかは謎。
プラットホームから海が見える駅で、無人駅だが小さな駅舎や駅前にロッジ風のレストランもある。
私が旅のメインレンズとして使っているM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROで撮影。PROレンズシリーズはとにかく安定してカッチリ写るので、旅の記録に最適だ。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
45mm F8 SS1/250 ISO-200
中ノ沢駅のダルマ駅舎
こちらもJR北海道 函館本線(函館-長万部間)にあるダルマ駅舎(貨車駅舎)が素敵な中ノ沢駅(なかのさわえき)。
JR駅北海道が次々と駅を廃止にしてゆく為、この貴重なダルマ駅舎がある駅は今や絶滅危惧駅である。JR北海道に多く現存していて、それ以外だとJR四国で見たことあるくらいで、他ではまだ見れていない。調べたら一応、JR北海道以外だと11駅現存しているらしい。
今年、留萌本線のダルマ駅が3駅も絶滅(廃止)してしまい、また函館本線のダルマ駅(おそらく3駅)も北海道新幹線が開通したらどうなるかわからないので、今後も徐々に消えゆく定めと思われる。
一応、JR北海道の把握しているダルマ駅で、まだ行けてないのが廃線が確定している函館本線(長万部-小樽間)の二股駅(ふたまたえき)と廃線になるかもしれない函館本線砂原支線の尾白内駅(おしろないえき)なので、数年以内に行っておかないとと思っている。
なおこちらもM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROで、望遠端45mm(換算90mm)で撮影。PROレンズシリーズの特徴として、広角端から望遠端まで安定してキッチリ写るので、安心して使える。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 ASPH.
8mm F8 SS1/640 ISO-200
朝の門静駅とキハ40
JR北海道 花咲線こと根室本線(釧路-根室間)の門静駅(もんしずえき)で撮影した朝の光の中から現れたキハ40。とにかく北海道は、朝の澄みきった空気がとても心地よい。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 ASPH.というパナライカの超広角ズームレンズの換算16mmで撮影。オリンパス(現OM SYSTEM)のPROレンズはカリカリのシャープな写りが特徴だが、それと比べるとパナライカは少し柔らかな描写になる感じ。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
12mm F8 SS1/640 ISO-200
秘境駅 南斜里駅
JR北海道 釧網本線の南斜里駅(みなみしゃりえき)は、シンプルな作りのプラットホームのみで、駅舎、待合室はおろかベンチすらないとても魅惑的な秘境駅だ。
この駅を通過する度に車窓から眺めながら、いつか訪問したいと思い続けていたが、到達困難な駅だったのでなかなか訪問は叶わず、結局、廃止が決まってしまった為、ここを目指して訪れた。
秘境駅って上陸も離脱も困難な駅ばかりだから、わざわざそこだけを目指して行かないと訪問するのが難しい。
そしてこの南斜里駅はこの訪問の数日後の2021年3月13日のダイヤ改正に伴い廃止になった。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
12mm F5.6 SS1/8 ISO-400
夜明け前の最北の秘境駅 抜海駅
こちらは日本の最北にある秘境駅と言われる抜海駅(ばっかいえき)を夜明け前に訪れて撮影したもの。マジックアワーもいいけど、その少し前の青に染まってゆく過程もけっこう好き。
ちなみに抜海駅は日本最北の木造駅舎の駅でもある。古くて立派な駅舎がとてもいい感じ。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
45mm F8 SS1/2000 ISO-400
超弩級秘境駅 糠南駅
これは秘境駅マニアなら一度は訪れたい到達超困難な超弩級秘境駅の一つである宗谷本線の糠南駅(ぬかなんえき)。
短い木製のプラットホームと小さな物置型待合室が特徴の秘境駅だ。この駅を通過する度に車窓からあの待合室(物置)の中がどうなっているのか気になってしかたがなかった。
もし旭川駅からこの糠南駅に日中に列車で訪問する場合は、始発で約4時間かけて行く1日1本だけのワンチャンス。おそらく日本人の99.999%は人生で1度も訪れることがないだろう、そんな駅。
雑草の黄色い花
「雑草という名の草はない」「すべての草に名があり役割がある」、朝ドラ「らんまん」のモデル牧野富太郎の名言。タンポポみたいな小さい花、よくわからないのでとりあえず雑草と呼んでしまうんだけれど、本当はちゃんと名前があるんだろうね。
モノクローム狛犬
何でもないような写真は、モノクローム&フィルム写真風に加工すれば、それぽく見える~!
安くて写りがいいパンケーキレンズLUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.は、小さくて軽い(約87g)ので旅にとりあえず持っていくことが多い。宿泊の宿から食事に外出する時になど荷物を小さくしたい時に使うんだけど、開放F1.7で明るいので夜の飲食店内での料理の撮影などに重宝している。見た目がかなり控え目な感じになるのも店内での撮影にいい。
壁に咲く花
どうしてこんなところに花が咲くのかわからないが、ちゃんと上に向かって咲いているのがなんかすごいと思ってパシャリ。こちらもフィルム写真風におもいっきり加工しているので、本来の描写ではないので、あしからず。
レンズは、LUMIX G MACRO 30mm F2.8 ASPH.という安いマクロレンズ。このレンズはそうでもないけど、安いレンズのゆるい描写でもフィルム写真風に加工する場合は逆にアリだと思っている。
なお、このレンズの換算60mmは、フリマとかの商品撮影に使いやすくてとても重宝している。
岡津町 三嶋神社
犬の散歩コースにある地元の人しかしらない普通の神社。神社って、なぜか納得できる写真がなかなか撮れないので、撮影の練習にけっこういいような気がする。
こちらはパナライカの単焦点レンズ LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.で撮影。オールドレンズっぽい柔らかで温かみがある描写のレンズ。
準パンケーキレンズなので、OM-D E-M5 Mark III や OM-5 との組み合わせの相性もバッチリ。換算30mmなのでお散歩カメラ&スナップシュターとしてベストマッチな1本!

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅢ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
60mm F2.8 SS1/4000 ISO-200
マクロでタンポポ
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroというオリンパス(現OM SYSTEM)の中望遠マクロレンズで撮影。
タンポポって花びらのような一枚一枚が個々の花の集合体だからタンポポの種は大量なんだって。朝ドラらんまんで言ってた。
このマクロレンズけっこう前に買って何度も試しているんだけど、なんか難しすぎて使いこなせる気がしない。換算120mmは室内の物撮りだとワーキングディスタンス(レンズ先端から被写体までの距離)がけっこう長くて使いづらいし、たぶんすごく小さな物を撮る為のレンズなんだろうけど、正直、撮りたい小さな被写体がないので、自分の用途に合ってないと思う。
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以上、「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III 試し撮り 作例」をアップしてみたが、いかがだろうか?フラッグシップモデルのOM-D E-M1 Mark II の画像処理エンジンとイメージセンサーなどほとんど同じ性能を小さなボディに詰め込んだカメラということで、画質等に関しては通常鑑賞用としては必要十分だと思う。
これだけ高画質で、小型・軽量、そして本物の防塵・防滴・耐低温仕様がもたらすシステム全体としての機動力こそ、パナソニックとオリンパスが提唱してきたマイクロフォーサーズのメリット「高画質と小型軽量の両立」の一つの到達点ではないだろうか。
まあ上を見たらAPS-C、フルサイズとさらなる高画質のイメージセンサーを搭載したカメラはあるんだろうけれど、システム全体の価格が高すぎ(特にレンズが高すぎ)て、費用対効果が私の用途に合わないし、フルサイズのでかいレンズのカメラ2台持ちは、考えただけでも「無理ー!」ってなるんだよね。
被写体が決まっている場合やクルマ移動なら大きくて重いカメラでもいいけど、旅行、登山、ストリートスナップなど長く歩く場合は、荷物が重いと疲れちゃって楽しめなくなるから、小さくて軽いこの5系(OM-5&OM-D E-M5 Mark III)でシステムを組むことになったのは必然だと思っている。
今回の試し撮り作例の使用レンズは下記(画像クリックで詳細へ)。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
質量:254g

LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 ASPH.
質量:315g

LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.
質量:87g

LUMIX G MACRO 30mm F2.8 ASPH.
質量:180g

LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.
質量:115g

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
質量:185g
旅レンズとしてオススメの組み合わせなのは、やっぱ同じオリンパス(現OM SYSTEM)のPROレンズシリーズで、その中でも一番小さい私のメインレンズでもある M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO かな。重さと大きさが気にならないなら M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II も選択肢としていいと思う。
もし望遠レンズが必要なら旅レンズとしては M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO がいいのかも(実は最近購入した)。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
質量:382g

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO
質量:382g
もし高倍率ズーム1本で行くなら M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO はかなりオススメだけれど、軽くしたいなら M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3 か M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II も防塵・防滴なので旅レンズとしていいのかも。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
質量:561g

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
質量:455g

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II
質量:285g
超広角は、コンパクトに収納できる M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 を旅に持っていくことが多い。これは換算36mmまでのズームレンズなので、万が一メインが破損した時の予備にもなるんだよね。
あと LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 ASPH. というレンズも買ったんだけれど、これは重くはない(315g)んだけれど、ちょっと大きくてかさばるんだよね。だから最近、小さくて明るい LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH. というレンズを買ったので、今後はこれが旅に持ち出す超広角レンズになる予定。
あと M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO という超広角なのに標準50mm(35mm判換算)まで撮れるズームレンズは、1本だけで行くのにいいかも(購入予定はなし)。

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
質量:155g

LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH.
質量:130g

M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
質量:411g
単焦点は、旅の途中でじっくり被写体と向き合う時間がなくて持っていってもほとんど使うことがなかったので、現在はコンパクトなパンケーキレンズの LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH. 1本のみに落ち着いている。
LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II ASPH. や M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 も何度か旅に持っていってみたけど、これらは旅の途中の片手間の撮影だと使いこなせないと感じた。いやとても良いレンズなんだけど、数週間とかで時間がたっぷり有り余るような旅ができるなら、どちらかもう1本って感じかな。

LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II ASPH.
質量:205g

M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
質量:305g
まだ先になると思うけど、OM SYSTEM OM-5 購入レビュー もアップする予定、お楽しみに!
では、また
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