2022年の廃止駅と北海道&東日本の冬旅の必需品MERRELLのウインターブーツ
2022.02.17 (Thu) : 旅と旅写真
今年も冬旅の季節が近づいて来た。
毎年の恒例行事となりつつあるダイヤ改正に伴う廃止駅を廃止前に巡る冬の鉄道旅である。
去年は計42駅廃止という鬼畜の所行をやり遂げたJR北海道!
去年の廃止駅の詳細は↓この記事
怖い夢に毎夜うなされるのは、JR北海道の恐ろしい計画のせいだ!
例によって今年もJR北海道は貴重な秘境駅もしくは秘境駅に近い無人駅等の廃止を発表済みである。さらに今年はJR東日本も廃止駅を発表している。
2022年の廃止駅は・・・
JR北海道7駅 + JR東日本2駅、 計9駅の廃止!!
JR北海道

JR東日本

JR北海道とJR東日本が発表した具体的な計画は下記である。
※赤文字は私の未訪問駅
■3/12(土)のダイヤ改正に合わせて9駅廃止
※最終営業日は3/11(金)
宗谷本線 1駅
【音威子府 - 幌延間】 歌内駅
根室本線 1駅
【釧路 - 根室間 (JR花咲線)】 糸魚沢駅
函館本線 5駅
【砂原支線】 池田園駅、流山温泉駅、銚子口駅
【函館 - 長万部間】 石谷駅、本石倉駅
北上線 2駅
【北上 - 横手間】 平石駅、矢美津駅
■3/12(土)のダイヤ改正に合わせて営業休止(全列車通過)
JR山田線 1駅
【盛岡 - 宮古間】 平津戸駅
■3/12(土)のダイヤ改正に合わせて移設・改称
JR宗谷本線 1駅
【旭川 - 名寄間】 東風連駅→名寄高校駅
「ん、今年は9駅だけか!?」
去年の42駅という狂った数に比べたらだいぶ少なく感じるが、その配置はやはり鬼畜だった!

「ゲゲェエエエー北海道の北・東・南西の端の方ばかりに配置してやがる!」
これはマジでえげつない配置である。
魔の北海道トライアングル、この領域を訪れる者は跡形もなく忽然と消息を絶つという・・・。
北海道&東日本パスを使って、すべて鈍行移動の場合、まず旭川駅から歌内駅まで約4時間かかるので、ざっと往復8~9時間はかかる。そして旭川駅から糸魚沢駅のあるエリアの釧路駅までは約8時間かかり、釧路駅と糸魚沢駅の往復には最短でも2時間半以上かかる。釧路駅から函館本線の廃止駅があるエリアの森駅までは1日で行くことができず、15時間かけてまずは苫小牧駅まで行き、翌日そこから9時間かけて森駅まで行くといった感じ。
北海道はでっかい、たった7駅だがこれを全部訪問するには、とてつもない時間が必要だ。
さらに秋田県(JR東日本)の2駅があるから大変である。しかもこの2駅、冬季休業中というからこれまたえげつない。どうゆうことかというと、冬の間は列車が止まらないということ。つまり去年の秋の時点で事実上の廃止と同じ状態で、3月11日まで列車が止まることなく終了となる。この2駅をどうするかはまだ検討中だが最寄りの横手駅から歩くしかないだろう。
不幸中の幸いだったのが、去年に宗谷本線を全駅訪問していた、ということだろう。歌内駅まで行かずに済むのはマジで大きい。
「山田線の平津戸駅は時刻表を見ると行くの厳しいなぁ・・・」
■平津戸駅の時刻表
盛岡方面(上り): 6:13、17:29、19:38
宮古方面(下り): 19:09、21:17
営業休止(全列車通過)になるということは、つまりほぼ廃止駅ということなので、できれば行ってみたいが、平津戸駅は現状、日本一始発列車が遅い駅で、宮古行きの始発がなんと19時9分なのだ。しかも隣の駅から歩くと2時間以上かかるので、最短でも往復4時間以上はかかる。
「始発が夜って・・・行くの無理だろ・・・」
以上の通り、今年の冬旅も大変なことになりそうだ。JR東日本の北上線があるので、北海道の上陸に空路は使えないかなーと思っている。正攻法だと日程的に厳しいので、特急オプション券をいかに活用できるかにかかっているといった感じかと。
話変わるけど、写真はこの旅の為に購入した冬旅の必需品、MERRELL(メレル)の「THERMO ROGUE 2 BOA MID GORE-TEX(サーモ ローグ 2 ボア ミッド ゴアテックス)」というウインターブーツ(ウインターシューズ)。
↓これです

MERRELL THERMO ROGUE 2 BOA MID GORE-TEX
去年の旅の途中で、愛用のウインターブーツ、MERRELL MOAB POLAR WATERPROOF(メレル モアブ・ポーラー・ウォータープルーフ)が大破してしまったので、新しく買うことになった。
ラバーの部分はきちんとメンテナンスしないとひび割れする、ということを大破してから知った。
どうやらラバー保護剤というのを塗り込んでから保管しないといけなかったらしい。
↓こうゆうやつ

Collonil(コロニル) 汚れ落とし ラバーブーツクリーナー 150ml
去年の旅は、靴ひもをSALOMON(サロモン)の「Quicklace KIT (クイックレース キット)」という物に変えて、緩みや解けから開放されて喜んでいたんだけど、まさか途中で大破するとは!
ただ壊れたのが最終日だったので、なんとかなったが、前半だったらヤバかったよ。
↓これです

SALOMON Quicklace KIT
今回もMERRELL(メレル)を選んだ最大の理由は、とても履き心地が良かったからだ。私の旅は徒歩も多いので、履き心地はとても重要。
さらに防水や保温の性能も良かったというのもある。足が濡れない、そして寒くない、という基本的な要素をきっちり備えていたので、同じメーカーの方が間違いないだろうという判断。
ちなみに今回のTHERMO ROGUE 2 BOA MID GORE-TEXは、メレルの高機能ウィンターブーツのフラッグシップモデル(最高峰)で、アッパーに防水バリスティック素材、透湿と完全防水にGORE-TEX(ゴアテックス)素材、断熱・保温にはPRIMALOFT(プリマロフト)のゴールド及びエアロジェルを採用、アウトソールは濡れた氷上や雪上で驚異的なグリップ力を発揮するVibram(ビブラム)のArctic Grip(アークティックグリップ) オールテレイン(ラグ5mm深) 搭載といったスペック。
実戦使用はまだだが、ちょっと履いた感じではかなりいい感じなので、防水・断熱・保温・グリップの性能に関して大いに期待できそう。
どの部分がVibram Arctic Gripかわからないんだけど、赤いやつが埋め込まれている部分がめちゃくちゃザラザラしているので、たぶんそれかも。
「うん、これは滑らなそう、だぞ!」
そして何よりこれにして良かったと思ったのが、BOAフィットステムというダイヤルを回転させるだけで簡単にフィット感を調整できるめちゃくちゃ便利な機能。
この丸いのをカチっと引くとワイヤーが緩む。後は足首の差し込みバックルを外すだけで、サッと脱げる。履く時はバックルを差し込んで、丸いのを押し込んでから回転させてワイヤーを締めるだけ。靴ひもに比べて、格段に楽だし、素早くできる。
そして、なにより歩行中の靴ひもの緩みや解けから完全に開放されるのが最高である。
去年のSALOMON Quicklace KITで、靴ひもレスを経験してしまったので、もう靴ひものある靴には戻れない。というか21世紀の現代で靴ひもなんてものが未だに使われていることが信じられないよ!!
届くまでわからなかったんだけれど、量ってみたら重量が片方約100g、両方で約200gほど軽くなった。これまでも軽い方だったので、大きく差はないとは思うけど、歩行がさらに楽になるのは嬉しい。
サイズ感は、足のサイズより0.5大きいもので、指先にゆとりができて、ちょうどいい感じ。つまり足と同じサイズだとぴったり過ぎて指先がちょっときつい感じになると思われる。前回のメレルがぴったりを選んで、ちょっと後悔したので、今回は0.5大きくした。
まあとにかく冬の東北・北海道の旅で、たぶんウインターブーツは最重要装備と言っても過言じゃないかと!
もし普通の靴で雪国を旅しようと考えているのだったら、たぶん後悔すると思うので、今一度よーく考えた方がいいと思うよ。
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以上、そんな訳で、今年も冬の鉄道旅を準備中です。
他にも新しく導入した装備があるので、記事を公開予定。お楽しみに!
では、また
≫≫MERRELLを検索
≫≫ MERRELL THERMO ROGUE 2 BOA MID GORE-TEX
≫≫ Collonil(コロニル) 汚れ落とし ラバーブーツクリーナー
≫≫ SALOMON 靴ひも Quicklace KIT
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冬の北海道鉄道旅の装備(服装など)と演習
P.S. 最強の旅カメラ OM SYSTEM OM-1、ついに出ましたねー!
→OM-1、ほた:ツイート
毎年の恒例行事となりつつあるダイヤ改正に伴う廃止駅を廃止前に巡る冬の鉄道旅である。
去年は計42駅廃止という鬼畜の所行をやり遂げたJR北海道!
去年の廃止駅の詳細は↓この記事
怖い夢に毎夜うなされるのは、JR北海道の恐ろしい計画のせいだ!
例によって今年もJR北海道は貴重な秘境駅もしくは秘境駅に近い無人駅等の廃止を発表済みである。さらに今年はJR東日本も廃止駅を発表している。
2022年の廃止駅は・・・
JR北海道7駅 + JR東日本2駅、 計9駅の廃止!!
JR北海道

JR東日本

JR北海道とJR東日本が発表した具体的な計画は下記である。
※赤文字は私の未訪問駅
■3/12(土)のダイヤ改正に合わせて9駅廃止
※最終営業日は3/11(金)
宗谷本線 1駅
【音威子府 - 幌延間】 歌内駅
根室本線 1駅
【釧路 - 根室間 (JR花咲線)】 糸魚沢駅
函館本線 5駅
【砂原支線】 池田園駅、流山温泉駅、銚子口駅
【函館 - 長万部間】 石谷駅、本石倉駅
北上線 2駅
【北上 - 横手間】 平石駅、矢美津駅
■3/12(土)のダイヤ改正に合わせて営業休止(全列車通過)
JR山田線 1駅
【盛岡 - 宮古間】 平津戸駅
■3/12(土)のダイヤ改正に合わせて移設・改称
JR宗谷本線 1駅
【旭川 - 名寄間】 東風連駅→名寄高校駅
「ん、今年は9駅だけか!?」
去年の42駅という狂った数に比べたらだいぶ少なく感じるが、その配置はやはり鬼畜だった!

「ゲゲェエエエー北海道の北・東・南西の端の方ばかりに配置してやがる!」
これはマジでえげつない配置である。
魔の北海道トライアングル、この領域を訪れる者は跡形もなく忽然と消息を絶つという・・・。
北海道&東日本パスを使って、すべて鈍行移動の場合、まず旭川駅から歌内駅まで約4時間かかるので、ざっと往復8~9時間はかかる。そして旭川駅から糸魚沢駅のあるエリアの釧路駅までは約8時間かかり、釧路駅と糸魚沢駅の往復には最短でも2時間半以上かかる。釧路駅から函館本線の廃止駅があるエリアの森駅までは1日で行くことができず、15時間かけてまずは苫小牧駅まで行き、翌日そこから9時間かけて森駅まで行くといった感じ。
北海道はでっかい、たった7駅だがこれを全部訪問するには、とてつもない時間が必要だ。
さらに秋田県(JR東日本)の2駅があるから大変である。しかもこの2駅、冬季休業中というからこれまたえげつない。どうゆうことかというと、冬の間は列車が止まらないということ。つまり去年の秋の時点で事実上の廃止と同じ状態で、3月11日まで列車が止まることなく終了となる。この2駅をどうするかはまだ検討中だが最寄りの横手駅から歩くしかないだろう。
不幸中の幸いだったのが、去年に宗谷本線を全駅訪問していた、ということだろう。歌内駅まで行かずに済むのはマジで大きい。
「山田線の平津戸駅は時刻表を見ると行くの厳しいなぁ・・・」
■平津戸駅の時刻表
盛岡方面(上り): 6:13、17:29、19:38
宮古方面(下り): 19:09、21:17
営業休止(全列車通過)になるということは、つまりほぼ廃止駅ということなので、できれば行ってみたいが、平津戸駅は現状、日本一始発列車が遅い駅で、宮古行きの始発がなんと19時9分なのだ。しかも隣の駅から歩くと2時間以上かかるので、最短でも往復4時間以上はかかる。
「始発が夜って・・・行くの無理だろ・・・」
以上の通り、今年の冬旅も大変なことになりそうだ。JR東日本の北上線があるので、北海道の上陸に空路は使えないかなーと思っている。正攻法だと日程的に厳しいので、特急オプション券をいかに活用できるかにかかっているといった感じかと。
話変わるけど、写真はこの旅の為に購入した冬旅の必需品、MERRELL(メレル)の「THERMO ROGUE 2 BOA MID GORE-TEX(サーモ ローグ 2 ボア ミッド ゴアテックス)」というウインターブーツ(ウインターシューズ)。
↓これです

MERRELL THERMO ROGUE 2 BOA MID GORE-TEX
去年の旅の途中で、愛用のウインターブーツ、MERRELL MOAB POLAR WATERPROOF(メレル モアブ・ポーラー・ウォータープルーフ)が大破してしまったので、新しく買うことになった。
ラバーの部分はきちんとメンテナンスしないとひび割れする、ということを大破してから知った。
どうやらラバー保護剤というのを塗り込んでから保管しないといけなかったらしい。
↓こうゆうやつ

Collonil(コロニル) 汚れ落とし ラバーブーツクリーナー 150ml
去年の旅は、靴ひもをSALOMON(サロモン)の「Quicklace KIT (クイックレース キット)」という物に変えて、緩みや解けから開放されて喜んでいたんだけど、まさか途中で大破するとは!
ただ壊れたのが最終日だったので、なんとかなったが、前半だったらヤバかったよ。
↓これです

SALOMON Quicklace KIT
今回もMERRELL(メレル)を選んだ最大の理由は、とても履き心地が良かったからだ。私の旅は徒歩も多いので、履き心地はとても重要。
さらに防水や保温の性能も良かったというのもある。足が濡れない、そして寒くない、という基本的な要素をきっちり備えていたので、同じメーカーの方が間違いないだろうという判断。
ちなみに今回のTHERMO ROGUE 2 BOA MID GORE-TEXは、メレルの高機能ウィンターブーツのフラッグシップモデル(最高峰)で、アッパーに防水バリスティック素材、透湿と完全防水にGORE-TEX(ゴアテックス)素材、断熱・保温にはPRIMALOFT(プリマロフト)のゴールド及びエアロジェルを採用、アウトソールは濡れた氷上や雪上で驚異的なグリップ力を発揮するVibram(ビブラム)のArctic Grip(アークティックグリップ) オールテレイン(ラグ5mm深) 搭載といったスペック。
実戦使用はまだだが、ちょっと履いた感じではかなりいい感じなので、防水・断熱・保温・グリップの性能に関して大いに期待できそう。
どの部分がVibram Arctic Gripかわからないんだけど、赤いやつが埋め込まれている部分がめちゃくちゃザラザラしているので、たぶんそれかも。
「うん、これは滑らなそう、だぞ!」
そして何よりこれにして良かったと思ったのが、BOAフィットステムというダイヤルを回転させるだけで簡単にフィット感を調整できるめちゃくちゃ便利な機能。
この丸いのをカチっと引くとワイヤーが緩む。後は足首の差し込みバックルを外すだけで、サッと脱げる。履く時はバックルを差し込んで、丸いのを押し込んでから回転させてワイヤーを締めるだけ。靴ひもに比べて、格段に楽だし、素早くできる。
そして、なにより歩行中の靴ひもの緩みや解けから完全に開放されるのが最高である。
去年のSALOMON Quicklace KITで、靴ひもレスを経験してしまったので、もう靴ひものある靴には戻れない。というか21世紀の現代で靴ひもなんてものが未だに使われていることが信じられないよ!!
届くまでわからなかったんだけれど、量ってみたら重量が片方約100g、両方で約200gほど軽くなった。これまでも軽い方だったので、大きく差はないとは思うけど、歩行がさらに楽になるのは嬉しい。
サイズ感は、足のサイズより0.5大きいもので、指先にゆとりができて、ちょうどいい感じ。つまり足と同じサイズだとぴったり過ぎて指先がちょっときつい感じになると思われる。前回のメレルがぴったりを選んで、ちょっと後悔したので、今回は0.5大きくした。
まあとにかく冬の東北・北海道の旅で、たぶんウインターブーツは最重要装備と言っても過言じゃないかと!
もし普通の靴で雪国を旅しようと考えているのだったら、たぶん後悔すると思うので、今一度よーく考えた方がいいと思うよ。
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以上、そんな訳で、今年も冬の鉄道旅を準備中です。
他にも新しく導入した装備があるので、記事を公開予定。お楽しみに!
では、また
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P.S. 最強の旅カメラ OM SYSTEM OM-1、ついに出ましたねー!
→OM-1、ほた:ツイート
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