2019 Happy New Year 平成最後の正月に平成の旅を振り返る 海外:また行ってみたい国ランキングTOP3
2019.01.04 (Fri) : 旅と旅写真
写真はラオスの首都ヴィエンチャン(ビエンチャン)のメコン川沿いで見た「メコンの夕日」。
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
今年は平成最後の正月、平成31年の正月ってことで、なんだかんだ平成を30年間も生きてきたんだなーと思うと同時にあれからもう30年も経ったのかと驚きでもある。
あれからって何?って平成と言えば、あれですよあれ!
「ん・・・平成と言えばなんだろう、うーん・・・・」
「ダメだ、この顔しか思い浮かばない・・・」

最近、記憶力が低下しているのか、昔のことが思い出せなくて。
苦しいことばかり思い出すからあまり思い出したくないのかな平成(笑)。まあ私の平成はもう大人だったから、ほとんどの時間は仕事をしていたからというのもある。
平成最後の正月に平成の旅を振り返る
今回は平成30年間で行った旅で、「海外:また行ってみたい国ランキングTOP3」を考えてみた!
目をつぶれば思い出す、忘れられないあの風景、思えばいろいろな国を旅したっけなぁー(しみじみ)。まあほとんど東南アジアだけど・・・。
その中で、私の心に残る国、また行ってみたい国、
それは・・・
第1位 ラオス

自分でも意外なんだが、後でジワジワとまた行きたいとなったのが実はラオスだった。わりと長めの一人旅の道中、首都ヴィエンチャン(ビエンチャン)に2泊したんだけれど、実際に行ってみたらやっぱもっと長い滞在予定にすればよかったと後悔。
≫ ヴィエンチャン(ビエンチャン)の場所(Googleマップより)
なお今回掲載の写真は、すべてラオス。
写真はヴィエンチャン(ビエンチャン)中央にある凱旋門アヌサーワリー・パトゥーサイからの眺め
行く前にラオスに行ったことがあるおっさんの友人YJから聞いた言葉。
「ラオスなんて1泊で十分だ、何もすることがない」
それを聞いてなるほどと思い、2泊だけに決めた。
友人の言う通り、ラオスには何もなかった。
ヴィエンチャンの街は本当に首都なの?と思えるほど小さくて、高層ビルもなく、信号機もほとんどなく、車もバイクも人通りも少ない。
街の中心にある商業施設(デパート)タラートサオ・モールは、なぜか真っ暗で、よく停電するらしい。他にヴィエンチャンセンターという新しいショッピングモールもあるらしい。
写真はタート ルアンという黄金に輝く仏塔
メジャーな観光地はアヌサーワリー・パトゥーサイという凱旋門とタート ルアンという仏塔の2箇所のみ、レンタル自転車で2時間ほどで観光できた。
毎晩開催されるメコン川沿いのナイトマーケットは、食べ物屋台が少なく、観光客向けというより地元民向けの品揃え、しかも終わるのが早い。なお通りにあるレストランも夜10時くらいにはほとんど閉まってしまう。
あとはメコン川があるだけ。
まとめると、首都ヴィエンチャン(ビエンチャン)にあるのは、
デパート 2つ
観光地 2つ
ナイトマーケット 1つ
メコン川 1つ
これだけである。
信じられないかもしれないが、本当にそれがすべてだった。
※あくまでも2日間で確認できた範囲の話
でもね、この国に着いた時から、他とは明らかに違う何かを感じていた。なんだかわからないが、とにかく何かが違う。
写真は外国人向けレストランやホテルが多数ある川沿いエリアの通りの一つ。ちなみに滞在中の夕食は左の壁際にテーブルが並ぶ「Kataenoy」というシーフード系ラオス料理店で食べた。ラオス料理はタイ料理に似ていて、普通においしいし、安いのでおすすめ。
≫ ラオス料理店 Kataenoy の場所(Googleマップより)
まず気づいたのは、ラオスには急いでいる人がいないということ。忙しそうにしている人がいない。みんなとてものんびりしている。
車もバスもオートバイもわりとゆっくり走行、クラクションも鳴らさない。
東南アジアでは、タイの暴走タクシー、ミャンマーの暴走バス、ベトナムの暴走オートバイなどなど、とにかく暴走する乗り物が多いが、ラオスはそのような危険な乗り物は皆無。しかも道路も広い。だから自転車でのんびり散策するのもとても安全。
トゥクトゥクのドライバーはホテルの前で必ず声をかけてくるがまったくしつこくない。料金もわりとあっさりとこちらの希望を聞いてくれるし、シビアなことも言わない。
ちなみに市内にタクシーはほとんど走っていないので、トゥクトゥクが唯一の移動手段になるんだけど、料金はタイよりちょっと割高な感じ。ただレンタル自転車は激安なのでおすすめ。
働く人はガツガツした感じがまったくなく、圧迫感も、威圧感もなく、とても正直でまじめ。騙されたり、ごまかされたりは一度もなかった。物乞いもいないし、そのようなことをさせられている子どももいない。
人々はおおらかで、表情は穏やか、そして笑顔がとても爽やか。
それにメコンに落ちる夕日はとても美しく感動的で、メコンから吹く夜風は涼しくてとても気持ちがいい。
メコン川沿いの公園で夕日を見ながらくつろぐ人々
突然鳴り響く爆音のエアロビ音楽
ナイトマーケットに来た人々の本当に楽しそうな様子
屋台に集い本当に美味しそうに食事をする人々
ゲーム屋台で無邪気に遊ぶ子どもたち
景品のぬいぐるみはポケモンもディズニーもサンリオもない。でもドラえもんだけはある。やはりドラえもんは偉大だ。
玄関からスキップしながらどこかに向かう裸足の子ども
砂っぽい道を裸足で痛くないの?熱くないの?と心配になってしまう。
その横を通り過ぎるノーヘルのオートバイ
ぐちゃぐちゃの電線
緑が多い町並み
サイドカーに母親を乗せて走るオートバイ
子どもを膝に乗せて走る3人乗りのオートバイ、お父さんはヘルメット着用、子どもはノーヘル
道にセンターラインはなく、路肩は土
仲良く並んで歩く三匹のヤギ
とても貧困国とは思えない美しい建物は、フランス植民地時代の名残か
そしてラオスで唯一の駅、タナレーン駅の周りは本当に何もない
何もない駅だけど、たぶん希望がある
どこか懐かしい風景とゆっくり流れる時間がとても心地いい!
ラオスの1日はとても長く感じたけれど、ラオスで過ごした2日間はあっという間だった。
今でも目をつぶると思い出す、あの不思議な感覚。
子どもの頃に感じたことがある時間の感覚。
1日が長く感じるってことなのかな?
それがなんなのかうまく説明できないんだけれど、ラオスには確かに日本にはない時間の流れがある。
だから、もう一度、それを確かめにラオスに行きたい!
・
・
・
なぜか途中からポエム調になってしまったが、まあ、そんな理由でラオスを1位に選んだ。
ただおっさんの友人YJは、「もう二度と行きたくない」と言っている。その理由は、「何もない、貧困国でしかない、蚊がいる、ハエがいる、海がない、貧乏くさい」という散々な内容。
特に蚊の数が尋常ではなかったと言う。ちなみに私が行った時はハエも蚊も言うほどいなかった。蚊は台湾の方が多く感じた。ハエはミャンマーやベトナムの方が遥かに多かった。
たしかにおっさんの友人YJの言う通り、ラオスにはエンターテイメントは皆無、だからほとんどの日本人は行こうと思わないのかも。
まあ現実、例えばHISの初夢フェアとか見てもラオスはまったく取扱が無いほどの不人気ぶり。実際、現地で日本人を見かけたのは2組だけ、中国人の団体もいなかった。観光客のほとんどは欧米人で、外国人向けのホテルやレストランが集まるメコン川沿いエリアではわりと見かけた。日本人には人気がないが、欧米人にはわりと人気でリピーターも多いらしい。
たぶんこの国は、合う人合わない人がはっきりしているのかも。合わない人が行くともう行きたくないとなり、合う人が行くとまた行きたいとなる。そんな気がした。こればかりは実際に行ってみないとわからないけどね。
もし2度目のラオスを旅するなら、今度はルアンパバーンというラオス北部にある街まで行ってみたいな!
なお、おっさんの友人YJがどのような旅人かと言うと、彼はタイの国境にあるノンカーイ駅から鉄道で国境を超えて何もないタナレーン駅からラオスに入国したツワモノである。これの何が凄いのかと言うと、タナレーン駅にはタクシーはおろかトゥクトゥクやバイタクすらもおらず、そこからヴィエンチャンの街までの交通手段が一切ない到達後離脱超困難駅だからである。
ネットには「乗り合いタクシーがある」という古い情報(ガゼネタ?)もあるが、彼が行った時は本当に何もいなかったという。この駅から離脱するには翌日始発のノーンカーイ行き列車に乗って再びラオスを出国するか(夕方の最終列車で入国した為)、方角だけを頼り(ネットがつながらないので地図が見られない)に徒歩40分ほどのところにあると思われるバス停まで行って路線バスに乗るしかない。このような状況下で私だったらすぐにあきらめて泣きながら歩いていただろう。
しかし彼は決してあきらめなかった。本当に迷惑がる駅員に何度も何度も何度もしつこく泣きついて、ついにバス停までバイクで送ってもらうことに成功したと言う。彼の無計画で行き当たりばったりの旅は、だからおもしろい。これぞまさに冒険野郎、そんな旅人である。
だいぶ長文になってしまったのでラオスは以上、残りのランキングはサクッといきます。
2位 カンボジア

長年運休していた旅客列車の運行がちょっと前に開始されたってことで、2度目のプノンペンに行って鉄旅をしたい。
1度目の旅ではプノンペンに2泊だけだったので、やはりもっと長く滞在すればと後悔した国。これまでの経験上、初めて行く国は最低でも3泊はしないと物足りなさが残るのかも。
カンボジアも時間の流れがゆったりしていて、人々はわりとのんびり。
ただプノンペンは高層ビルもあったし、高級車もバンバン走っていたし、車やバイクも人もすごく多くて、活気があるので、ラオスと比べたら街の雰囲気はまったく違う。
なおおっさんの友人YJは、カンボジアは「当分は行かない」と言っている。理由はカンボジア(具体的にはシェムリアップ)は予想外に金がかかり過ぎだったし、すでに縦横無尽に移動して冒険し尽くし感があるから。もし長期休暇があれば行くかもといったレベルらしい。たしかに彼の行動力からしたらカンボジアには見るべきものが少なかったのかもしれない。
3位 タイ

タイは何度行っても楽しめる完璧なる楽園だと思う。
もうね沖縄とか北海道と同じくらい近くに感じる国。実際、成田から6時間ほどなので、飛び立って、トイレ行って、ビール飲んで、ランチ食べて、お昼寝したら、もう着陸って感じ。ほんと近いです。
ごはんも美味しいし、そこらじゅうにお店あるし、しかも安い。航空券もホテルも乗り物も安い。人々は超親日でフレンドリーだし、とても親切。観光地やエンターテイメントもいくらでもある。
タイに行って嫌いになる人はほとんどいないんじゃないかな?
おっさんの友人YJも一押し絶賛の国、それがタイランド!
以上、平成最後の正月に平成の旅を振り返る「海外:また行ってみたい国ランキングTOP3」でした。
ちなみに国内:また行ってみたい県ランキング第1位は、やっぱり北海道ですねー。何度行ってもまた行きたい。
・
・
・
ということで、このブログを見てくれた皆様の2019年が幸せでありますように。
2019年の私も幸せでありますように。
では、また
≫ ラオスをAmazonで検索
↓旅のお守り

D23 地球の歩き方 ラオス 2019~2020
↓旅をしている人にだけ見えてくる風景がある

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集/村上春樹
↓いつか行きたいあなたに

旅の指さし会話帳(64)ラオス
↓掲載写真に使用したカメラ

OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII
↓掲載写真に使用したレンズ

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
今年は平成最後の正月、平成31年の正月ってことで、なんだかんだ平成を30年間も生きてきたんだなーと思うと同時にあれからもう30年も経ったのかと驚きでもある。
あれからって何?って平成と言えば、あれですよあれ!
「ん・・・平成と言えばなんだろう、うーん・・・・」
「ダメだ、この顔しか思い浮かばない・・・」

最近、記憶力が低下しているのか、昔のことが思い出せなくて。
苦しいことばかり思い出すからあまり思い出したくないのかな平成(笑)。まあ私の平成はもう大人だったから、ほとんどの時間は仕事をしていたからというのもある。
平成最後の正月に平成の旅を振り返る
今回は平成30年間で行った旅で、「海外:また行ってみたい国ランキングTOP3」を考えてみた!
目をつぶれば思い出す、忘れられないあの風景、思えばいろいろな国を旅したっけなぁー(しみじみ)。まあほとんど東南アジアだけど・・・。
その中で、私の心に残る国、また行ってみたい国、
それは・・・
第1位 ラオス

自分でも意外なんだが、後でジワジワとまた行きたいとなったのが実はラオスだった。わりと長めの一人旅の道中、首都ヴィエンチャン(ビエンチャン)に2泊したんだけれど、実際に行ってみたらやっぱもっと長い滞在予定にすればよかったと後悔。
≫ ヴィエンチャン(ビエンチャン)の場所(Googleマップより)
なお今回掲載の写真は、すべてラオス。
写真はヴィエンチャン(ビエンチャン)中央にある凱旋門アヌサーワリー・パトゥーサイからの眺め
行く前にラオスに行ったことがあるおっさんの友人YJから聞いた言葉。
「ラオスなんて1泊で十分だ、何もすることがない」
それを聞いてなるほどと思い、2泊だけに決めた。
友人の言う通り、ラオスには何もなかった。
ヴィエンチャンの街は本当に首都なの?と思えるほど小さくて、高層ビルもなく、信号機もほとんどなく、車もバイクも人通りも少ない。
街の中心にある商業施設(デパート)タラートサオ・モールは、なぜか真っ暗で、よく停電するらしい。他にヴィエンチャンセンターという新しいショッピングモールもあるらしい。
写真はタート ルアンという黄金に輝く仏塔
メジャーな観光地はアヌサーワリー・パトゥーサイという凱旋門とタート ルアンという仏塔の2箇所のみ、レンタル自転車で2時間ほどで観光できた。
毎晩開催されるメコン川沿いのナイトマーケットは、食べ物屋台が少なく、観光客向けというより地元民向けの品揃え、しかも終わるのが早い。なお通りにあるレストランも夜10時くらいにはほとんど閉まってしまう。
あとはメコン川があるだけ。
まとめると、首都ヴィエンチャン(ビエンチャン)にあるのは、
デパート 2つ
観光地 2つ
ナイトマーケット 1つ
メコン川 1つ
これだけである。
信じられないかもしれないが、本当にそれがすべてだった。
※あくまでも2日間で確認できた範囲の話
でもね、この国に着いた時から、他とは明らかに違う何かを感じていた。なんだかわからないが、とにかく何かが違う。
写真は外国人向けレストランやホテルが多数ある川沿いエリアの通りの一つ。ちなみに滞在中の夕食は左の壁際にテーブルが並ぶ「Kataenoy」というシーフード系ラオス料理店で食べた。ラオス料理はタイ料理に似ていて、普通においしいし、安いのでおすすめ。
≫ ラオス料理店 Kataenoy の場所(Googleマップより)
まず気づいたのは、ラオスには急いでいる人がいないということ。忙しそうにしている人がいない。みんなとてものんびりしている。
車もバスもオートバイもわりとゆっくり走行、クラクションも鳴らさない。
東南アジアでは、タイの暴走タクシー、ミャンマーの暴走バス、ベトナムの暴走オートバイなどなど、とにかく暴走する乗り物が多いが、ラオスはそのような危険な乗り物は皆無。しかも道路も広い。だから自転車でのんびり散策するのもとても安全。
トゥクトゥクのドライバーはホテルの前で必ず声をかけてくるがまったくしつこくない。料金もわりとあっさりとこちらの希望を聞いてくれるし、シビアなことも言わない。
ちなみに市内にタクシーはほとんど走っていないので、トゥクトゥクが唯一の移動手段になるんだけど、料金はタイよりちょっと割高な感じ。ただレンタル自転車は激安なのでおすすめ。
働く人はガツガツした感じがまったくなく、圧迫感も、威圧感もなく、とても正直でまじめ。騙されたり、ごまかされたりは一度もなかった。物乞いもいないし、そのようなことをさせられている子どももいない。
人々はおおらかで、表情は穏やか、そして笑顔がとても爽やか。
それにメコンに落ちる夕日はとても美しく感動的で、メコンから吹く夜風は涼しくてとても気持ちがいい。
メコン川沿いの公園で夕日を見ながらくつろぐ人々
突然鳴り響く爆音のエアロビ音楽
ナイトマーケットに来た人々の本当に楽しそうな様子
屋台に集い本当に美味しそうに食事をする人々
ゲーム屋台で無邪気に遊ぶ子どもたち
景品のぬいぐるみはポケモンもディズニーもサンリオもない。でもドラえもんだけはある。やはりドラえもんは偉大だ。
玄関からスキップしながらどこかに向かう裸足の子ども
砂っぽい道を裸足で痛くないの?熱くないの?と心配になってしまう。
その横を通り過ぎるノーヘルのオートバイ
ぐちゃぐちゃの電線
緑が多い町並み
サイドカーに母親を乗せて走るオートバイ
子どもを膝に乗せて走る3人乗りのオートバイ、お父さんはヘルメット着用、子どもはノーヘル
道にセンターラインはなく、路肩は土
仲良く並んで歩く三匹のヤギ
とても貧困国とは思えない美しい建物は、フランス植民地時代の名残か
そしてラオスで唯一の駅、タナレーン駅の周りは本当に何もない
何もない駅だけど、たぶん希望がある
どこか懐かしい風景とゆっくり流れる時間がとても心地いい!
ラオスの1日はとても長く感じたけれど、ラオスで過ごした2日間はあっという間だった。
今でも目をつぶると思い出す、あの不思議な感覚。
子どもの頃に感じたことがある時間の感覚。
1日が長く感じるってことなのかな?
それがなんなのかうまく説明できないんだけれど、ラオスには確かに日本にはない時間の流れがある。
だから、もう一度、それを確かめにラオスに行きたい!
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なぜか途中からポエム調になってしまったが、まあ、そんな理由でラオスを1位に選んだ。
ただおっさんの友人YJは、「もう二度と行きたくない」と言っている。その理由は、「何もない、貧困国でしかない、蚊がいる、ハエがいる、海がない、貧乏くさい」という散々な内容。
特に蚊の数が尋常ではなかったと言う。ちなみに私が行った時はハエも蚊も言うほどいなかった。蚊は台湾の方が多く感じた。ハエはミャンマーやベトナムの方が遥かに多かった。
たしかにおっさんの友人YJの言う通り、ラオスにはエンターテイメントは皆無、だからほとんどの日本人は行こうと思わないのかも。
まあ現実、例えばHISの初夢フェアとか見てもラオスはまったく取扱が無いほどの不人気ぶり。実際、現地で日本人を見かけたのは2組だけ、中国人の団体もいなかった。観光客のほとんどは欧米人で、外国人向けのホテルやレストランが集まるメコン川沿いエリアではわりと見かけた。日本人には人気がないが、欧米人にはわりと人気でリピーターも多いらしい。
たぶんこの国は、合う人合わない人がはっきりしているのかも。合わない人が行くともう行きたくないとなり、合う人が行くとまた行きたいとなる。そんな気がした。こればかりは実際に行ってみないとわからないけどね。
もし2度目のラオスを旅するなら、今度はルアンパバーンというラオス北部にある街まで行ってみたいな!
なお、おっさんの友人YJがどのような旅人かと言うと、彼はタイの国境にあるノンカーイ駅から鉄道で国境を超えて何もないタナレーン駅からラオスに入国したツワモノである。これの何が凄いのかと言うと、タナレーン駅にはタクシーはおろかトゥクトゥクやバイタクすらもおらず、そこからヴィエンチャンの街までの交通手段が一切ない到達後離脱超困難駅だからである。
ネットには「乗り合いタクシーがある」という古い情報(ガゼネタ?)もあるが、彼が行った時は本当に何もいなかったという。この駅から離脱するには翌日始発のノーンカーイ行き列車に乗って再びラオスを出国するか(夕方の最終列車で入国した為)、方角だけを頼り(ネットがつながらないので地図が見られない)に徒歩40分ほどのところにあると思われるバス停まで行って路線バスに乗るしかない。このような状況下で私だったらすぐにあきらめて泣きながら歩いていただろう。
しかし彼は決してあきらめなかった。本当に迷惑がる駅員に何度も何度も何度もしつこく泣きついて、ついにバス停までバイクで送ってもらうことに成功したと言う。彼の無計画で行き当たりばったりの旅は、だからおもしろい。これぞまさに冒険野郎、そんな旅人である。
だいぶ長文になってしまったのでラオスは以上、残りのランキングはサクッといきます。
2位 カンボジア

長年運休していた旅客列車の運行がちょっと前に開始されたってことで、2度目のプノンペンに行って鉄旅をしたい。
1度目の旅ではプノンペンに2泊だけだったので、やはりもっと長く滞在すればと後悔した国。これまでの経験上、初めて行く国は最低でも3泊はしないと物足りなさが残るのかも。
カンボジアも時間の流れがゆったりしていて、人々はわりとのんびり。
ただプノンペンは高層ビルもあったし、高級車もバンバン走っていたし、車やバイクも人もすごく多くて、活気があるので、ラオスと比べたら街の雰囲気はまったく違う。
なおおっさんの友人YJは、カンボジアは「当分は行かない」と言っている。理由はカンボジア(具体的にはシェムリアップ)は予想外に金がかかり過ぎだったし、すでに縦横無尽に移動して冒険し尽くし感があるから。もし長期休暇があれば行くかもといったレベルらしい。たしかに彼の行動力からしたらカンボジアには見るべきものが少なかったのかもしれない。
3位 タイ

タイは何度行っても楽しめる完璧なる楽園だと思う。
もうね沖縄とか北海道と同じくらい近くに感じる国。実際、成田から6時間ほどなので、飛び立って、トイレ行って、ビール飲んで、ランチ食べて、お昼寝したら、もう着陸って感じ。ほんと近いです。
ごはんも美味しいし、そこらじゅうにお店あるし、しかも安い。航空券もホテルも乗り物も安い。人々は超親日でフレンドリーだし、とても親切。観光地やエンターテイメントもいくらでもある。
タイに行って嫌いになる人はほとんどいないんじゃないかな?
おっさんの友人YJも一押し絶賛の国、それがタイランド!
以上、平成最後の正月に平成の旅を振り返る「海外:また行ってみたい国ランキングTOP3」でした。
ちなみに国内:また行ってみたい県ランキング第1位は、やっぱり北海道ですねー。何度行ってもまた行きたい。
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ということで、このブログを見てくれた皆様の2019年が幸せでありますように。
2019年の私も幸せでありますように。
では、また
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YJさん (2019-01-05) edit
ラオスもカンボジアもとても良い国です。また行きたいです。
ひと言でいいので、気軽にコメントしていってください!
あなたのそのひと言がこのブログ運営の原動力なのです。よろしくお願いします。
あなたのそのひと言がこのブログ運営の原動力なのです。よろしくお願いします。
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