我がiPhone7PlusのSIMはLINEモバイルにしてみた!
2018.07.04 (Wed) : モバイル
前回の記事(2018年の今、iPhone Xでも8 Plusでも6s PlusでもなくiPhone 7 Plusを買った理由)でお伝えした通り、ガラケー+iPad mini2の2台持ちだったのが、今年になって突如iPhone 7 Plusを購入した。その目的の一つが「格安SIMをで毎月の料金を下げる」ということなんだけど、今回は実際に私が導入した格安SIMのMVNOについてお伝えする。
MVNOというのは、Mobile Virtual Network Operatorの略で、日本語だと仮想移動体通信事業者と言うらしい。仮想移動体通信事業者というのは自前の通信設備などを所有運用せずにNTTドコモやKDDI(au)、SoftBankなどのキャリアから回線を借りて通信サービスをする事業者のこと。まあつまり簡単に言えばMVNOとは格安SIMの会社という理解でもいいのかも。
格安SIMがなぜ安いのか、それは通信設備を自社で持たないから。もし全国を網羅する通信設備をゼロから設置していったら莫大な設備投資が必要になるわけだけれど、それを借りているだけなのでその分のコストが下がり、料金も安くなるという事らしい。
たとえばNTTドコモから回線を借りている格安SIMなら、当然ドコモと同じ回線になる。ならばドコモと契約している人とまったく同じかと言うと、回線は確かに同じだが、格安SIMの場合は借りている帯域に限りがあるので、理論上は通信速度や安定性がキャリアより落ちるということらしい。
外出時でもオンラインゲームをしたり動画を見たりしたいなら、高くてもキャリアで契約した方がいいのかもしれないけれど、私の場合、外出時はメールやSNS、ヤフオクやフリマアプリのチェックくらいしかしないし、月の95%以上はWi-Fi環境で使っている。
だから格安SIMでまったく問題なし!
それと過去に格安SIMのmineo(マイネオ)を入れたiPad mini 2を数日間の旅で使ってきたけど、通信速度や安定性も含めて特になんの問題も感じなかった。キャリアの速さをあまり知らないからかもしれないけれど実際に遅いと感じたことはない。
さて本題、アイホンユーザーになった私が今回選んだ格安SIMは・・・すでにタイトルと写真でわかっちゃってると思うけど・・・
のん(能年玲奈)のCMで同じみ
LINE・SNS使い放題。1,110円から、
愛と革新。LINE MOBILE
そうあのLINEの格安SIM会社だ。
LINEモバイルとは→LINE MOBILE 公式サイト
なぜLINEモバイルなのか?
それは、のん(能年玲奈)がCMをしているから・・・というのは半分冗談だけど、実際の理由は下記の3点である。
1. シンプルでわかりやすい料金プラン
大手キャリアの料金のわかりづらさ、わざとわかりずらくしているとしか思えないあの料金プラン、さっぱりわからないふざけた注釈だらけの料金システムが頭にキていた私にとって、LINEモバイルの料金プランのなんとシンプルなこと!これだよこれ、こんなシンプルでわかりやすい料金システムが欲しかったんだよ。実際の料金プランは下記の3種類だ。
LINEフリープラン
特徴:LINEアプリの通話・トークのデータ消費ゼロ
月間データ容量: 1GB
料金:データSIM月額500円、データSIM(SMS付き)月額620円、音声通話SIM月額1200円
コミュニケーションフリープラン
特徴:LINE、Twitter、Facebook、Instagramのデータ消費ゼロ
月間データ容量: 3GB、5GB、7GB、10GB
料金:データSIM(SMS付き)月額1110~円、音声通話SIM月額1690~円
MUSIC+プラン
特徴:LINE MUSICとLINE、Twitter、Facebook、Instagramのデータ消費ゼロ
月間データ容量: 3GB、5GB、7GB、10GB
料金:データSIM(SMS付き)月額1810~円、音声通話SIM月額2390~円
「データSIM」というのはiPadなど通話が必要ない端末用のSIMカードで、iPhoneの場合は通話も必要なので「音声通話SIM」を選ぶことになる。もちろん私は一番安いLINEフリープラン音声通話SIM月額1200円だ。
ちなみに余ったデータは翌月末まで繰越可能で、もし使い切ってしまって足りなくなった場合は0.5GB/500円からデータ容量の追加購入(データチャージ)も可能だ。
2. 月間データ容量が少ない
ほとんどWi-Fiで運用している私の場合、1ヶ月のデータ使用量は平均300MB以下である。旅に行った月でもトータル500MB前後なので、本当は500MBくらいのプランが最適なんだけど、そのような少ないデータ容量かつ格安なプランを用意しているところがほとんどない中で、LINEフリープランは1GB/500円とまさに理想のコストパフォーマンスだった。まあ通話の分がプラス700円かかるので、実際は月1200円なんだけど、まあそれでも他にくらべて安い。
3. データフリーが凄い
今の時代、電話もメールも使わずにすべてLINE(ライン)のLINE通話やトークで完結しちゃうって人は多いと思うけど、LINEモバイルのすべての料金プランには、もれなくLINEアプリの通話&トークのデータフリー(データ消費ゼロ、以前はカウントフリーと表記されていた)が標準装備されているから最高だ。
どういう事かというと、つまりLINEアプリを使った下記などのデータ通信に対して、データ通信量をまったく消費しないということ。
・音声通話
・トーク
・画像や動画の送受信
・タイムライン
友人や家族または会社などで日頃からLINEでやり取りしている人ならつまりデータ代は実質すべてタダという凄いプランなのだ。
これはLINEモバイルならではのメリットだ。例えば旅先からLINEで友人に動画を送りたいって時でも、LINEモバイル同士ならデータ容量を気にせずバンバン送受信できちゃう。
なおデータ容量をすべて使い切った場合、最大200kbpsという激遅な通信速度に制限されてしまうらしいが、LINEなどデータフリー対象アプリの利用時は通常の速度で利用できるのもメリットだろう。
まあ私の場合、LINE使用頻度は低い方なので3番目の理由としたが、人によってはこれがこのSIMを選ぶ1番の理由になりうるんじゃないかな。
ちなみにLINEモバイルの場合、ドコモやauのような24時間かけ放題(カケホ、カケホーダイプラン)は用意されていないが、「10分電話かけ放題」という月額880円のオプションは用意されている。
他に「端末保証」「Wi-Fiオプション」「ウイルスバスターオプション」「LINE MUSICオプション」「フィルタリングオプション(無料)」「留守番電話」「割込通話」「通話明細」「転送電話(無料)」などのオプションが用意されているが、これらが必要な場合は格安のメリットが減るので、大手キャリアとトータル料金で比較する必要があるかも。
以上がLINEモバイルを選んだ主な理由なんだけど、これ以外の理由としては通信速度の評価がわりと高いというのもある。
キャリア直結の格安SIMとしてUQモバイル(KDDI)、Ymobile(SoftBank)、OCNモバイルONE(NTT)というのがあって、やはりこれらは格安SIMとしては通信速度が比較的に速いらしく評価が高い。そりゃそーだキャリア直結の企業なんだから優遇されてるってことなんだろう。
これらキャリア直結格安SIMを除いた他の格安SIMの中では一応LINEモバイルの通信速度は上位に位置しているらしい。これは予想だが、LINEモバイルが確保している帯域が他の格安SIMより多いからだと思った。つまり利益よりも顧客の利便性を優先しているということだと勝手に期待。
しかし悲しいことに私が契約してから数ヶ月後のつい最近、LINEモバイルがソフトバンクに買収されてしまった。それによりドコモ回線に加えソフトバンク回線も選べるマルチキャリア対応になったので、SoftBankの端末を持っている人には朗報かもしれないが、SIMフリー端末かつすでにドコモ回線のプランを選んでいる私の場合、特にメリットはない。
それよりもこれまでのシンプルでわかりやすい料金プランが、SoftBankが介入することで何が何だか分からないプランに改悪されてしまうのが心配だ。まあその場合は速攻で乗り換えると思うけど(笑)。気軽に乗り換えができるのは、SIMフリー端末一括購入のメリットだよ。
私はもう通信会社に縛られない、縛られたくない、
まさにSIMフリー、SIM自由、おれは自由だぁー!
そんな訳で、auのガラケーをMNP(番号ポータビリティ )して、LINEモバイルに変更したその手順もサクっと書いておく。
1. SIMフリー版 iPhone 7 Plus 購入
ヤフオク、メルカリ、ラクマを根気よく監視して安く入手できたよ!
2. LINEモバイル・エントリーパッケージを購入
このLINEモバイル・エントリーパッケージを使えば登録事務手数料3000円(税抜)が無料というかこれの購入額に抑えられる。なおこれにはエントリーコードが記載された紙が入っているだけで、SIMは申込み後に改めてLINEモバイルから送られてくる。
↓これです

LINEモバイル・エントリーパッケージ
3. auに電話~MNP申し込み~予約番号と有効期限を取得
MNPというのは携帯会社を変更した場合に、それまで使っていた電話番号はそのままで変更ができる制度のこと。ちなみにauのMNP手数料は3000円。
なお解約月以外で解約する場合は9500円ほどの解約手数料がかかる。私の場合はauの加入11年目以降の長期契約ユーザーってことで解約手数料が安くなって、3000円で済んだよ。
4. LINEモバイルのWebサイトでMNP転入申し込み
コードを使用して申し込みを選択し、エントリコード入力
↓
MNP予約番号、有効期限、電話番号を入力
↓
料金プラン、データ容量、サービスタイプ(データ+SMS+音声通話)を選択
↓
SIMカードサイズ、オプションの選択
↓
契約者・利用者情報等の入力
↓
メールアドレスに確認メールが届く
↓
本人確認書類のアップロード
↓
支払い方法、ログインIDとパスなどの入力
↓
数分で完了~とても簡単だったよ。
今回、申し込みを行った時刻は17:30頃。
5. 契約成立メール~SIMカード発送メールがきた
契約成立メールが来たのは申し込み翌日10:30頃だったので、約12時間後くらい後だった。
そしてSIMカード発送のメールが来たのが同日15:40頃だった。
6. SIMカードがクロネコメール便で届く
届いたのはSIMカード発送メールの翌日の午前中だったよ。
4のLINEモバイルWebサイトで申し込んでからだいたい39~43時間以内くらいでSIMカードを手に入れることができたことになる。
8. MNP開通手続き及び端末のAPN設定
SIMが届いたらまずはLINEモバイル開通手続きをLINEモバイルwebサイトのマイページで行う。「MNP開通申し込み」ボタンを押してから最短1時間ほどでLINEモバイルの回線に切り替わるらしい。私の場合は深夜23:00頃に行ったので切り替わったのは翌9:30頃だった。
APN(Access Point Name、アクセスポイントネーム)設定(端末再起動含む)は、回線が切り替わってからでもいいんだけど、事前にしておけば電話が使えない時間がなくなる。
やり方は、まずSIMカードを端末に挿入し、Wi-Fi接続でネットにつながる状態でLINEモバイル指定URLからAPN構成プロファイルをダウンロードして設定するだけ(iOSの場合)。詳しくはSIMカードに付属のマニュアルに書いてある。なおAPN構成プロファイルを設定した後に一度、端末を再起動しないと認識されなかった。
9. 開通のお知らせメールがきた
開通のお知らせメールが来たら、端末でネット及び電話ができるかを確認し、問題なければ無事完了~!
なお当然だが開通と同時に元のauのガラケーはつながらなくなる。さらにau IDも速攻で無効になるので、もしauポイントとかが残っている場合は、必ず開通前に手続きを行う必要がある。しかもau WALLETの残高確認もできなくなるので、事前にきっちり使い切っておこう。Amazonギフト券を購入すれば1円単位まで使い切れるよ。うっかり残高を残して解約してしまった場合は、WebMoney社のアプリからなら残高確認ができるらしい。
auWALLETの残高は→Amazonギフト券
無事LINEモバイルへの切り替えが完了した後に行ったことは下記。
・元々使っていたLINEのアカウントの引き継ぎ
・LINEモバイル公式アカウントを友だち追加
・契約者連携or利用者連携の設定
・専用の通話アプリ「いつでも電話」をインストール
それとLINEモバイルはテザリング(インターネット共有)が無料で利用できるので、これまでmineo(マイネオ)で運用していたiPad mini 2のSIMは不要になったので解約した。もちろん実際にiPhone 7 Plus LINEモバイル(ドコモ回線)→テザリング→iPad mini 2 は問題なくできたよ!
さてauのガラケー+マイネオ運用ipad mini 2の2台持ちからLINEモバイル運用iPhone 7 Plusテザリングto iPad mini 2に変更したことで、どれだけ毎月の料金が安くできたのか?
これまでは
au 3Gケータイ通話のみ運用プランEシンプル: 743円
mineo シングルタイプ(データ通信のみ)500MB: 700円
----------------------------------------------------------------------
合計 1443円
↓
これからは
LINEモバイル LINEフリープラン音声通話SIM1GB:1200円
テザリング:0円
-----------------------------------------------------------------------
合計:1200円
毎月243円、年間2916円の削減に成功!
すでに最安を狙って運用していたからあまり安くなってないが、データ容量が倍になってLINEが使い放題になったってことで、まあOKだね!
■LINEモバイルを使ってみたレビュー
今日まで約6ヶ月ほどLINEモバイルを使ってきて、また途中5日間ほどの旅(毎年恒例となってしまった廃止路線訪問の旅、今年は三江線!)で広島から島根までの田舎町でも使ったりしたけど、私の場合は速度も安定性もなんの問題なかった。
それとLINEでデータ容量を一切消費しないという安心感は、なんかいいよ。ただ問題は私の周りはLINEを使ってない人が多いということ(笑)。
高かったけど無理してSIMフリーiPhoneを買ってほんとよかった!人間の自由を縛る悪魔のような市場独占裏談合大手キャリアと決別できたということは、お金以上の喜びだ!...と思っていた矢先にLINEモバイルはSoftBankの子会社になってしまったが...ああぁぁぁ....orz
以上、我がiPhone7PlusのSIMはLINEモバイルにしてみた!レポート&レビューでした。
では、また

大人気! 格安SIM LINEモバイルではじめるスマートフォン
MVNOというのは、Mobile Virtual Network Operatorの略で、日本語だと仮想移動体通信事業者と言うらしい。仮想移動体通信事業者というのは自前の通信設備などを所有運用せずにNTTドコモやKDDI(au)、SoftBankなどのキャリアから回線を借りて通信サービスをする事業者のこと。まあつまり簡単に言えばMVNOとは格安SIMの会社という理解でもいいのかも。
格安SIMがなぜ安いのか、それは通信設備を自社で持たないから。もし全国を網羅する通信設備をゼロから設置していったら莫大な設備投資が必要になるわけだけれど、それを借りているだけなのでその分のコストが下がり、料金も安くなるという事らしい。
たとえばNTTドコモから回線を借りている格安SIMなら、当然ドコモと同じ回線になる。ならばドコモと契約している人とまったく同じかと言うと、回線は確かに同じだが、格安SIMの場合は借りている帯域に限りがあるので、理論上は通信速度や安定性がキャリアより落ちるということらしい。
外出時でもオンラインゲームをしたり動画を見たりしたいなら、高くてもキャリアで契約した方がいいのかもしれないけれど、私の場合、外出時はメールやSNS、ヤフオクやフリマアプリのチェックくらいしかしないし、月の95%以上はWi-Fi環境で使っている。
だから格安SIMでまったく問題なし!
それと過去に格安SIMのmineo(マイネオ)を入れたiPad mini 2を数日間の旅で使ってきたけど、通信速度や安定性も含めて特になんの問題も感じなかった。キャリアの速さをあまり知らないからかもしれないけれど実際に遅いと感じたことはない。
さて本題、アイホンユーザーになった私が今回選んだ格安SIMは・・・すでにタイトルと写真でわかっちゃってると思うけど・・・
のん(能年玲奈)のCMで同じみ
LINE・SNS使い放題。1,110円から、
愛と革新。LINE MOBILE
そうあのLINEの格安SIM会社だ。
LINEモバイルとは→LINE MOBILE 公式サイト
なぜLINEモバイルなのか?
それは、のん(能年玲奈)がCMをしているから・・・というのは半分冗談だけど、実際の理由は下記の3点である。
1. シンプルでわかりやすい料金プラン
大手キャリアの料金のわかりづらさ、わざとわかりずらくしているとしか思えないあの料金プラン、さっぱりわからないふざけた注釈だらけの料金システムが頭にキていた私にとって、LINEモバイルの料金プランのなんとシンプルなこと!これだよこれ、こんなシンプルでわかりやすい料金システムが欲しかったんだよ。実際の料金プランは下記の3種類だ。
LINEフリープラン
特徴:LINEアプリの通話・トークのデータ消費ゼロ
月間データ容量: 1GB
料金:データSIM月額500円、データSIM(SMS付き)月額620円、音声通話SIM月額1200円
コミュニケーションフリープラン
特徴:LINE、Twitter、Facebook、Instagramのデータ消費ゼロ
月間データ容量: 3GB、5GB、7GB、10GB
料金:データSIM(SMS付き)月額1110~円、音声通話SIM月額1690~円
MUSIC+プラン
特徴:LINE MUSICとLINE、Twitter、Facebook、Instagramのデータ消費ゼロ
月間データ容量: 3GB、5GB、7GB、10GB
料金:データSIM(SMS付き)月額1810~円、音声通話SIM月額2390~円
「データSIM」というのはiPadなど通話が必要ない端末用のSIMカードで、iPhoneの場合は通話も必要なので「音声通話SIM」を選ぶことになる。もちろん私は一番安いLINEフリープラン音声通話SIM月額1200円だ。
ちなみに余ったデータは翌月末まで繰越可能で、もし使い切ってしまって足りなくなった場合は0.5GB/500円からデータ容量の追加購入(データチャージ)も可能だ。
2. 月間データ容量が少ない
ほとんどWi-Fiで運用している私の場合、1ヶ月のデータ使用量は平均300MB以下である。旅に行った月でもトータル500MB前後なので、本当は500MBくらいのプランが最適なんだけど、そのような少ないデータ容量かつ格安なプランを用意しているところがほとんどない中で、LINEフリープランは1GB/500円とまさに理想のコストパフォーマンスだった。まあ通話の分がプラス700円かかるので、実際は月1200円なんだけど、まあそれでも他にくらべて安い。
3. データフリーが凄い
今の時代、電話もメールも使わずにすべてLINE(ライン)のLINE通話やトークで完結しちゃうって人は多いと思うけど、LINEモバイルのすべての料金プランには、もれなくLINEアプリの通話&トークのデータフリー(データ消費ゼロ、以前はカウントフリーと表記されていた)が標準装備されているから最高だ。
どういう事かというと、つまりLINEアプリを使った下記などのデータ通信に対して、データ通信量をまったく消費しないということ。
・音声通話
・トーク
・画像や動画の送受信
・タイムライン
友人や家族または会社などで日頃からLINEでやり取りしている人ならつまりデータ代は実質すべてタダという凄いプランなのだ。
これはLINEモバイルならではのメリットだ。例えば旅先からLINEで友人に動画を送りたいって時でも、LINEモバイル同士ならデータ容量を気にせずバンバン送受信できちゃう。
なおデータ容量をすべて使い切った場合、最大200kbpsという激遅な通信速度に制限されてしまうらしいが、LINEなどデータフリー対象アプリの利用時は通常の速度で利用できるのもメリットだろう。
まあ私の場合、LINE使用頻度は低い方なので3番目の理由としたが、人によってはこれがこのSIMを選ぶ1番の理由になりうるんじゃないかな。
ちなみにLINEモバイルの場合、ドコモやauのような24時間かけ放題(カケホ、カケホーダイプラン)は用意されていないが、「10分電話かけ放題」という月額880円のオプションは用意されている。
他に「端末保証」「Wi-Fiオプション」「ウイルスバスターオプション」「LINE MUSICオプション」「フィルタリングオプション(無料)」「留守番電話」「割込通話」「通話明細」「転送電話(無料)」などのオプションが用意されているが、これらが必要な場合は格安のメリットが減るので、大手キャリアとトータル料金で比較する必要があるかも。
以上がLINEモバイルを選んだ主な理由なんだけど、これ以外の理由としては通信速度の評価がわりと高いというのもある。
キャリア直結の格安SIMとしてUQモバイル(KDDI)、Ymobile(SoftBank)、OCNモバイルONE(NTT)というのがあって、やはりこれらは格安SIMとしては通信速度が比較的に速いらしく評価が高い。そりゃそーだキャリア直結の企業なんだから優遇されてるってことなんだろう。
これらキャリア直結格安SIMを除いた他の格安SIMの中では一応LINEモバイルの通信速度は上位に位置しているらしい。これは予想だが、LINEモバイルが確保している帯域が他の格安SIMより多いからだと思った。つまり利益よりも顧客の利便性を優先しているということだと勝手に期待。
しかし悲しいことに私が契約してから数ヶ月後のつい最近、LINEモバイルがソフトバンクに買収されてしまった。それによりドコモ回線に加えソフトバンク回線も選べるマルチキャリア対応になったので、SoftBankの端末を持っている人には朗報かもしれないが、SIMフリー端末かつすでにドコモ回線のプランを選んでいる私の場合、特にメリットはない。
それよりもこれまでのシンプルでわかりやすい料金プランが、SoftBankが介入することで何が何だか分からないプランに改悪されてしまうのが心配だ。まあその場合は速攻で乗り換えると思うけど(笑)。気軽に乗り換えができるのは、SIMフリー端末一括購入のメリットだよ。
私はもう通信会社に縛られない、縛られたくない、
まさにSIMフリー、SIM自由、おれは自由だぁー!
そんな訳で、auのガラケーをMNP(番号ポータビリティ )して、LINEモバイルに変更したその手順もサクっと書いておく。
1. SIMフリー版 iPhone 7 Plus 購入
ヤフオク、メルカリ、ラクマを根気よく監視して安く入手できたよ!
2. LINEモバイル・エントリーパッケージを購入
このLINEモバイル・エントリーパッケージを使えば登録事務手数料3000円(税抜)が無料というかこれの購入額に抑えられる。なおこれにはエントリーコードが記載された紙が入っているだけで、SIMは申込み後に改めてLINEモバイルから送られてくる。
↓これです
LINEモバイル・エントリーパッケージ
3. auに電話~MNP申し込み~予約番号と有効期限を取得
MNPというのは携帯会社を変更した場合に、それまで使っていた電話番号はそのままで変更ができる制度のこと。ちなみにauのMNP手数料は3000円。
なお解約月以外で解約する場合は9500円ほどの解約手数料がかかる。私の場合はauの加入11年目以降の長期契約ユーザーってことで解約手数料が安くなって、3000円で済んだよ。
4. LINEモバイルのWebサイトでMNP転入申し込み
コードを使用して申し込みを選択し、エントリコード入力
↓
MNP予約番号、有効期限、電話番号を入力
↓
料金プラン、データ容量、サービスタイプ(データ+SMS+音声通話)を選択
↓
SIMカードサイズ、オプションの選択
↓
契約者・利用者情報等の入力
↓
メールアドレスに確認メールが届く
↓
本人確認書類のアップロード
↓
支払い方法、ログインIDとパスなどの入力
↓
数分で完了~とても簡単だったよ。
今回、申し込みを行った時刻は17:30頃。
5. 契約成立メール~SIMカード発送メールがきた
契約成立メールが来たのは申し込み翌日10:30頃だったので、約12時間後くらい後だった。
そしてSIMカード発送のメールが来たのが同日15:40頃だった。
6. SIMカードがクロネコメール便で届く
届いたのはSIMカード発送メールの翌日の午前中だったよ。
4のLINEモバイルWebサイトで申し込んでからだいたい39~43時間以内くらいでSIMカードを手に入れることができたことになる。
8. MNP開通手続き及び端末のAPN設定
SIMが届いたらまずはLINEモバイル開通手続きをLINEモバイルwebサイトのマイページで行う。「MNP開通申し込み」ボタンを押してから最短1時間ほどでLINEモバイルの回線に切り替わるらしい。私の場合は深夜23:00頃に行ったので切り替わったのは翌9:30頃だった。
APN(Access Point Name、アクセスポイントネーム)設定(端末再起動含む)は、回線が切り替わってからでもいいんだけど、事前にしておけば電話が使えない時間がなくなる。
やり方は、まずSIMカードを端末に挿入し、Wi-Fi接続でネットにつながる状態でLINEモバイル指定URLからAPN構成プロファイルをダウンロードして設定するだけ(iOSの場合)。詳しくはSIMカードに付属のマニュアルに書いてある。なおAPN構成プロファイルを設定した後に一度、端末を再起動しないと認識されなかった。
9. 開通のお知らせメールがきた
開通のお知らせメールが来たら、端末でネット及び電話ができるかを確認し、問題なければ無事完了~!
なお当然だが開通と同時に元のauのガラケーはつながらなくなる。さらにau IDも速攻で無効になるので、もしauポイントとかが残っている場合は、必ず開通前に手続きを行う必要がある。しかもau WALLETの残高確認もできなくなるので、事前にきっちり使い切っておこう。Amazonギフト券を購入すれば1円単位まで使い切れるよ。うっかり残高を残して解約してしまった場合は、WebMoney社のアプリからなら残高確認ができるらしい。
auWALLETの残高は→Amazonギフト券
無事LINEモバイルへの切り替えが完了した後に行ったことは下記。
・元々使っていたLINEのアカウントの引き継ぎ
・LINEモバイル公式アカウントを友だち追加
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・専用の通話アプリ「いつでも電話」をインストール
それとLINEモバイルはテザリング(インターネット共有)が無料で利用できるので、これまでmineo(マイネオ)で運用していたiPad mini 2のSIMは不要になったので解約した。もちろん実際にiPhone 7 Plus LINEモバイル(ドコモ回線)→テザリング→iPad mini 2 は問題なくできたよ!
さてauのガラケー+マイネオ運用ipad mini 2の2台持ちからLINEモバイル運用iPhone 7 Plusテザリングto iPad mini 2に変更したことで、どれだけ毎月の料金が安くできたのか?
これまでは
au 3Gケータイ通話のみ運用プランEシンプル: 743円
mineo シングルタイプ(データ通信のみ)500MB: 700円
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合計 1443円
↓
これからは
LINEモバイル LINEフリープラン音声通話SIM1GB:1200円
テザリング:0円
-----------------------------------------------------------------------
合計:1200円
毎月243円、年間2916円の削減に成功!
すでに最安を狙って運用していたからあまり安くなってないが、データ容量が倍になってLINEが使い放題になったってことで、まあOKだね!
■LINEモバイルを使ってみたレビュー
今日まで約6ヶ月ほどLINEモバイルを使ってきて、また途中5日間ほどの旅(毎年恒例となってしまった廃止路線訪問の旅、今年は三江線!)で広島から島根までの田舎町でも使ったりしたけど、私の場合は速度も安定性もなんの問題なかった。
それとLINEでデータ容量を一切消費しないという安心感は、なんかいいよ。ただ問題は私の周りはLINEを使ってない人が多いということ(笑)。
高かったけど無理してSIMフリーiPhoneを買ってほんとよかった!人間の自由を縛る悪魔のような市場独占裏談合大手キャリアと決別できたということは、お金以上の喜びだ!...と思っていた矢先にLINEモバイルはSoftBankの子会社になってしまったが...ああぁぁぁ....orz
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大人気! 格安SIM LINEモバイルではじめるスマートフォン
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