今年もCP+2018に行ってきた!その2 パナソニック編
2018.03.04 (Sun) : カメラと写真
世界初のミラーレス一眼でありマイクロフォーサーズ規格の第1号機でもあるLUMIX G1(DMC-G1)をパナソニックが2008年8月5日に発売してからまもなく10年目を迎える。
その間、パナソニックはオリンパスと共にマイクロフォーサーズ規格の普及の為に数々の新製品を発売し続けてきた。そして今やこのカメラシステムは、ミラーレス一眼の中ではNo1のシェアとレンズラインナップを誇るマウント規格になった。
そんなミラーレスの生みの親、パナソニックのブースの様子をお伝えー!
≫パナソニックのブースの様子のTweet
まず上の写真のカメラは、私もかつて所有していた初代GF1から続くGFシリーズの(たぶん)8代目「LUMIX GF10(DC-GF10)」だ。装着されているレンズは格安な標準50mm(35mm判換算)レンズ「LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH.」。
マイクロフォーサーズ一眼の現行モデルでとにかく本体が軽いカメラを選ぶならこのGF10と前機種GF9が約240g(本体のみ)と最も軽量だ。
↓これです

Panasonic LUMIX GF10
↓レンズはこれです

LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH.
こちらは今年1月下旬に発売した「LUMIX G9 PRO(DC-G9)」という機動力と操作性を備えたハイエンド機。
パナソニックのフラッグシップ機はGHシリーズの「LUMIX GH5」というカメラだが、どちらかと動画撮影に特化したカメラというイメージである。それに比べこのG9 PROは静止画に重点を置いて開発されたモデルということらしい。だからかCP+でも激しいダンスをするお兄さんを撮影できるタッチ&トライコーナーで、動体撮影性能をアピールしていた。
ただこれまでのGシリーズはどちらかと言えばミドルレンジといったイメージで、ハイエンドはGHシリーズという位置づけだった。それが今回いきなりハイエンドなプロ機として登場したのはなぜなんだろうか。
おそらくそれは世界初のミラーレス一眼であるGシリーズの10年目の節目に、もっと人気のシリーズかつ高性能な定番モデルに昇格させたいというパナソニック側の想いからなんだと想像した。
このG9 PROの登場により、パナソニックのラインナップは、動画メインのGH、静止画メインのG、スナップ向けのGX、エントリー向けのGFと完全に住み分けされたんだと思う。
これまでのGシリーズはわりと中途半端な感じだったので、この選択はありなんだろうけど、そうなるとライバル機はオリンパスのOM-D E-M1 MarkⅡになる訳で、実際どこまで戦えるのか興味深い。
≫LUMIX G9 PROについてのTweet
↓これです

Panasonic LUMIX G9 PRO
↓ライバル機

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII
写真のG9 PROに装着されているレンズがこの「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」という優れた描写力と機動性を兼ね備えたライカF2.8-4.0ズームレンズシリーズの標準ズームレンズだ。35mm判換算で24mmから120mmというとても使いやすそうな焦点距離をカバーしている。
個人的には現在、旅のメインで使っているM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROと画角がかぶるのでこいつを買い足すことはないと思うが、価格も安めだし、ひじょうに魅惑的な1本だ。
ここ数年で、いわゆるパナライカ(LEICA DGシリーズ)のラインナップもかなり充実してきて、オリンパスのM.ZUIKO PROレンズシリーズと共にマイクロフォーサーズの魅力アップにつながっていると思う。やっぱレンズがいろいろ選べる方が楽しいからね。
↓これです

LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
↓比較レンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
今回のCP+で個人的に一番、気になったカメラが3月中旬に発売予定の新製品「LUMIX GX7 MarkⅢ(DC-GX7MK3)」かな。
何がいいって、質感と形がだいぶ洗練されたってとこかな。実際に手にしてみるととても軽くて手に馴染む感じ。
GX7初代ではチルト式ファインダーだったのがGX7 MarkⅡでなぜか固定式に変更され不評だったのが、GX7 Mark3では再びチルト式に戻った。
こちらはブラックのGX7 MarkⅢだ。上から見るとGX7 Mark2と比べモードダイアルの下回りに独立した露出補正ダイアルが追加されている。
≫GX7 MarkⅢについてのTweet
↓これです

LUMIX GX7 MarkⅢ
黒のGX7MarkⅢにも装着されいたのがこの「LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH. 」という35mm判換算30mmの単焦点レンズだ。
だいぶ中古が出回ってきたので、安いのがあったらゲットしようかと密かに企んでいる1本。これをGM1に組み合わせて使ってみたいのだ。
↓これです

LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.
こちらはライカF2.8-4.0ズームレンズシリーズの超広角ズーム「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH.」だ。35mm判換算16mmから36mmをカバーするので、これ1本あればほとんどの場面はOKだと思う。
オリンパスの超広角ズームM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROやパナのLUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH.は円形のレンズフィルターが装着できないが、このレンズはΦ67mmの円形フィルターが装着可能。
↓これです

LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH.
↓比較レンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH.
こちらは昨年12月に発売された35mm判換算400mm超望遠単焦点 ライカDGレンズ「LEICA DG ELMARIT 200mm / F2.8 / POWER O.I.S.」だ。実売価格30万円超えのマイクロフォーサーズで最も高価な1本だ。
付属されている1.4xテレコンバーターの装着により焦点距離を560mm(35mm判換算)まで拡張でき、別売りの2.0xテレコンバーター「DMW-TC20」で800mm(35mm判換算)まで伸ばせる。
このレンズの比較対称はオリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」という35mm判換算600mmの超望遠単焦点レンズだろう。
↓これです

LEICA DG ELMARIT 200mm / F2.8 / POWER O.I.S.
↓テレコン

DMW-TC20
↓比較レンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
これは5月下旬発売予定のライカF2.8-4.0ズームレンズシリーズの超望遠ズーム「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」だ。35mm判換算100mmから400mmをカバーする。
全長約132mm、重量約655gとこのクラスではかなり軽量な望遠ズームレンズだ。この焦点距離とF値は、オリンパスのフォーサーズ用レンズ「ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD」を思い出すけど、あちらは重量995gとかなり重かった。さらにオリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」が重量760gなのでそれよりも約105gも軽い。
別売りの1.4xテレコンバーター「DMW-TC14」を装着すると560mm(35mm判換算)まで焦点距離を拡張できる。さらに別売りの2.0xテレコンバーター「DMW-TC20」を装着で800mm(35mm判換算)まで拡張。
≫パナライカの新製品についてのTweet
↓これです

LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
↓テレコン

DMW-TC14
↓比較レンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
こちらは35mm判換算24mmの大口径広角単焦点レンズ「LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.」だ。
開放F値1.4は、マイクロフォーサーズの換算24mm以下AF搭載超広角レンズで最も明るい。
現在、比較対象とされるのはM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0になるだろう。マニュアルフォーカスレンズを含めるとVoigtländer NOKTON 10.5mm F0.95(COSINA) 、KOWA PROMINAR 12mm F1.8もライバルだろうか。
↓これです

LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.
↓比較レンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

VoightLander NOKTON 10.5mm F0.95 Micro Four Thirds

Kowa PROMINAR 12mm F1.8
以上、CP+パナソニックブースの様子でした。
↓うぇぶかにほん公式Twitterでツイートした会場の様子はこちら
http://twilog.org/webkajp/date-180302/asc
次はソニー、他のブースをお伝え予定
つづく
その間、パナソニックはオリンパスと共にマイクロフォーサーズ規格の普及の為に数々の新製品を発売し続けてきた。そして今やこのカメラシステムは、ミラーレス一眼の中ではNo1のシェアとレンズラインナップを誇るマウント規格になった。
そんなミラーレスの生みの親、パナソニックのブースの様子をお伝えー!
≫パナソニックのブースの様子のTweet
まず上の写真のカメラは、私もかつて所有していた初代GF1から続くGFシリーズの(たぶん)8代目「LUMIX GF10(DC-GF10)」だ。装着されているレンズは格安な標準50mm(35mm判換算)レンズ「LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH.」。
マイクロフォーサーズ一眼の現行モデルでとにかく本体が軽いカメラを選ぶならこのGF10と前機種GF9が約240g(本体のみ)と最も軽量だ。
↓これです
Panasonic LUMIX GF10
↓レンズはこれです
LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH.
こちらは今年1月下旬に発売した「LUMIX G9 PRO(DC-G9)」という機動力と操作性を備えたハイエンド機。
パナソニックのフラッグシップ機はGHシリーズの「LUMIX GH5」というカメラだが、どちらかと動画撮影に特化したカメラというイメージである。それに比べこのG9 PROは静止画に重点を置いて開発されたモデルということらしい。だからかCP+でも激しいダンスをするお兄さんを撮影できるタッチ&トライコーナーで、動体撮影性能をアピールしていた。
ただこれまでのGシリーズはどちらかと言えばミドルレンジといったイメージで、ハイエンドはGHシリーズという位置づけだった。それが今回いきなりハイエンドなプロ機として登場したのはなぜなんだろうか。
おそらくそれは世界初のミラーレス一眼であるGシリーズの10年目の節目に、もっと人気のシリーズかつ高性能な定番モデルに昇格させたいというパナソニック側の想いからなんだと想像した。
このG9 PROの登場により、パナソニックのラインナップは、動画メインのGH、静止画メインのG、スナップ向けのGX、エントリー向けのGFと完全に住み分けされたんだと思う。
これまでのGシリーズはわりと中途半端な感じだったので、この選択はありなんだろうけど、そうなるとライバル機はオリンパスのOM-D E-M1 MarkⅡになる訳で、実際どこまで戦えるのか興味深い。
≫LUMIX G9 PROについてのTweet
↓これです
Panasonic LUMIX G9 PRO
↓ライバル機
OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII
写真のG9 PROに装着されているレンズがこの「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」という優れた描写力と機動性を兼ね備えたライカF2.8-4.0ズームレンズシリーズの標準ズームレンズだ。35mm判換算で24mmから120mmというとても使いやすそうな焦点距離をカバーしている。
個人的には現在、旅のメインで使っているM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROと画角がかぶるのでこいつを買い足すことはないと思うが、価格も安めだし、ひじょうに魅惑的な1本だ。
ここ数年で、いわゆるパナライカ(LEICA DGシリーズ)のラインナップもかなり充実してきて、オリンパスのM.ZUIKO PROレンズシリーズと共にマイクロフォーサーズの魅力アップにつながっていると思う。やっぱレンズがいろいろ選べる方が楽しいからね。
↓これです
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
↓比較レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
今回のCP+で個人的に一番、気になったカメラが3月中旬に発売予定の新製品「LUMIX GX7 MarkⅢ(DC-GX7MK3)」かな。
何がいいって、質感と形がだいぶ洗練されたってとこかな。実際に手にしてみるととても軽くて手に馴染む感じ。
GX7初代ではチルト式ファインダーだったのがGX7 MarkⅡでなぜか固定式に変更され不評だったのが、GX7 Mark3では再びチルト式に戻った。
こちらはブラックのGX7 MarkⅢだ。上から見るとGX7 Mark2と比べモードダイアルの下回りに独立した露出補正ダイアルが追加されている。
≫GX7 MarkⅢについてのTweet
↓これです
LUMIX GX7 MarkⅢ
黒のGX7MarkⅢにも装着されいたのがこの「LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH. 」という35mm判換算30mmの単焦点レンズだ。
だいぶ中古が出回ってきたので、安いのがあったらゲットしようかと密かに企んでいる1本。これをGM1に組み合わせて使ってみたいのだ。
↓これです
LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.
こちらはライカF2.8-4.0ズームレンズシリーズの超広角ズーム「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH.」だ。35mm判換算16mmから36mmをカバーするので、これ1本あればほとんどの場面はOKだと思う。
オリンパスの超広角ズームM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROやパナのLUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH.は円形のレンズフィルターが装着できないが、このレンズはΦ67mmの円形フィルターが装着可能。
↓これです
LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH.
↓比較レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH.
こちらは昨年12月に発売された35mm判換算400mm超望遠単焦点 ライカDGレンズ「LEICA DG ELMARIT 200mm / F2.8 / POWER O.I.S.」だ。実売価格30万円超えのマイクロフォーサーズで最も高価な1本だ。
付属されている1.4xテレコンバーターの装着により焦点距離を560mm(35mm判換算)まで拡張でき、別売りの2.0xテレコンバーター「DMW-TC20」で800mm(35mm判換算)まで伸ばせる。
このレンズの比較対称はオリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」という35mm判換算600mmの超望遠単焦点レンズだろう。
↓これです
LEICA DG ELMARIT 200mm / F2.8 / POWER O.I.S.
↓テレコン
DMW-TC20
↓比較レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
これは5月下旬発売予定のライカF2.8-4.0ズームレンズシリーズの超望遠ズーム「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」だ。35mm判換算100mmから400mmをカバーする。
全長約132mm、重量約655gとこのクラスではかなり軽量な望遠ズームレンズだ。この焦点距離とF値は、オリンパスのフォーサーズ用レンズ「ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD」を思い出すけど、あちらは重量995gとかなり重かった。さらにオリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」が重量760gなのでそれよりも約105gも軽い。
別売りの1.4xテレコンバーター「DMW-TC14」を装着すると560mm(35mm判換算)まで焦点距離を拡張できる。さらに別売りの2.0xテレコンバーター「DMW-TC20」を装着で800mm(35mm判換算)まで拡張。
≫パナライカの新製品についてのTweet
↓これです
LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
↓テレコン
DMW-TC14
↓比較レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
こちらは35mm判換算24mmの大口径広角単焦点レンズ「LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.」だ。
開放F値1.4は、マイクロフォーサーズの換算24mm以下AF搭載超広角レンズで最も明るい。
現在、比較対象とされるのはM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0になるだろう。マニュアルフォーカスレンズを含めるとVoigtländer NOKTON 10.5mm F0.95(COSINA) 、KOWA PROMINAR 12mm F1.8もライバルだろうか。
↓これです
LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.
↓比較レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
VoightLander NOKTON 10.5mm F0.95 Micro Four Thirds
Kowa PROMINAR 12mm F1.8
以上、CP+パナソニックブースの様子でした。
↓うぇぶかにほん公式Twitterでツイートした会場の様子はこちら
http://twilog.org/webkajp/date-180302/asc
次はソニー、他のブースをお伝え予定
つづく
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