思い出のブローバ(BULOVA 9063-5020 5N0211)
2017.06.12 (Mon) : 腕時計
<終わらない断捨離の記録>
昔の物が詰まった段ボール箱の中から思い出の腕時計を発掘した。
BULOVA 9063-5020 5N0211
と裏ぶたに書いてある。
たしか今から約27~28年ほど前の1989年か1990年頃に使っていた腕時計だ。どこで入手したかまでは忘れたが、たしかパチンコの景品だったかな。
「ブローバ」、今でもまったく聞き慣れない時計メーカーだが、当時はもちろん何も知らずに使っていた。
今、改めて調べるとブローバは、20世紀のアメリカを代表する腕時計メーカーの1つで、1875年創業の歴史ある時計ブランドなんだとか。1960年に世界初の音叉式腕時計「アキュトロン(Accutron)」を発明し、1971年頃まで一世を風靡したらしい。
↓これはアキュトロンⅡというクォーツの現行品

ブローバ アキュトロンⅡ
BULOVA Accutron II Alpha 96A155
セイコーが1969年に世界初の市販クォーツ腕時計「アストロン」を発売し、その数年後、特許を公開したことで、スイスをはじめとする欧米の機械式時計が売れなくなり、特にアメリカの時計産業は壊滅状態に陥ったんだとか。これがいわゆる「クォーツショック」と呼ばれる出来事。
おそらくこの時計は、その衰退の過程の1980年代後半頃に発売され、私が入手したってことになる。ムーブメントはデイト表示付きのクォーツ。パチンコの景品だからたぶん1万円くらいの価値の物かな。
その後、ブローバがどうなったかと言うと、なんと2008年1月にシチズンに買収されて、シチズンウオッチグループの主要ブランドの一つになっていた。これは驚きである。
ちなみに「BULOVA(ブローバ)」以外のシチズンウオッチグループのブランドは、「CITIZEN(シチズン)」、「Arnold & Son(アーノルド&サン)」、「CAMPANOLA(カンパノラ)」、「Frederique Constant(フレデリック・コンスタント)」というのがあるらしい。
しかしちょっと調べるだけでこれだけの情報が手に入るってインターネットって凄いね。それと昔に愛用していた物のメーカーの現在を調べるのも、ちょっと面白いかも。
そんな訳で、25年以上の時を経て、再び私の手に戻ってきた古時計。
ただ「思い出のブローバ」とタイトルに書いたが、実際は言うほどの思い出も思い入れもない。ただブローバというメーカー名が、なんか珍しかったので、当時の記憶の中に刻まれているというだけだ。
だからこの時計のことを思い出そうとしても、何も思い出せない。何も思い出せないんだけれど、なんだかとても懐かしい気持ちになるのは、この時計のことではなく、当時のいろいろな出来事や場面が思い出されるからだ。物には記憶のスイッチがあるのかも。
もう少しノスタルジックな気分でいたかったので、100円ショップで電池を買ってきて入れてみたら、なんと、動き出した!
クォーツなので、「カチ、カチ、カチ、カチ・・・」と小さな音を立てながら秒針が1秒刻みで飛ぶように進む。
「ブローバ、おまえ生きてたのか!」
もう絶対に動かないと思っていたから、ちょっと感動した。
せっかくブローバの生存を確認したが、さすがにこの時計を今の自分が使う場面は想像できない。ただ最近は、チープカシオに代表される昭和レトロな腕時計が流行っているから、有りと言えば有りなんだろうけど・・・。
なので最後に被写体として写真に残すことにした。
そして、泣きながら、ブローバの腕時計を、断捨離した。
↓また少し近づいた!

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ
では、また
↓ミリタリーテイストのブローバ

ブローバ Bulova MILITARY Men's
BULOVA MILITARY 96B229
昔の物が詰まった段ボール箱の中から思い出の腕時計を発掘した。
BULOVA 9063-5020 5N0211
と裏ぶたに書いてある。
たしか今から約27~28年ほど前の1989年か1990年頃に使っていた腕時計だ。どこで入手したかまでは忘れたが、たしかパチンコの景品だったかな。
「ブローバ」、今でもまったく聞き慣れない時計メーカーだが、当時はもちろん何も知らずに使っていた。
今、改めて調べるとブローバは、20世紀のアメリカを代表する腕時計メーカーの1つで、1875年創業の歴史ある時計ブランドなんだとか。1960年に世界初の音叉式腕時計「アキュトロン(Accutron)」を発明し、1971年頃まで一世を風靡したらしい。
↓これはアキュトロンⅡというクォーツの現行品
ブローバ アキュトロンⅡ
BULOVA Accutron II Alpha 96A155
セイコーが1969年に世界初の市販クォーツ腕時計「アストロン」を発売し、その数年後、特許を公開したことで、スイスをはじめとする欧米の機械式時計が売れなくなり、特にアメリカの時計産業は壊滅状態に陥ったんだとか。これがいわゆる「クォーツショック」と呼ばれる出来事。
おそらくこの時計は、その衰退の過程の1980年代後半頃に発売され、私が入手したってことになる。ムーブメントはデイト表示付きのクォーツ。パチンコの景品だからたぶん1万円くらいの価値の物かな。
その後、ブローバがどうなったかと言うと、なんと2008年1月にシチズンに買収されて、シチズンウオッチグループの主要ブランドの一つになっていた。これは驚きである。
ちなみに「BULOVA(ブローバ)」以外のシチズンウオッチグループのブランドは、「CITIZEN(シチズン)」、「Arnold & Son(アーノルド&サン)」、「CAMPANOLA(カンパノラ)」、「Frederique Constant(フレデリック・コンスタント)」というのがあるらしい。
しかしちょっと調べるだけでこれだけの情報が手に入るってインターネットって凄いね。それと昔に愛用していた物のメーカーの現在を調べるのも、ちょっと面白いかも。
そんな訳で、25年以上の時を経て、再び私の手に戻ってきた古時計。
ただ「思い出のブローバ」とタイトルに書いたが、実際は言うほどの思い出も思い入れもない。ただブローバというメーカー名が、なんか珍しかったので、当時の記憶の中に刻まれているというだけだ。
だからこの時計のことを思い出そうとしても、何も思い出せない。何も思い出せないんだけれど、なんだかとても懐かしい気持ちになるのは、この時計のことではなく、当時のいろいろな出来事や場面が思い出されるからだ。物には記憶のスイッチがあるのかも。
もう少しノスタルジックな気分でいたかったので、100円ショップで電池を買ってきて入れてみたら、なんと、動き出した!
クォーツなので、「カチ、カチ、カチ、カチ・・・」と小さな音を立てながら秒針が1秒刻みで飛ぶように進む。
「ブローバ、おまえ生きてたのか!」
もう絶対に動かないと思っていたから、ちょっと感動した。
せっかくブローバの生存を確認したが、さすがにこの時計を今の自分が使う場面は想像できない。ただ最近は、チープカシオに代表される昭和レトロな腕時計が流行っているから、有りと言えば有りなんだろうけど・・・。
なので最後に被写体として写真に残すことにした。
そして、泣きながら、ブローバの腕時計を、断捨離した。
↓また少し近づいた!
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ
では、また
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ブローバ Bulova MILITARY Men's
BULOVA MILITARY 96B229
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