セックス・ピストルズの虚構と真実
2017.05.09 (Tue) : 音楽
つい最近、「NO FUTURE A SEX PISTOLS FILM」というドキュメンタリー映画を見た。なおこのタイトルは邦題で、2000年にリリースされた「THE FILTH AND THE FURY A SEX PISTOLS FILM」と同じ内容らしい。
内容は、世界で一番有名で史上最もスキャンダラスで過激なパンクバンド『セックス・ピストルズ (Sex Pistols) 』の結成から解散までの光と影を描いた音楽ドキュメンタリー。
同じくセックス・ピストルズの1980年頃の映画「The Great Rock'n Roll Swindle」は、DVDも所有しており、だいぶ前に観ていたが、この作品はまだ観たことがなかったのでレンタルしてみた。
↓これです

NO FUTURE : A SEX PISTOLS FILM [DVD]
『グラストンベリー』などを手掛けた音楽映画界の巨匠、ジュリアン・テンプル監督が、70年代後半に活躍したパンクバンド、セックス・ピストルズの光と影に迫ったドキュメンタリー。彼らの演奏シーンや当時熱狂した若者たちの姿、インタビューで構成。
↓YouTube 予告編 動画
Sex Pistols MOVIE - NO FUTURE
結論から言えば、もっと早く観ておけばよかったと。
唯一の公式アルバム「NEVER MIND THE BOLLOCKS」に出会ったのは中学の頃で、それから30年以上も聞き続けてきたのに、本当の彼らの事はほとんど知らなかったということに気付かされた。

勝手にしやがれ!! Limited Edition / セックス・ピストルズ
ロックの歴史を二分した1970年代UKパンク・ムーヴメントのセンセーショナルな立役者、セックス・ピストルズの唯一にして強烈なオリジナル・アルバム。ジョニー・ロットンの扇情的なヴォーカルとスティーヴィ・ジョーンズのアグレッシヴなギターリフを軸としたラジカルでプリミティヴなサウンドは、時代を超えて鮮烈に鳴り響く。
Sid Vicious

虚構と真実
見えてるものが真実とは限らない。
例えば、ネットが普及する以前は、テレビ、新聞、ラジオ、映画、雑誌などメディアのジャーナリズムは真実や事実を伝えていると信じられていたが、ネットがある今は、実際それらの情報の中にはフィクション(虚構)や操作、間違った内容などが含まれているということが知られている。
Glen Matlock

Fake news
虚偽報道、捏造、誤報、やらせ。
セックス・ピストルズについてこれまでメディアにより発信されてきたパブリックイメージと実像はだいぶ違ってたということ。
Malcolm McLaren

The Great Rock'n Roll Swindleでは仕掛け人とされるマルコム・マクラーレンによるロックン・ロールのペテンとしてピストルズが描かれていたが、この映画ではその裏側(真実)が語られているって感じ。
そしてこの映画では、マルコムは徹底的にバカ扱いされている。
Johnny Rotten

ラストギグの最後にジョニー・ロットンが発した有名な言葉。
「ハハ、騙された気分はどうだい?」
ピストルズの解散に至る最悪の理由に対する皮肉?当時のパンク・ロックを取り巻く状況や実態に対する皮肉?
「俺たちはやるべき事をやったために滅んだ」
「偽者だけが生き延びる」
”クソったれ、もういい、これが真実だ”
Stephen Jones

PUNKとは何だったのか?
Paul Cook

既存のシステムを破壊すること。
何をされても好きなようにやること。
この映画を観終わって感じたのは、本物のパンクとはつまりセックス・ピストルズそのものの事だったってこと。
いやー凄い映画でした。30年目の衝撃って感じ。なお、パンクという音楽に関心がない人には退屈で辛い映画だと思う。
ちなみに誰がナンシーを殺したか?の真相ついてはこの映画では、まったく触れられていないので、もう一つのドキュメンタリー映画「WHO KILLED NANCY?」を今度みてみようかな。

WHO KILLED NANCY? 通常版 [DVD]
パンクロック最大のアイコンとして数々の伝説を残すシド・ヴィシャスの恋人、ナンシー・スパンゲンの死の真相を追ったドキュメンタリー。シド研究の第一人者、アラン・パーカーが長い歳月を掛けて調べ上げた研究成果から浮かび上がる真実とは?
では、また
内容は、世界で一番有名で史上最もスキャンダラスで過激なパンクバンド『セックス・ピストルズ (Sex Pistols) 』の結成から解散までの光と影を描いた音楽ドキュメンタリー。
同じくセックス・ピストルズの1980年頃の映画「The Great Rock'n Roll Swindle」は、DVDも所有しており、だいぶ前に観ていたが、この作品はまだ観たことがなかったのでレンタルしてみた。
↓これです
NO FUTURE : A SEX PISTOLS FILM [DVD]
『グラストンベリー』などを手掛けた音楽映画界の巨匠、ジュリアン・テンプル監督が、70年代後半に活躍したパンクバンド、セックス・ピストルズの光と影に迫ったドキュメンタリー。彼らの演奏シーンや当時熱狂した若者たちの姿、インタビューで構成。
↓YouTube 予告編 動画
Sex Pistols MOVIE - NO FUTURE
結論から言えば、もっと早く観ておけばよかったと。
唯一の公式アルバム「NEVER MIND THE BOLLOCKS」に出会ったのは中学の頃で、それから30年以上も聞き続けてきたのに、本当の彼らの事はほとんど知らなかったということに気付かされた。
勝手にしやがれ!! Limited Edition / セックス・ピストルズ
ロックの歴史を二分した1970年代UKパンク・ムーヴメントのセンセーショナルな立役者、セックス・ピストルズの唯一にして強烈なオリジナル・アルバム。ジョニー・ロットンの扇情的なヴォーカルとスティーヴィ・ジョーンズのアグレッシヴなギターリフを軸としたラジカルでプリミティヴなサウンドは、時代を超えて鮮烈に鳴り響く。
Sid Vicious

虚構と真実
見えてるものが真実とは限らない。
例えば、ネットが普及する以前は、テレビ、新聞、ラジオ、映画、雑誌などメディアのジャーナリズムは真実や事実を伝えていると信じられていたが、ネットがある今は、実際それらの情報の中にはフィクション(虚構)や操作、間違った内容などが含まれているということが知られている。
Glen Matlock

Fake news
虚偽報道、捏造、誤報、やらせ。
セックス・ピストルズについてこれまでメディアにより発信されてきたパブリックイメージと実像はだいぶ違ってたということ。
Malcolm McLaren

The Great Rock'n Roll Swindleでは仕掛け人とされるマルコム・マクラーレンによるロックン・ロールのペテンとしてピストルズが描かれていたが、この映画ではその裏側(真実)が語られているって感じ。
そしてこの映画では、マルコムは徹底的にバカ扱いされている。
Johnny Rotten

ラストギグの最後にジョニー・ロットンが発した有名な言葉。
「ハハ、騙された気分はどうだい?」
ピストルズの解散に至る最悪の理由に対する皮肉?当時のパンク・ロックを取り巻く状況や実態に対する皮肉?
「俺たちはやるべき事をやったために滅んだ」
「偽者だけが生き延びる」
”クソったれ、もういい、これが真実だ”
Stephen Jones

PUNKとは何だったのか?
Paul Cook

既存のシステムを破壊すること。
何をされても好きなようにやること。
この映画を観終わって感じたのは、本物のパンクとはつまりセックス・ピストルズそのものの事だったってこと。
いやー凄い映画でした。30年目の衝撃って感じ。なお、パンクという音楽に関心がない人には退屈で辛い映画だと思う。
ちなみに誰がナンシーを殺したか?の真相ついてはこの映画では、まったく触れられていないので、もう一つのドキュメンタリー映画「WHO KILLED NANCY?」を今度みてみようかな。
WHO KILLED NANCY? 通常版 [DVD]
パンクロック最大のアイコンとして数々の伝説を残すシド・ヴィシャスの恋人、ナンシー・スパンゲンの死の真相を追ったドキュメンタリー。シド研究の第一人者、アラン・パーカーが長い歳月を掛けて調べ上げた研究成果から浮かび上がる真実とは?
では、また
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