M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 試し撮りレビュー(作例) 第一弾 江ノ電の旅
2017.03.14 (Tue) : カメラと写真

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F8.0 SS1/40 ISO-200
江ノ電 藤沢駅 プラットホーム
上の写真は神奈川県が誇るローカル鉄道『江ノ電』の始発駅かつ終着駅でもある藤沢駅のプラットホーム。中央の時計の後ろ側下に車止めが設置されている。なお通常は江ノ島(観光地)に行く場合、小田急江ノ島線という別の私鉄で行くことが多いので、県民でも地元以外はわりと江ノ電に乗る機会は少ないと思う。今回の江ノ電の旅には江ノ電全区間で1日何度でも乗り降りができる江ノ電1日乗車券「のりおくん」大人600円(子供300円)を利用。
これは以前の記事「【止まらない衝動】M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO を購入」の続きみたいなものです。
以前の記事でお伝えした今年購入したオリンパスの高倍率ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROの試し撮りを2月中頃に、神奈川県の江ノ電沿線でしてきたのでアップ!

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
例によって写真のタイトルは超ー適当です。
※写真は拡大してから矢印キーでも切り替え可能
※拡大画像右下の原寸大ボタンでさらに大きくできます
今回、このレンズに組み合わせたのは、OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡというオリンパスのカメラで、ボディ内手ぶれ補正とレンズ側の手ぶれ補正が両方同時に動作するという5軸シンクロ手ぶれ補正に対応している。なお歩き旅での撮影だったせいか無意識に広角端12mm(換算24mm)と望遠端100mm(換算200mm)の写真ばかりになってしまった・・・。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F8.0 SS1/1600 ISO-200
江ノ電 腰越駅
この腰越駅すぐ横(写真手前側)から路面区間となり道路中央を電車が走行する。この境目を撮るために江ノ島駅ではなくあえてこの駅で下車したのだ。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F11 SS1/1000 ISO-200
腰越海岸と海と江ノ島
江ノ島に向かって江の島大橋(弁天橋)の右側の海岸を片瀬西浜、左側は片瀬東浜~腰越海岸となっている。その片瀬東浜と腰越海岸の境界線はどこなのかは不明だが、たぶん藤沢市と鎌倉市の境界線(この砂浜の途中から市が分かれている)じゃないかと睨んでいる。なお上の写真はその推測の境界線ルールで言うところの腰越海岸側から見た海と江ノ島。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
100mm F4.0 SS1/2500 ISO-200
青春18女子旅 in 江ノ島
18歳なのかどうかわからないし、旅なのかも不明なんだけれど、おそらくプチ旅行って感じがしたのでこのタイトル。というのもこの日の江ノ電界隈は、中国人とか韓国人のペアとかカップルの観光客がそこらじゅうにいたんだよ。ついに江ノ島も世界レベルの観光地になったのか!?

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F4.0 SS1/320 ISO-200
地魚刺し身定食(釜揚げしらす付)
腰越漁港の近くには美味しいお魚料理のお店がけっこうある。やっぱ江ノ島に行ったら「しらす」を食べたいってことで、漁師が経営している「池田丸」というお店で地魚刺し身定食(釜揚げしらす付)を食べた。めっちゃくちゃ美味かった。まあ本当は江ノ島名物「生しらす丼」が食べたかったが、漁の解禁が3月らしくまだなかったのが残念。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
40mm F4.0 SS1/200 ISO-200
プリップリでモチッモチな地魚のお刺身
その日の朝に捕れたばかりの新鮮な地魚のお刺身。もうプリップリモチッモチで、口に入れた瞬間に新鮮なのがよくわかり、めちゃくちゃ美味しい。こんな刺し身だったら、いくらでも食べれちゃう。そんな感じ。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F4.0 SS1/8000 ISO-200
江ノ電 鎌倉高校前駅に電車がとうちゃこー
江ノ電 鎌倉高校前駅のあの踏切になぜか中国人らしき観光客が溢れていて、江ノ電を撮影しまくっていた。なぜなのかネットで調べたら、どうやら『スラムダンク』というアニメの聖地巡礼で台湾人や韓国人、中国人が訪れているんだとか。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F4.0 SS1/2500 ISO-100
江ノ電でGO!
電車と人の距離が近いのも江ノ電の魅力だ。江ノ電には私の大好きなローカル鉄道の魅力が詰まっている。しかも運行本数はかなり多いので、江ノ電1日乗車券「のりおくん」を使えば、1日で全駅訪問も余裕だと思うよ。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F8.0 SS1/500 ISO-200
あの稲村ヶ崎の稲村ヶ崎駅
あの稲村ヶ崎と聞いて何を思い出すだろうか?普通はやっぱ映画「稲村ジェーン」かな?、実は観たことないけど、稲村ヶ崎なんか知らないという人も多いとは思うけど、個人的には漫画「ホットロード」の春山のバイト先のガソリンスタンドを思い出す。そのスタンドは実在していて稲村ヶ崎に昔からあった。能年玲奈の映画「ホットロード」のロケ地にもなった(笑)!残念ながらすでに閉鎖・解体されて、もうなかったが・・・。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F7.1 SS1/1600 ISO-200
稲村ヶ崎の海
稲村ヶ崎駅から稲村ヶ崎の方向へ歩いてゆくと、上の写真のように海が見えてくる。海の前の道路が国道134号線、左に曲がるとすぐに稲村ヶ崎で、右に曲がると江ノ島方面。国道134号線のこの稲村ヶ崎辺りから見た江ノ島は、湘南・江ノ島を象徴する景色の一つだと思う。個人的に一番好きなロケーション。あえて写真は掲載しないので実際に行って見てもらいたい。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
100mm F8.0 SS1/1600 ISO-200
稲村ヶ崎から望遠レンズで見た江ノ島
35mm判換算200mmで撮った江ノ島はこんな感じ。200mmもあればけっこう引き寄せられるよね。最近は列車や人など何かをズーミングして大きく撮影するよりも、それを含む景色全体を撮影することが多いので、私の用途の旅カメラのレンズにはこの望遠端で必要十分だと思う。
ところでカップルの後ろから忍び寄る人が何なのか気になる・・・。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F7.1 SS1/800 ISO-200
鎌倉由比ヶ浜海岸の夕方
江ノ電の長谷駅で下車して海の方へ歩くとすぐに鎌倉由比ヶ浜海岸にたどり着く。夕方のこの海岸は、海に向かって右側の山の裏側に夕日が沈むので、砂浜にちょうど山の形の影ができる。そして徐々に影が砂浜全体を覆ってゆき、やがて海と空は藍色の世界になるのだ。この写真はまだ太陽が山の頂上辺りで影になりかけた直後くらい。
<M.Z.D. ED 12-100mm F4.0 IS PRO レビュー>
さて今回、オリンパスの新レンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROをOM-D E-M5 Mark2に装着して試し撮りしてみた第一印象は、思っていた以上に高倍率ズームって便利だなぁーってことだった。旅カメラのレンズは、これ1本でなんとでもなっちゃうって感じ。
それと、やはり広角端は12mm(35mm判換算24mm)が使いやすい。これまでに発売されているマイクロフォーサーズ用の高倍率ズームは下記なんだけれど、どれも広角端14mm(35mm判換算28mm)からなんだよね。それがこれまで購入に至らなかった理由でもある。
[マイクロフォーサーズ用高倍率ズームレンズ]
・OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ
・LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.
・Tamron 14-150mm F/3.5-5.8 Di III Model C001
換算24mmと換算28mmは数値以上にその差は大きくて、例えば駅のプラットホームで駅名標を撮影する時や駅前で駅舎など建物を撮影する時など、28mmだと収まりきらないことがあって24mmでギリギリってケースが多いので、個人的に24mmからじゃないとやはり厳しい。24mmからのズームなので当然28mmも備わっている訳で、逆だと無いからね。
逆に望遠端は100mm(35mm判換算200mm)までしかない訳なんだけど、そりゃあ140~150mm(35mm判換算280~300mm)まであった方が便利に決まっている。ただ実際、換算300mmで何を撮るんだ?って考えた時にそこまで引き寄せて撮影したい被写体ってあまり思いつかないんだよね。
今回の作例では2枚だけ換算200mmで撮影しているけれど、実際の旅ではこのような写真を撮ることはまれだ。なぜかというと旅写真は、作品の撮影と言うよりも、ありのままの記録(ドキュメンタリー)といった感じだからだ。ただ離れた場所から景色を含めた被写体を撮影する時に換算200mmくらいは使うことはあるので、このレンズの望遠端はまさにちょうどといった感じなのだ。それにこれ以上、大きく重くなられたら、標準と望遠が1本にまとまっている意味もなくなるしね。
肝心の画質に関してだけど、高倍率ズームレンズと標準ズームレンズを比べた時に普通なら標準ズームの方が高画質になると言うのがこれまでの常識だったと思うんだけれど、これまでメインで使っていたM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROと比べても、この12-100mmF4の方が画質的に劣るということもなく、個人的な感覚で言わせてもらえば、同等以上のシャープな画質だと思う。つまり必要十分な画質だと思う。
ただF2.8通しとF4.0通しだと1段分暗いレンズということで、今回はどうしても夕方から夜にかけての時間帯が慣れてないからか使いづらさを感じてしまったし、被写体ブレなどの失敗写真を量産してしまった。ただその分、強力なシンクロ手ブレ補正があるので、ベストなISO感度を見つけて慣れれば、おそらくそれもカバーできると思う。まあ夜の撮影に関しては、やはり12-40mmF2.8の方が有利なのは間違いないかな。
シンクロ手ぶれ補正に関しては、はっきり言って凄かった。途中、何かの拍子にうっかりレンズのISボタンをオフにしてしまってた時があって、同じ感覚でラフに撮影してたらブレまくりだった。逆に言うとこの手ぶれ補正は、素人でも失敗の比率を下げてくれる魔法のような装置だと思った。いやーすごいですオリンパスのテクノロジー(笑)。
結論、やはりM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROは、最高の旅レンズだった!
なおM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 試し撮りレビュー(作例) 第ニ弾として今度はOM-D E-M1で撮影した冬の北海道の写真を近日公開予定、お楽しみに!
では、また
上の写真は神奈川県が誇るローカル鉄道『江ノ電』の始発駅かつ終着駅でもある藤沢駅のプラットホーム。中央の時計の後ろ側下に車止めが設置されている。なお通常は江ノ島(観光地)に行く場合、小田急江ノ島線という別の私鉄で行くことが多いので、県民でも地元以外はわりと江ノ電に乗る機会は少ないと思う。今回の江ノ電の旅には江ノ電全区間で1日何度でも乗り降りができる江ノ電1日乗車券「のりおくん」大人600円(子供300円)を利用。
これは以前の記事「【止まらない衝動】M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO を購入」の続きみたいなものです。
以前の記事でお伝えした今年購入したオリンパスの高倍率ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROの試し撮りを2月中頃に、神奈川県の江ノ電沿線でしてきたのでアップ!
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
例によって写真のタイトルは超ー適当です。
※写真は拡大してから矢印キーでも切り替え可能
※拡大画像右下の原寸大ボタンでさらに大きくできます
今回、このレンズに組み合わせたのは、OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡというオリンパスのカメラで、ボディ内手ぶれ補正とレンズ側の手ぶれ補正が両方同時に動作するという5軸シンクロ手ぶれ補正に対応している。なお歩き旅での撮影だったせいか無意識に広角端12mm(換算24mm)と望遠端100mm(換算200mm)の写真ばかりになってしまった・・・。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F8.0 SS1/1600 ISO-200
江ノ電 腰越駅
この腰越駅すぐ横(写真手前側)から路面区間となり道路中央を電車が走行する。この境目を撮るために江ノ島駅ではなくあえてこの駅で下車したのだ。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F11 SS1/1000 ISO-200
腰越海岸と海と江ノ島
江ノ島に向かって江の島大橋(弁天橋)の右側の海岸を片瀬西浜、左側は片瀬東浜~腰越海岸となっている。その片瀬東浜と腰越海岸の境界線はどこなのかは不明だが、たぶん藤沢市と鎌倉市の境界線(この砂浜の途中から市が分かれている)じゃないかと睨んでいる。なお上の写真はその推測の境界線ルールで言うところの腰越海岸側から見た海と江ノ島。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
100mm F4.0 SS1/2500 ISO-200
青春18女子旅 in 江ノ島
18歳なのかどうかわからないし、旅なのかも不明なんだけれど、おそらくプチ旅行って感じがしたのでこのタイトル。というのもこの日の江ノ電界隈は、中国人とか韓国人のペアとかカップルの観光客がそこらじゅうにいたんだよ。ついに江ノ島も世界レベルの観光地になったのか!?

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F4.0 SS1/320 ISO-200
地魚刺し身定食(釜揚げしらす付)
腰越漁港の近くには美味しいお魚料理のお店がけっこうある。やっぱ江ノ島に行ったら「しらす」を食べたいってことで、漁師が経営している「池田丸」というお店で地魚刺し身定食(釜揚げしらす付)を食べた。めっちゃくちゃ美味かった。まあ本当は江ノ島名物「生しらす丼」が食べたかったが、漁の解禁が3月らしくまだなかったのが残念。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
40mm F4.0 SS1/200 ISO-200
プリップリでモチッモチな地魚のお刺身
その日の朝に捕れたばかりの新鮮な地魚のお刺身。もうプリップリモチッモチで、口に入れた瞬間に新鮮なのがよくわかり、めちゃくちゃ美味しい。こんな刺し身だったら、いくらでも食べれちゃう。そんな感じ。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F4.0 SS1/8000 ISO-200
江ノ電 鎌倉高校前駅に電車がとうちゃこー
江ノ電 鎌倉高校前駅のあの踏切になぜか中国人らしき観光客が溢れていて、江ノ電を撮影しまくっていた。なぜなのかネットで調べたら、どうやら『スラムダンク』というアニメの聖地巡礼で台湾人や韓国人、中国人が訪れているんだとか。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F4.0 SS1/2500 ISO-100
江ノ電でGO!
電車と人の距離が近いのも江ノ電の魅力だ。江ノ電には私の大好きなローカル鉄道の魅力が詰まっている。しかも運行本数はかなり多いので、江ノ電1日乗車券「のりおくん」を使えば、1日で全駅訪問も余裕だと思うよ。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F8.0 SS1/500 ISO-200
あの稲村ヶ崎の稲村ヶ崎駅
あの稲村ヶ崎と聞いて何を思い出すだろうか?普通はやっぱ映画「稲村ジェーン」かな?、実は観たことないけど、稲村ヶ崎なんか知らないという人も多いとは思うけど、個人的には漫画「ホットロード」の春山のバイト先のガソリンスタンドを思い出す。そのスタンドは実在していて稲村ヶ崎に昔からあった。能年玲奈の映画「ホットロード」のロケ地にもなった(笑)!残念ながらすでに閉鎖・解体されて、もうなかったが・・・。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F7.1 SS1/1600 ISO-200
稲村ヶ崎の海
稲村ヶ崎駅から稲村ヶ崎の方向へ歩いてゆくと、上の写真のように海が見えてくる。海の前の道路が国道134号線、左に曲がるとすぐに稲村ヶ崎で、右に曲がると江ノ島方面。国道134号線のこの稲村ヶ崎辺りから見た江ノ島は、湘南・江ノ島を象徴する景色の一つだと思う。個人的に一番好きなロケーション。あえて写真は掲載しないので実際に行って見てもらいたい。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
100mm F8.0 SS1/1600 ISO-200
稲村ヶ崎から望遠レンズで見た江ノ島
35mm判換算200mmで撮った江ノ島はこんな感じ。200mmもあればけっこう引き寄せられるよね。最近は列車や人など何かをズーミングして大きく撮影するよりも、それを含む景色全体を撮影することが多いので、私の用途の旅カメラのレンズにはこの望遠端で必要十分だと思う。
ところでカップルの後ろから忍び寄る人が何なのか気になる・・・。

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Camera:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
12mm F7.1 SS1/800 ISO-200
鎌倉由比ヶ浜海岸の夕方
江ノ電の長谷駅で下車して海の方へ歩くとすぐに鎌倉由比ヶ浜海岸にたどり着く。夕方のこの海岸は、海に向かって右側の山の裏側に夕日が沈むので、砂浜にちょうど山の形の影ができる。そして徐々に影が砂浜全体を覆ってゆき、やがて海と空は藍色の世界になるのだ。この写真はまだ太陽が山の頂上辺りで影になりかけた直後くらい。
<M.Z.D. ED 12-100mm F4.0 IS PRO レビュー>
さて今回、オリンパスの新レンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROをOM-D E-M5 Mark2に装着して試し撮りしてみた第一印象は、思っていた以上に高倍率ズームって便利だなぁーってことだった。旅カメラのレンズは、これ1本でなんとでもなっちゃうって感じ。
それと、やはり広角端は12mm(35mm判換算24mm)が使いやすい。これまでに発売されているマイクロフォーサーズ用の高倍率ズームは下記なんだけれど、どれも広角端14mm(35mm判換算28mm)からなんだよね。それがこれまで購入に至らなかった理由でもある。
[マイクロフォーサーズ用高倍率ズームレンズ]
・OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ
・LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.
・Tamron 14-150mm F/3.5-5.8 Di III Model C001
換算24mmと換算28mmは数値以上にその差は大きくて、例えば駅のプラットホームで駅名標を撮影する時や駅前で駅舎など建物を撮影する時など、28mmだと収まりきらないことがあって24mmでギリギリってケースが多いので、個人的に24mmからじゃないとやはり厳しい。24mmからのズームなので当然28mmも備わっている訳で、逆だと無いからね。
逆に望遠端は100mm(35mm判換算200mm)までしかない訳なんだけど、そりゃあ140~150mm(35mm判換算280~300mm)まであった方が便利に決まっている。ただ実際、換算300mmで何を撮るんだ?って考えた時にそこまで引き寄せて撮影したい被写体ってあまり思いつかないんだよね。
今回の作例では2枚だけ換算200mmで撮影しているけれど、実際の旅ではこのような写真を撮ることはまれだ。なぜかというと旅写真は、作品の撮影と言うよりも、ありのままの記録(ドキュメンタリー)といった感じだからだ。ただ離れた場所から景色を含めた被写体を撮影する時に換算200mmくらいは使うことはあるので、このレンズの望遠端はまさにちょうどといった感じなのだ。それにこれ以上、大きく重くなられたら、標準と望遠が1本にまとまっている意味もなくなるしね。
肝心の画質に関してだけど、高倍率ズームレンズと標準ズームレンズを比べた時に普通なら標準ズームの方が高画質になると言うのがこれまでの常識だったと思うんだけれど、これまでメインで使っていたM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROと比べても、この12-100mmF4の方が画質的に劣るということもなく、個人的な感覚で言わせてもらえば、同等以上のシャープな画質だと思う。つまり必要十分な画質だと思う。
ただF2.8通しとF4.0通しだと1段分暗いレンズということで、今回はどうしても夕方から夜にかけての時間帯が慣れてないからか使いづらさを感じてしまったし、被写体ブレなどの失敗写真を量産してしまった。ただその分、強力なシンクロ手ブレ補正があるので、ベストなISO感度を見つけて慣れれば、おそらくそれもカバーできると思う。まあ夜の撮影に関しては、やはり12-40mmF2.8の方が有利なのは間違いないかな。
シンクロ手ぶれ補正に関しては、はっきり言って凄かった。途中、何かの拍子にうっかりレンズのISボタンをオフにしてしまってた時があって、同じ感覚でラフに撮影してたらブレまくりだった。逆に言うとこの手ぶれ補正は、素人でも失敗の比率を下げてくれる魔法のような装置だと思った。いやーすごいですオリンパスのテクノロジー(笑)。
結論、やはりM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROは、最高の旅レンズだった!
なおM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 試し撮りレビュー(作例) 第ニ弾として今度はOM-D E-M1で撮影した冬の北海道の写真を近日公開予定、お楽しみに!
では、また
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