Konica Revio C2 人生を変えたカメラ
2017.01.19 (Thu) : カメラと写真
写真は、私が初めて自分で買ったデジカメで、『Konica Revio C2』という機種。今から約14年前の2002年冬に購入。
使っていないカメラとレンズを整理してたら発掘。
すでに故障して動かない。
当時、デジカメは職場にあるのを業務で使うくらいで、プライベートではもっぱら携帯電話か写ルンですだったが、自宅でもPCを使いこなすうちに自分用デジカメが欲しくなり衝動買い。
まだスペックの見方やメーカーの違いなどカメラの知識がまったくなかったので、ヨドバシの展示品を適当に手にして比べて一番軽かったという超いいかげんな基準で選んだ。購入金額は約2万円くらい。
携帯電話や写ルンですよりは多少は画質がいいということで、特に不満もなく喜んで使っていたこのデジカメだが、カメラの知識がある今改めて確認すると、かなりの低スペックさに唖然とする(笑)。
箱に誇らしげに記載された「1.2 MEGA PIXELS」の文字。
1.2メガピクセルって、つまりたった120万画素ってことだから!
120万画素じゃ当時の携帯電話と変わらない・・・
<Konica Revio C2の主なスペック>
・1/3.4インチCMOSセンサー
・有効画素数122万画素
・4.5mm(35mm判換算37mm) F2.8 単焦点レンズ
・固定焦点
・デジタル2倍ズーム
・画像解像度1280×960px
・動画記録機能 Motion JPEG 320×240px 連続最大10秒
・記録メディア 内蔵フラッシュメモリ14MB
・記録枚数 27枚(最高品質)、110枚(標準)
・サイズ85.8×13.5×55.8mm
・重量70g(電池含まず)
まあコンデジだからセンサーサイズが小さいのはいいとして、122万画素は当時でもちょっと少な過ぎ。同時期に発売している同じコニカのデジカメで上位機種Digital Revio KD-500Zだと500万画素なので、いくら安物とはいえせめて300万画素くらいは欲しかったなと今なら思う。ちなみに最近のコンデジはほとんどが2000万画素とかだから凄いよね。
換算37mm F2.8 単焦点レンズ搭載とスペックだけみると「おおっ!」と思うけど実物を見ると「ピンホールレンズ!?」ってくらい小さい、これじゃ携帯とかわらない・・・。そういえば当時はレンズの大きさとか気にしたことなかったなー。
固定焦点(こていしょうてん)とは、つまりピント固定ってことらしい。ピント合わせあったと思ったけど、うーんちょっと思い出せないなぁ・・・。
デジタル2倍ズームだったのか・・・。今だと光学ズームでも5、6倍は当たり前で、30倍以上とかもあるよね。デジタルズームだったら今なら120倍とか普通だし。
そして何より驚いたのは、記録画像や動画のサイズがめちゃくちゃ小さいのと内蔵メモリの容量がめちゃくちゃ少ないということ。メモリ14MBって・・・ほとんど記録できないだろって思ったら、たった27枚しか記録できないとは!動画も1本10秒までとか!
このカメラで撮影した写真がほとんど残っていないのは、これが原因だったんだなぁー。つまりすぐ容量いっぱいで撮影できなくなっちゃう(笑)。
旅行先でも27枚撮りの写ルンです1台で済ませていた時代だから、当時はそれほど不便に思わなかったけど、今だとちょっと無理だなぁー。
まあ、あくまでも今見るとって感じの低スペック批評だけれど、このカメラにも実はすごく良い部分もある。
それは重量、そしてサイズ!
世界最軽量(当時)70gという軽さ、そしてカードサイズの寸法と13.5mmという薄さ。
こればっかしは今でも素晴らしいなーと思うし、今この重量とサイズでさらに高画質な上位モデルがあったら欲しいなーと思う。ただ100g以内かつ薄さ13mm以下ってやつは意外と無いんだよね。
あとこのカメラで気に入っていたのが電源のオン/オフの方法。レンズバリアを開くと電源オン、閉じるとオフになるんだけど、これはなかなかいいと思う。
あと光学ファインダー搭載なのが最高。まあ写るんですよりも小さくてお粗末なファインダーだけれど、やっぱファインダーを覗くとカメラを構えてるって感じがするよね。これもレンジファインダーになるのかな?
そして上の写真が当時このKonica Revio C2で撮影したもの。ノーレタッチ、ノートリミング、若干縮小。
いやー今見ると「これトイカメラ?」ってレベルの画質だなぁー。だけどあの頃はこれでけっこう満足してたし、めちゃくちゃ楽しかったんだよね。
なんと言うか、初めて買ったデジカメだったというのもあるけど、小さいけどファインダーを覗いて撮るというのが携帯カメラとは違ってなんかとても楽しいと感じたし新鮮だったんだよね。
まあその数年後のある日突然、オリンパスの一眼レフE-520を衝動買いする訳なんだが、思えばこのKonica Revio C2で写真を撮る楽しさと合わせてファインダーを覗いて撮る楽しさも知ることができたからってのもある。
おかげで今はカメラ&レンズ沼にどっぷりハマってしまって、最高に楽しい人生を過ごすことができてる。そう言う意味では、人生を変えたカメラと言ってもいいんじゃないかな。
「ありがとう Konica Revio C2!」
そしてこのカメラKonica Revio C2だけは捨てずにオブジェとして一生保有しておこうと思った。
ところでコニカって昔はけっこうCMやってて有名な企業だったけど、いつの間にかなくなってたね。サクラカラーとか撮りっきりコニカとか。
コニカCM↓西田ひかる
↓最近のコンデジで軽くて薄いモデル

Nikon COOLPIX A100
重量:約119g(電池、メモリーカード含む)、厚さ:19.8mm(突起部除く)
では、また
使っていないカメラとレンズを整理してたら発掘。
すでに故障して動かない。
当時、デジカメは職場にあるのを業務で使うくらいで、プライベートではもっぱら携帯電話か写ルンですだったが、自宅でもPCを使いこなすうちに自分用デジカメが欲しくなり衝動買い。
まだスペックの見方やメーカーの違いなどカメラの知識がまったくなかったので、ヨドバシの展示品を適当に手にして比べて一番軽かったという超いいかげんな基準で選んだ。購入金額は約2万円くらい。
携帯電話や写ルンですよりは多少は画質がいいということで、特に不満もなく喜んで使っていたこのデジカメだが、カメラの知識がある今改めて確認すると、かなりの低スペックさに唖然とする(笑)。
箱に誇らしげに記載された「1.2 MEGA PIXELS」の文字。
1.2メガピクセルって、つまりたった120万画素ってことだから!
120万画素じゃ当時の携帯電話と変わらない・・・
<Konica Revio C2の主なスペック>
・1/3.4インチCMOSセンサー
・有効画素数122万画素
・4.5mm(35mm判換算37mm) F2.8 単焦点レンズ
・固定焦点
・デジタル2倍ズーム
・画像解像度1280×960px
・動画記録機能 Motion JPEG 320×240px 連続最大10秒
・記録メディア 内蔵フラッシュメモリ14MB
・記録枚数 27枚(最高品質)、110枚(標準)
・サイズ85.8×13.5×55.8mm
・重量70g(電池含まず)
まあコンデジだからセンサーサイズが小さいのはいいとして、122万画素は当時でもちょっと少な過ぎ。同時期に発売している同じコニカのデジカメで上位機種Digital Revio KD-500Zだと500万画素なので、いくら安物とはいえせめて300万画素くらいは欲しかったなと今なら思う。ちなみに最近のコンデジはほとんどが2000万画素とかだから凄いよね。
換算37mm F2.8 単焦点レンズ搭載とスペックだけみると「おおっ!」と思うけど実物を見ると「ピンホールレンズ!?」ってくらい小さい、これじゃ携帯とかわらない・・・。そういえば当時はレンズの大きさとか気にしたことなかったなー。
固定焦点(こていしょうてん)とは、つまりピント固定ってことらしい。ピント合わせあったと思ったけど、うーんちょっと思い出せないなぁ・・・。
デジタル2倍ズームだったのか・・・。今だと光学ズームでも5、6倍は当たり前で、30倍以上とかもあるよね。デジタルズームだったら今なら120倍とか普通だし。
そして何より驚いたのは、記録画像や動画のサイズがめちゃくちゃ小さいのと内蔵メモリの容量がめちゃくちゃ少ないということ。メモリ14MBって・・・ほとんど記録できないだろって思ったら、たった27枚しか記録できないとは!動画も1本10秒までとか!
このカメラで撮影した写真がほとんど残っていないのは、これが原因だったんだなぁー。つまりすぐ容量いっぱいで撮影できなくなっちゃう(笑)。
旅行先でも27枚撮りの写ルンです1台で済ませていた時代だから、当時はそれほど不便に思わなかったけど、今だとちょっと無理だなぁー。
まあ、あくまでも今見るとって感じの低スペック批評だけれど、このカメラにも実はすごく良い部分もある。
それは重量、そしてサイズ!
世界最軽量(当時)70gという軽さ、そしてカードサイズの寸法と13.5mmという薄さ。
こればっかしは今でも素晴らしいなーと思うし、今この重量とサイズでさらに高画質な上位モデルがあったら欲しいなーと思う。ただ100g以内かつ薄さ13mm以下ってやつは意外と無いんだよね。
あとこのカメラで気に入っていたのが電源のオン/オフの方法。レンズバリアを開くと電源オン、閉じるとオフになるんだけど、これはなかなかいいと思う。
あと光学ファインダー搭載なのが最高。まあ写るんですよりも小さくてお粗末なファインダーだけれど、やっぱファインダーを覗くとカメラを構えてるって感じがするよね。これもレンジファインダーになるのかな?
そして上の写真が当時このKonica Revio C2で撮影したもの。ノーレタッチ、ノートリミング、若干縮小。
いやー今見ると「これトイカメラ?」ってレベルの画質だなぁー。だけどあの頃はこれでけっこう満足してたし、めちゃくちゃ楽しかったんだよね。
なんと言うか、初めて買ったデジカメだったというのもあるけど、小さいけどファインダーを覗いて撮るというのが携帯カメラとは違ってなんかとても楽しいと感じたし新鮮だったんだよね。
まあその数年後のある日突然、オリンパスの一眼レフE-520を衝動買いする訳なんだが、思えばこのKonica Revio C2で写真を撮る楽しさと合わせてファインダーを覗いて撮る楽しさも知ることができたからってのもある。
おかげで今はカメラ&レンズ沼にどっぷりハマってしまって、最高に楽しい人生を過ごすことができてる。そう言う意味では、人生を変えたカメラと言ってもいいんじゃないかな。
「ありがとう Konica Revio C2!」
そしてこのカメラKonica Revio C2だけは捨てずにオブジェとして一生保有しておこうと思った。
ところでコニカって昔はけっこうCMやってて有名な企業だったけど、いつの間にかなくなってたね。サクラカラーとか撮りっきりコニカとか。
コニカCM↓西田ひかる
↓最近のコンデジで軽くて薄いモデル
Nikon COOLPIX A100
重量:約119g(電池、メモリーカード含む)、厚さ:19.8mm(突起部除く)
では、また
スポンサード リンク

ひと言でいいので、気軽にコメントしていってください!
あなたのそのひと言がこのブログ運営の原動力なのです。よろしくお願いします。
あなたのそのひと言がこのブログ運営の原動力なのです。よろしくお願いします。
関連記事:カメラと写真