RRS (Really Right Stuff) BOEM1: Plate for OM-D E-M1 使用レビュー
2016.04.11 (Mon) : カメラと写真
【Customized My Camera】 OLYMPUS OM-D E-M1 編
RRS (Really Right Stuff)
BOEM1: Plate for OM-D E-M1
昔から私は何でもカスタマイズするのが好きである。カスタマイズというのは、簡単に言えば、外観の変更や機能の追加など、製品の仕様を自分の好みや使い勝手に変更すること。やはりカメラも使っているうちにいろいろとカスタマイズしたくなってくる。
今回、紹介するのは、2014年おっさん一人旅~四国編の旅の途中、カメラとレンズを列車の床へ落下させてレンズを大破させてしまった事件の教訓としてその数日後に購入した『RRS (Really Right Stuff) BOEM1: Plate for OM-D E-M1』というアイテム。
不幸中の幸いでカメラはほとんど無傷だったが、落とし方によってはカメラも大破もしくは大きく傷ついていただろうと思うと、何かしらのガードが必要だと感じ、入手したのがこのRRSプレートだった。
これは何かと言うと、写真を見ての通り、カメラ底面に装着するアンダープレート?なるアイテムである。本来は、カメラをガードするというよりも、グリップの向上&クイックリリースプレートがこのアイテムの用途。
プレートの下の部分が、アルカスイス(ARCA SWISS)規格の互換クイックリリースプレートになっていて、同じくアルカスイス規格のクイックリリースクランプなどに取付が可能なのだ。
装着すると底面全体が底上げされ、さらにグリップ部分まで回り込んでいるのでグリップ力が向上する。
ノーマルの状態だと小指が収まりきらず半分くらい下にはみ出すが、これを装着すると指の収まりがとても改善する。
ノーマルの状態↓

OLYMPUS OM-D E-M1ボディ
重量は約60gほどなので、見た目の印象ほど重くはならない。
可動式液晶モニターは、上下どちらに傾けてもRRSプレートに干渉することはない。
ところで中国メーカーの物で他にも同じようなプレートは何種類かあるんだけれど、このRRS製を選んだ最大の理由は、右横にハンドストラップグリップを通すことができる穴が開いている構造になっていたから。
ハンドグリップストラップを取り付ける場合、本来はストラップ取付用の部品を三脚穴に取り付ける必要があるんだけれど、それだとこのこのようなアンダープレートの外観や機能が大きく損なわれてしまう。下部がさらに出っ張る感じになるし、クイックリリースプレートの機能は完全に死んでしまうからね。だからこの穴の存在は非常に重要だ。
ちなみに愛用のハンドストラップグリップは「COTTON CARRIER HAND STRAP」という製品。
↓これです

COTTON CARRIER HAND STRAP コットンキャリア ハンドストラップ
裏側を見るとちゃんと三脚ネジ穴が開いていて、レンズ光軸上に再配置されている。
もちろん装着したままバッテリーの出し入れができる構造になっている。付けっぱなしで使いたい物なので、こうじゃなかったら買わないよね。
ところでReally Right Stuffは、リアリー・ライト・スタッフと読み、通称はRRS(アール・アール・エス)らしい。ついついRSSやSSRと書いてしまういそうになるけど・・・。
Really Right Stuffは、クイックリリースプレートの製造から始まり、現在は三脚、一脚、三脚ヘッド(ボールヘッド、フルード雲台、パノラマ・ジンバル雲台、一脚雲台、カメラ回転デバイスなど)、プレート各種(カメラプレート、Lプレート、レンズプレート、多目的レール)、クイックリリース・クランプ、フラッシュ・ブラケットなど三脚関連のアイテムを製造しているアメリカのメーカーなんだとか。ウェブサイトにMade in USAと書いてあるので、アメリカで製造していると思われる。
なお今回購入した「BOEM1: Plate for OM-D E-M1」にはオプションとして、「BOEM1-L: L-component for BOEM1 plate」という三脚にカメラを取り付ける時の縦位置にも対応できるL型のモジュラーベースプレートもあるんだけど、まあ私的には必要ないかなと思って買わなかった。
↓オプションのL型プレートを付けるとこんな感じ

カメラのガードを考えると、このL型プレートも付けた方が、下部+左側+右側(ハンドストラップ装着)って感じで、防御力がかなり上がるのは間違いないだろう。
ちなみにこのRRS (Really Right Stuff) BOEM1: Plate for OM-D E-M1のお値段は下記。
[BOEM1: Plate for OM-D E-M1] 65ドル
[BOEM1-L: L-component for BOEM1 plate] 60ドル
[BOEM1-L Set: L-plate for OM-D E-M1] 125ドル
メインのプレートとL型オプション部品がほぼ同じ値段(5ドル違い)というのが意味わからんけど、製品のクオリティはかなり高かかったので価格の高さは、なんとか納得できる範囲かな。
ちなみに日本国内では売っているサイトが無かったので、米国のRRS直営サイトの通販で購入(つまり個人輸入)。アメリカから発送なので送料がめっちゃ高いのが最大の難点。
≫ http://www.reallyrightstuff.com/

こんな荷物で届いた。
荷物を開封したらこんな感じでRRS (Really Right Stuff) BOEM1: Plate for OM-D E-M1が入っていた。
こちらは私が使っているアルカスイス互換のクイックリースクランプで『SUNWAYFOTO DDC-26』という製品。本家Arca-Swissの物はめちゃくちゃお高いけど、こちらはかなりリーズナブルなお値段。しかも製品のクオリティはわりと高いと思う。
この小さいサイズがミラーレス一眼には最適かつとても使い勝手が良くて、いろいろと重宝している。
これです↓

SUNWAYFOTO クイックリリースクランプ DDC-26
センターの取り付け穴は、カメラの三脚ネジ穴と同じUNC1/4-20(細ネジ)のネジが切ってある。
ほら、三脚への装着が、こんな感じで一瞬で完了するー!
すでに1年以上使用しての感想だけれど、はっきり言って、もうこれじゃないと三脚を使うのが面倒なほど便利。グリップも確実に持ちやすくなった。そしてなによりもアンダーが完全に守られているという安心感。床にカメラを落とした経験のある私の場合、これこそ最大のメリットじゃないかな。
なおAmazonではこのRRS製は売ってないけど、NEEWER、Fotga、No1accessory、Waterwood、MENGSというメーカーの物ならけっこう安く売っているね。
≫ Amazonで「E-M1 アルカスイス」を検索
実は最近、OM-D E-M5 MarkⅡ用も買ったので、次回はそちらのレビューも書く予定です、お楽しみに。
では、また
↓こんな本が出た

オリンパスPEN&OMのすべて (Gakken Camera Mook)
2016年に80周年を迎えるカメラメーカー、オリンパス。現在、OM-DシリーズとPENシリーズと2種類のラインを展開する同社のカメラの魅力に迫る1冊です。技術、デザインに加え、両シリーズのヒストリーを詳しく掲載。資料性の高い1冊です。
RRS (Really Right Stuff)
BOEM1: Plate for OM-D E-M1
昔から私は何でもカスタマイズするのが好きである。カスタマイズというのは、簡単に言えば、外観の変更や機能の追加など、製品の仕様を自分の好みや使い勝手に変更すること。やはりカメラも使っているうちにいろいろとカスタマイズしたくなってくる。
今回、紹介するのは、2014年おっさん一人旅~四国編の旅の途中、カメラとレンズを列車の床へ落下させてレンズを大破させてしまった事件の教訓としてその数日後に購入した『RRS (Really Right Stuff) BOEM1: Plate for OM-D E-M1』というアイテム。
不幸中の幸いでカメラはほとんど無傷だったが、落とし方によってはカメラも大破もしくは大きく傷ついていただろうと思うと、何かしらのガードが必要だと感じ、入手したのがこのRRSプレートだった。
これは何かと言うと、写真を見ての通り、カメラ底面に装着するアンダープレート?なるアイテムである。本来は、カメラをガードするというよりも、グリップの向上&クイックリリースプレートがこのアイテムの用途。
プレートの下の部分が、アルカスイス(ARCA SWISS)規格の互換クイックリリースプレートになっていて、同じくアルカスイス規格のクイックリリースクランプなどに取付が可能なのだ。
装着すると底面全体が底上げされ、さらにグリップ部分まで回り込んでいるのでグリップ力が向上する。
ノーマルの状態だと小指が収まりきらず半分くらい下にはみ出すが、これを装着すると指の収まりがとても改善する。
ノーマルの状態↓
OLYMPUS OM-D E-M1ボディ
重量は約60gほどなので、見た目の印象ほど重くはならない。
可動式液晶モニターは、上下どちらに傾けてもRRSプレートに干渉することはない。
ところで中国メーカーの物で他にも同じようなプレートは何種類かあるんだけれど、このRRS製を選んだ最大の理由は、右横にハンドストラップグリップを通すことができる穴が開いている構造になっていたから。
ハンドグリップストラップを取り付ける場合、本来はストラップ取付用の部品を三脚穴に取り付ける必要があるんだけれど、それだとこのこのようなアンダープレートの外観や機能が大きく損なわれてしまう。下部がさらに出っ張る感じになるし、クイックリリースプレートの機能は完全に死んでしまうからね。だからこの穴の存在は非常に重要だ。
ちなみに愛用のハンドストラップグリップは「COTTON CARRIER HAND STRAP」という製品。
↓これです
COTTON CARRIER HAND STRAP コットンキャリア ハンドストラップ
裏側を見るとちゃんと三脚ネジ穴が開いていて、レンズ光軸上に再配置されている。
もちろん装着したままバッテリーの出し入れができる構造になっている。付けっぱなしで使いたい物なので、こうじゃなかったら買わないよね。
ところでReally Right Stuffは、リアリー・ライト・スタッフと読み、通称はRRS(アール・アール・エス)らしい。ついついRSSやSSRと書いてしまういそうになるけど・・・。
Really Right Stuffは、クイックリリースプレートの製造から始まり、現在は三脚、一脚、三脚ヘッド(ボールヘッド、フルード雲台、パノラマ・ジンバル雲台、一脚雲台、カメラ回転デバイスなど)、プレート各種(カメラプレート、Lプレート、レンズプレート、多目的レール)、クイックリリース・クランプ、フラッシュ・ブラケットなど三脚関連のアイテムを製造しているアメリカのメーカーなんだとか。ウェブサイトにMade in USAと書いてあるので、アメリカで製造していると思われる。
なお今回購入した「BOEM1: Plate for OM-D E-M1」にはオプションとして、「BOEM1-L: L-component for BOEM1 plate」という三脚にカメラを取り付ける時の縦位置にも対応できるL型のモジュラーベースプレートもあるんだけど、まあ私的には必要ないかなと思って買わなかった。
↓オプションのL型プレートを付けるとこんな感じ

カメラのガードを考えると、このL型プレートも付けた方が、下部+左側+右側(ハンドストラップ装着)って感じで、防御力がかなり上がるのは間違いないだろう。
ちなみにこのRRS (Really Right Stuff) BOEM1: Plate for OM-D E-M1のお値段は下記。
[BOEM1: Plate for OM-D E-M1] 65ドル
[BOEM1-L: L-component for BOEM1 plate] 60ドル
[BOEM1-L Set: L-plate for OM-D E-M1] 125ドル
メインのプレートとL型オプション部品がほぼ同じ値段(5ドル違い)というのが意味わからんけど、製品のクオリティはかなり高かかったので価格の高さは、なんとか納得できる範囲かな。
ちなみに日本国内では売っているサイトが無かったので、米国のRRS直営サイトの通販で購入(つまり個人輸入)。アメリカから発送なので送料がめっちゃ高いのが最大の難点。
≫ http://www.reallyrightstuff.com/

こんな荷物で届いた。
荷物を開封したらこんな感じでRRS (Really Right Stuff) BOEM1: Plate for OM-D E-M1が入っていた。
こちらは私が使っているアルカスイス互換のクイックリースクランプで『SUNWAYFOTO DDC-26』という製品。本家Arca-Swissの物はめちゃくちゃお高いけど、こちらはかなりリーズナブルなお値段。しかも製品のクオリティはわりと高いと思う。
この小さいサイズがミラーレス一眼には最適かつとても使い勝手が良くて、いろいろと重宝している。
これです↓
SUNWAYFOTO クイックリリースクランプ DDC-26
センターの取り付け穴は、カメラの三脚ネジ穴と同じUNC1/4-20(細ネジ)のネジが切ってある。
ほら、三脚への装着が、こんな感じで一瞬で完了するー!
すでに1年以上使用しての感想だけれど、はっきり言って、もうこれじゃないと三脚を使うのが面倒なほど便利。グリップも確実に持ちやすくなった。そしてなによりもアンダーが完全に守られているという安心感。床にカメラを落とした経験のある私の場合、これこそ最大のメリットじゃないかな。
なおAmazonではこのRRS製は売ってないけど、NEEWER、Fotga、No1accessory、Waterwood、MENGSというメーカーの物ならけっこう安く売っているね。
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実は最近、OM-D E-M5 MarkⅡ用も買ったので、次回はそちらのレビューも書く予定です、お楽しみに。
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オリンパスPEN&OMのすべて (Gakken Camera Mook)
2016年に80周年を迎えるカメラメーカー、オリンパス。現在、OM-DシリーズとPENシリーズと2種類のラインを展開する同社のカメラの魅力に迫る1冊です。技術、デザインに加え、両シリーズのヒストリーを詳しく掲載。資料性の高い1冊です。
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