バンコク中心部ラチャプラソン交差点エーラーワンの祠周辺の爆発事件について
2015.08.18 (Tue) : 旅と旅写真
昨夜、タイのバンコク中心部パトゥムワン区で8月17日現地時間18:55頃、爆発があったというニュースを見た。いつもなら遠い国のニュースで終る話だが、バンコクには今年2回行っている関係上、とてもスルーすることはできずネットで情報を集めた。
ネット情報によると爆発があった場所は、BTSスクムウィット線の下を走るラーマ1世通り~プルーンチット通り(スクンビット通り)と伊勢丹やセントラルワールドプラザなど大型商業施設が立ち並ぶラーチャダムリ通りとが交差するラチャプラソン交差点(Ratchaprasong Junction)の角にあるエーラーワンの祠(エラワンの祠、ターオ・マハー・プラマ、Thao Maha Brama)前の路上だという。
その映像や写真を見てショックを受けた。そこは今年2月のタイ旅で、実際に一人で訪れた場所だったからだ。さらに今年6月のタイ旅ではバンコクの宿泊ホテルが同じプルーンチット通り沿いで徒歩15分ほどの場所だった。
上の写真は今年2月に撮影したラチャプラソン交差点で、ラーマ1世通り側からプルーンチット通り(BTS下)を望む風景。右奥のエメラルドグリーン色のパラソルが見える辺りがエーラーワンの祠。
爆発現場は、BTSやタクシーで移動する場合、必ずと言っていいほど通過する交差点で、まさにバンコクの中心と言ってもいいほどの場所。近くには巨大商業施設や大型ホテルがたくさんあり日本人観光客も多いエリアだ。
そのような身近な場所で起こり、しかも観光客を含む多くの人が巻き込まれたのがほんとに残念だ。
これは今年2月のエーラーワンの祠(エラワンの祠、ターオ・マハー・プラマ、Thao Maha Brama)。
地球の歩き方バンコクでは、バンコクの3大パワースポットの一つでタイで最も霊験あらたかと信じられているバンコク最強のパワースポットと紹介されている。祠に祀られているのはバラモン教の神様。
私が訪れたこの日もたくさんの観光客と地元民の参拝客で賑わっていた。そして皆、真剣に祈りを捧げていた。
このような素敵な場所が攻撃された。信じられないし、信じたくない。
タイは、ほんと大好きだから、とても悲しい。
実は、私が訪れた今年2月にもすぐ近くのサイアム駅で小規模の爆発事件が起きている。その時は負傷者も出なかったからか日本でほとんど報道されなかった。また3月にも手投げ弾が爆発する事件が発生している。
タイでは2006年の軍事クーデター以降、親タクシン首相派(UDD:反独裁民主戦線、赤シャツ隊)と反タクシン首相派(PAD:民主市民連合、黄シャツ隊)による対立とデモが続いている。
またマレーシアとの国境近くのタイ深南部(しんなんぶ)地域では、タイから分離独立を求めるイスラム系武装組織による事件が続発している。
今回の爆破事件がどのような人間の仕業で、どのような動機だったのかはまだわからないが、タイではここ数年間続くいろいろな争いの火種がくすぶり続けているのも現実。
ただこれだけは言っておきたい。これら争いとはあまり関係がないほとんどのタイの人々は、今回の事件にとても心を痛めていると思うし、このようなやり方は決して認めないと思うし、もうこれ以上、こんなひどいことは起こらないで欲しいと願っているだろう。そして一日も早く争いが終わって、タイに平穏が訪れる事を望んでいると思う。
なぜそう思うのか?それはタイに一度でも行ってタイの人と接したことがあればわかること。タイ人の多くは、優しくて心が穏やかな人々。ほんと素晴らしい国、こんなおっさんの旅人にも親切にしてくれた。
P.S.
この記事を書いている最中に新たなニュースが入っていた。
本日18日13時頃、チャオプラヤー川にかかるタクシン橋で新たな爆発が発生。爆発したのは手榴弾で、橋から桟橋へ向けて投げ込まれ川に落ち水中で爆発。死傷者はいないらしい。もし桟橋で爆発してたらヤバかった。
タクシン橋と言ったら、BTSシーロム線のサパーンタークシン駅の近くで、チャオプラヤー・エクスプレスのサトーン船着場がある場所である。
これまた何度も訪れている場所で、やはりバンコク観光では必ずと言っていいほど行くことになるエリアだ。
これらのニュースを見て、もしバンコクに対して危険な印象を受けてしまう人がいたら、それは仕方がないこと。だけどこの記事を読んでくれた人には、知っててもらいたい。
実際のバンコクは、世界的にみても比較的に治安は良い方だし、何と言ってもタイは超が付くほどの親日国で、しかも日本と同じ仏教の国。だから日本人観光客に対して、とってもウェルカム。簡単な日本語なら通じることも多い。もちろん英語は、世界トップクラスの観光客数やリピーター数を誇る観光都市なだけにけっこう通じる。
つまり本来のバンコクは、日本人にとって安全かつとても過ごしやすい都市だということ。
亡くなられた人の冥福と、負傷者の無事を祈ります。
そして一刻も早い事件の解決を願います。
ネット情報によると爆発があった場所は、BTSスクムウィット線の下を走るラーマ1世通り~プルーンチット通り(スクンビット通り)と伊勢丹やセントラルワールドプラザなど大型商業施設が立ち並ぶラーチャダムリ通りとが交差するラチャプラソン交差点(Ratchaprasong Junction)の角にあるエーラーワンの祠(エラワンの祠、ターオ・マハー・プラマ、Thao Maha Brama)前の路上だという。
その映像や写真を見てショックを受けた。そこは今年2月のタイ旅で、実際に一人で訪れた場所だったからだ。さらに今年6月のタイ旅ではバンコクの宿泊ホテルが同じプルーンチット通り沿いで徒歩15分ほどの場所だった。
上の写真は今年2月に撮影したラチャプラソン交差点で、ラーマ1世通り側からプルーンチット通り(BTS下)を望む風景。右奥のエメラルドグリーン色のパラソルが見える辺りがエーラーワンの祠。
爆発現場は、BTSやタクシーで移動する場合、必ずと言っていいほど通過する交差点で、まさにバンコクの中心と言ってもいいほどの場所。近くには巨大商業施設や大型ホテルがたくさんあり日本人観光客も多いエリアだ。
そのような身近な場所で起こり、しかも観光客を含む多くの人が巻き込まれたのがほんとに残念だ。
これは今年2月のエーラーワンの祠(エラワンの祠、ターオ・マハー・プラマ、Thao Maha Brama)。
地球の歩き方バンコクでは、バンコクの3大パワースポットの一つでタイで最も霊験あらたかと信じられているバンコク最強のパワースポットと紹介されている。祠に祀られているのはバラモン教の神様。
私が訪れたこの日もたくさんの観光客と地元民の参拝客で賑わっていた。そして皆、真剣に祈りを捧げていた。
このような素敵な場所が攻撃された。信じられないし、信じたくない。
タイは、ほんと大好きだから、とても悲しい。
実は、私が訪れた今年2月にもすぐ近くのサイアム駅で小規模の爆発事件が起きている。その時は負傷者も出なかったからか日本でほとんど報道されなかった。また3月にも手投げ弾が爆発する事件が発生している。
タイでは2006年の軍事クーデター以降、親タクシン首相派(UDD:反独裁民主戦線、赤シャツ隊)と反タクシン首相派(PAD:民主市民連合、黄シャツ隊)による対立とデモが続いている。
またマレーシアとの国境近くのタイ深南部(しんなんぶ)地域では、タイから分離独立を求めるイスラム系武装組織による事件が続発している。
今回の爆破事件がどのような人間の仕業で、どのような動機だったのかはまだわからないが、タイではここ数年間続くいろいろな争いの火種がくすぶり続けているのも現実。
ただこれだけは言っておきたい。これら争いとはあまり関係がないほとんどのタイの人々は、今回の事件にとても心を痛めていると思うし、このようなやり方は決して認めないと思うし、もうこれ以上、こんなひどいことは起こらないで欲しいと願っているだろう。そして一日も早く争いが終わって、タイに平穏が訪れる事を望んでいると思う。
なぜそう思うのか?それはタイに一度でも行ってタイの人と接したことがあればわかること。タイ人の多くは、優しくて心が穏やかな人々。ほんと素晴らしい国、こんなおっさんの旅人にも親切にしてくれた。
P.S.
この記事を書いている最中に新たなニュースが入っていた。
本日18日13時頃、チャオプラヤー川にかかるタクシン橋で新たな爆発が発生。爆発したのは手榴弾で、橋から桟橋へ向けて投げ込まれ川に落ち水中で爆発。死傷者はいないらしい。もし桟橋で爆発してたらヤバかった。
タクシン橋と言ったら、BTSシーロム線のサパーンタークシン駅の近くで、チャオプラヤー・エクスプレスのサトーン船着場がある場所である。
これまた何度も訪れている場所で、やはりバンコク観光では必ずと言っていいほど行くことになるエリアだ。
これらのニュースを見て、もしバンコクに対して危険な印象を受けてしまう人がいたら、それは仕方がないこと。だけどこの記事を読んでくれた人には、知っててもらいたい。
実際のバンコクは、世界的にみても比較的に治安は良い方だし、何と言ってもタイは超が付くほどの親日国で、しかも日本と同じ仏教の国。だから日本人観光客に対して、とってもウェルカム。簡単な日本語なら通じることも多い。もちろん英語は、世界トップクラスの観光客数やリピーター数を誇る観光都市なだけにけっこう通じる。
つまり本来のバンコクは、日本人にとって安全かつとても過ごしやすい都市だということ。
亡くなられた人の冥福と、負傷者の無事を祈ります。
そして一刻も早い事件の解決を願います。
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