パンダ・ペンギンのリカバリーで効果があった施策は?
2014.05.20 (Tue) : ウェブとパソコン
以前の記事(パンダ・ペンギンからのリカバリーの結果と結論)で、パンダ・アップデートとペンギン・アップデートからのアクセス回復へのリカバリーを試みている事をお伝えしたのだけれど、記事でも書いた通り考えられる事はすべてやり尽くした訳で、それでも他に何かやり残していることはないかと思い藁にもすがる思いで、上の写真の本を買ってみた。
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読んでみた感想を言えば、すでに新しいSEOやGoogleのガイドラインを理解してGoogleウェブマスターツールも使用している中上級者レベルの人には、わかりきった内容が中心で特に新しい情報は得られなかった。それと私のようにリカバリーを目的とした人には向いておらず、SEO初心者の入門書という感じの内容。
ただGoogleが推奨する2014年の新しく正しいSEOについてやさしく説明しているので、これからSEOを学ぶ人には良い解説書なのは間違いない。
それで以前の記事でも書いた通り、パンダ・ペンギンから完全なリカバリーには成功したとは言えない状況ではあるが、いろいろ試した施策の中でも比較的、効果が感じられたリカバリーの施策を今回はお教えしようと思う。
パンダ・アップデートとペンギン・アップデートによる検索順位ダウンからのリカバリーの施策で効果があった(感じられた)ベスト3は下記。
※あくまでも個人の感覚によるもので正確性は保証しません。
1. リンクを否認
2. 外部リンクにrel="nofollow"を付ける
3. サイトの閉鎖
リンクを否認とは?まず一番効果が感じられた「リンクを否認」というのを簡単に説明すると、外部サイトからの被リンクをGoogle検索エンジンで自サイトを評価する際に考慮に入れないようにGoogleに依頼すること。依頼は、Googleのウェブマスターツールで提供されているリンク否認ツールというのを使用する。
↓詳細な説明とやり方はこちら
https://support.google.com/webmasters/answer/2648487?hl=ja
このリンク否認ツールを使って、自サイトにリンクしている価値の低そうなサイトやブログを片っ端からドメインごと否認したら、2週間くらいして検索圏外に飛ばされていたのが順位は低いが検索圏内に表示されるようになった。ただし、この施策は後で説明する2位と3位の施策の後に行っているので、これ単体の効果だったのかはわからない。
※なおこの方法はGoogleのページでも警告しているとおり、使い方を間違えると、Google 検索結果でのサイトのパフォーマンスに悪影響が及ぶ可能性があるので、実行はすべて自己責任でお願いします。
外部リンクにrel="nofollow"を付けるとは?二番目に効果が感じられた「外部リンクにrel="nofollow"を付ける」というのは、自サイトの外部リンクに対して、検索エンジンのクローラーに「このリンクをたどらない」と指示を与える手段である。リンクに対して下記のようにrel="nofollow"を追加して使用する。
リンク先
こうするとGoogleのクローラーは、このリンクを辿らなくなり、その外部リンク自体がGoogleには無いものとなる。
↓詳細はこちら(特定のリンクに対して rel="nofollow" を使用する)
https://support.google.com/webmasters/answer/96569?hl=ja
具体的な施策例としては、複数運営している自サイトを相互リンクや記事内リンクでアクセストレードをしているようなケース。本来は純粋にアクセスとレートと各サイトの宣伝の為のリンクであったが、パンダ・ペンギンの新しいアルゴリズムでは、自作自演スパムリンクと判断されてしまう可能性があったので、その外部リンクすべてに rel="nofollow"を付けた。
これを行うとリンク先とリンク元の両方のサイトに若干のアクセス回復効果が感じられた。
運営するサイト内容にもよるけれど、普通はリンク先のリンク切れやリンク先の運営休止、サイト内容の変更などをすべてをリアルタイムに把握するのは難しいので、今後は念の為に外部リンクすべてに rel="nofollow"を付ける方が安全なような気がするが、Googleではあくまでも「信頼できないコンテンツ」「有料リンク」「クロールの優先順位」の3パターンを具体例としてnofollow を使用することを推奨している。
サイトの閉鎖とは?三番目に効果が感じられた「サイトの閉鎖」とは、ほとんど更新しておらず外部リンク獲得を主な目的として放置していたいわゆる自分の運営するリンク集や内容の薄いサイト、ブログ、ページを片っ端から削除すること。
パンダ・ペンギンのアルゴリズムでは、過去に効果があったブラック的なSEOをすべて無効もしくはペナルティ対象としているので、とにかく内容の薄いサイトの量産は逆効果の可能性が高い。
このサイト閉鎖の効果も若干だが感じられる結果となった。ただし実際、私はこのようなサイトはそれほど数はなく、大量に行っているケースの場合はわからない。
まとめこれらは効果が感じられた順ではあるが、施策を行ったのは3→2→1の順番だったので、もしかしたら段階的に効果がアップしていった可能性もある。
そしてこれら3つの施策には、共通する点があって、それは「外部からのリンクがサイトの順位に影響している」ということである。
Googleはもう自作自演の被リンクには騙されない!ということだと思う。
やはりパンダアップデートとペンギン・アップデートは、過去の被リンク獲得によるSEOを完全なまでに否定し、またそれらを行っているサイトの順位を落とすことで、それら行為自体を防止していると言える。もう自作自演のリンクはどうやってもGoogleには通用しないと思った方がいいと思う。
今、私と同じように検索順位の下落で困っている人がいたら、この記事の内容が少しでもお役に立てれば幸いだけれど、検証結果はあくまでも私の感覚によるもので、確実な成果によるものではないので、あしからず。
では、また

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パンダ・アップデートとペンギン・アップデートによる検索順位ダウンからのリカバリーの施策で効果があった(感じられた)ベスト3は下記。
※あくまでも個人の感覚によるもので正確性は保証しません。
1. リンクを否認
2. 外部リンクにrel="nofollow"を付ける
3. サイトの閉鎖

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※なおこの方法はGoogleのページでも警告しているとおり、使い方を間違えると、Google 検索結果でのサイトのパフォーマンスに悪影響が及ぶ可能性があるので、実行はすべて自己責任でお願いします。

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