Windows8→8.1アップデートの手順と、してみた結果と結論
2014.05.16 (Fri) : ウェブとパソコン

現在、私のメイン機(パソコン)に搭載しているOSは、「Windows 8」なんだけれど、事実上の次のOS「Windows 8.1」がすでにリリースされていて、その無料アップデートが去年から公開されていた。しかしOSの入れ替えは、使用中のソフトの動作不良が伴うケースが多いので、しばらく様子をみて、各ソフトメーカーの新しいバーションへの対応が進んでから行うのが安全である。
ということで、Windows8.1へのアップデートはとりあえずスルーしていたんだけれど、先日ネットで“「Windows 8.1 Update」、個人ユーザーも6月まで適用期限を延長(http://internet.watch.impress.co.jp/...)”っていう見出しのニュースを見て、「現行OSのアップデートにも期限があるのかよマイクロソフトマジでふざけてるな!」って思いつつ期限が切れると困るのでアップデートを実行した。
後でよくよくニュース記事を読み直してみたら、Windows8の話ではなくWindows8.1自体のアップデートの話だったので、私の勘違いだったんだけれど、普通「Windows 8.1 Update」って書いたら8→8.1アップデートだと思うよね。おかげで間違ったツイートしちゃったよ。ほんとマイクロソフトとかアドビとかの米国企業の文章ってムカつく。

※大きな画像はクリックで拡大できます
1. Windows8.1アップグレードアシスタントをダウンロードして、インストールされているソフトの互換性を確認

≫Windows8.1アップグレードアシスタントのダウンロードページ
ダウロードしたファイルをクリックするとWindows8.1アップグレードアシスタントが実行される。

↓

今回、私のPCでは一つのソフトが要確認とされた。

それは、Appleの「iTunes」だった。「承認されたPCを削除する」という意味不明な警告文。それ以上の詳しい説明はなし。やっぱマイクロソフトはムカつく(怒)。
ネットで調べたらどうやらApple ID に関連付けたiTunesのコンピューターの認証をそのPCでしてる場合は、アップデート前にそれを解除しておかないと、後で出来なくなりますよということらしい。というのもApple ID には最大 10 台のデバイスやコンピュータを関連付けられるらしいが、その内コンピュータは最大 5 台までなんだって。だから解除しないで8.1にアップデートしたら1台分が解除不可能になるということらしい。

iTunesのコンピューターの認証を解除手順
左上メニュー → ITunes Store → このコンピューターの認証を解除
ちなみに私のPCで互換性が問題ないと出た主なソフトは下記、他にも有るはずなんだけれど全て表示される訳ではないらしい。
Adobe Acrobat X Pro - Japanese
Adobe AIR
Adobe CS6 Design and Web Premium
Adobe Lens Profile Downloader
Adobe Widget Browser
AI Suite II
Bonjour
CCleaner
DVD Shrink 3.2
Google Chrome
Google Earth Plug-in
Google ⽇本語⼊⼒
iCloud
Lhaplus
Microsoft OneDrive
Mozilla Firefox 27.0.1 (x86 ja)
MPC-HC 1.7.0 (64-bit)
Nero 12 Kwik Burn Express Essentials
NextFTP
Shuriken 2010
Splashtop Streamer
SUPERAntiSpyware
互換性の問題がクリアしたらいよいよアップデートである。
2. ストアから「Windowsのアップデート(無料でWindows8.1に更新)」を実行する
ストアの先頭にでかでかと表示されている「Windowsのアップデート(無料でWindows8.1に更新)」をクリック

Windows8.1 Pro と書かれたページのダウンロードをクリック

ダウンロードサイズが3.63GBもあるので相当の時間を覚悟しよう。なおダウンロード中もPCは使用できる。

↓

↓

「Windows8.1のインストールを続けるにはPCを再起動してください」とでたら「今すぐ再起動」をクリック

ここからインストールが始まるので、PCの使用はできない。

↓

↓

ライセンス条項という画面になったら「同意します」をクリック

その後、Microsoft アカウントの入力を求められたので入力したら下記のメッセージが・・・

受け取ったコードを入力してください
XXX@XXX.jpがお使いのアカウントのメールアドレスと一致する場合は、コードをお送りします。
「は?」
「このパソコンのメールソフトを起動しないと見られないんだけど(怒)!」
PCのメールはPCで見るのが普通だと思うけれど、マイクロソフトの人はそういった想像力がないのかな???ほんとマイクロソフトってムカつく。
たぶん「別の確認オプションを使う」というので再度携帯のメールとかを入力してできるんだろうけど、私の場合ノートPCでも受信できたので使わなかった。
以上の手順で無事Windows8.1をインストールすることが完了した。ダウンロードから完了→起動までの所要時間は約50分くらい。ちなみに回線は1Gbps(1000Mbps)の「auひかり」なので、それ以下の速度の場合は、もっとかかると思われる。

<デスクトップ>
・見た目にほとんど変化は感じられない
・まやかしのスタートボタンが付いたらしいが、私の場合すでに「Classic Shell Ver3.6.8」というソフトのクラッシックスタートメニュー3.6.8というのを使っていたので見えないし
・起動後スタート画面を飛ばしてデスクトップを表示できるようになったらしいが、やはりClassic Shellですでにそうしていたので変わりなし
・フォルダ内のアイコンの間隔が広がってドラックしやすくなっているような気がする(正確には未確認)
・標準ブラウザがIE10(Internet Explorer10)からIE11に変わって、表示が爆速になった
・各種ソフトの起動も速くなっているような気がする
・Microsoftのオンラインストレージ「OneDrive」がフォルダ内に一体化された
<スタート画面>
・細かいところがいろいろ変わっているらしいが、基本的にこのページは使わないので、よくわからない
・すべてのアプリ一覧へ切り替える下矢印ボタンが付いた
<その他>
・ロック画面はすっ飛ばす設定にしているので未確認
・起動や再起動がさらに速くなっているような気がした
・パソコンの動作音が多少大きくなったような気がする(マシンの負荷が上がっている?)
<不具合>
・使用ソフトの不具合は今のところ特にない
・IE11の仕様変更により、これまでのJavaScriptのプログラムに正常に動作しない不具合が発生する

ただ、まやかしのスタートボタンは、期待するほどの物ではない。というかバカだよマイクロソフト。
それとWeb製作者的には、IE11のUser agentなどの仕様変更によるJavaScriptなどプログラムの動作不良や互換モード問題など、できれば知りたくなかった問題に対処しなければならなくなった。というか不具合になるような仕様変更とかなんでするかなー、ほんとマイクロソフトってムカつく。
ここまでで、マイクロソフトに対してムカつくとかバカとかって連発してしまったが、まーでも、仕事で使うならWindowsはなんだかんだで外せない訳で、その使いやすさは、8だろうが8.1だろうが変わらない。
それと世間ではWindows8に対して失敗OS的なイメージが蔓延しているが、実際に使ってみた感想を言わせてもらうとWindows7やVistaよりも動作が軽くて使いやすよ。ちょっと前まではXP最強と思っていたんだけれど、8に慣れちゃった今は、XPだと重ったるく感じるし、カーソルとかの動きがイマイチだし、ちょっともう戻れないね。なお8のスタートボタンの問題は、Classic Shellを入れれば一発で解決する。
以上、Windows8→8.1にアップデートのレポートでした。
では、また
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