CP+2014:OLYMPUS OM-D E-M10 試し撮りレビュー
2014.02.17 (Mon) : カメラと写真
この記事のは続き物です。最初の記事は「CP+2014に行ってきた!」から
CP+2014のオリンパス ブースで特に力を入れてPRしていたのが2014年2月末~3月に発売予定のOM-Dシリーズの新機種「OLYMPUS OM-D E-M10」だ。

サッカーの本田圭佑をイメージモデルに採用したOM-D E-M10のカタログ
キャッチコピーは・・・
撮るという、アイラブユー。
いまいちよくわからないが、たぶん「家族や恋人の思い出を写真に収めて、I LOVE YOUを伝えよう」って感じなんだと思う。これまでのOM-Dシリーズに搭載されていた防塵・防滴の機能を省いたエントリーモデルという位置づけ。
新しい世界最薄標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」と合わせて63.9mmという超薄型ボディが魅力のミラーレス一眼カメラだ。
ちなみにボディ本体の大きさの比較は下記となる。※太字は最小値
E-M10 縦82.3mm / 横119.1mm / 幅45.9mm / 重さ約396g
E-M5 縦89.6mm / 横121.0mm / 幅41.9mm / 重さ約425g
E-M1 縦93.5mm / 横130.4mm / 幅63.1mm / 重さ約497g
E-P5 縦68.9mm / 横122.3mm / 幅37.2mm / 重さ約420g
※重量は付属充電池及びメモリーカード含む
E-M5よりも縦横サイズは小さくなっているが幅は若干厚くなっているね。重量はさらに軽くなっているみたいだけれど、実際に持った感じも確かにめっちゃ軽かった。
カラーはシルバーとブラックの二色。左の黒いE-M10は、別売りの専用グリップ ECG-1が装着されている。パンケーキレンズとのマッチングは最高で、とても良いデザインだと思う。
E-M10の他の特徴
・センサーはE-M5から継承した「16M Live MOSセンサー」搭載
・画像処理エンジンはE-M1と同じ「TruePic Ⅶ」搭載
・ファインダーはE-M5と同スペックの約144万ドット、倍率1.15倍(35mm判換算0.57倍)
・E-M1にも搭載のVCM駆動式の手ぶれ補正機構を小型化したボディー内3軸手ブレ補正を搭載
・FAST AF(コントラストAF)
・連写 約8コマ/秒(手ぶれ補正Off時)
・最高シャッター速度 1/4000秒
・内蔵フラッシュ搭載
・E-M1と同じWi-Fi機能を搭載
・上位機と同じく2ダイヤルを搭載
E-M10で試し撮りした写真は下記から
※すべてM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZレンズで、JPEG撮って出し画像をPhotoshopで明るさとコントラストだけ調整、サイズ変更したもの。
絞り優先AE(Aモード)、焦点距離19mm
F5.6 ISO800 SS1/80秒 EV0.0
絞り優先AE(Aモード)、焦点距離42mm
F5.6 ISO1250 SS1/80秒 EV0.0
絞り優先AE(Aモード)、焦点距離42mm
F5.6 ISO1250 SS1/80秒 EV0.0
↑E-M10で試し撮りした写真はここまで
おそらくISOオートだったので(設定をよく見ないで撮影してしまった)、ISO800以上の写真となってしまい低感度の画質が確認できないのが残念だったが、高感度でもこれだけの画質ってことだから、かなりイイかも。
持ってみた印象は、とにかく小さくて軽い、いい意味でおもちゃっぽいて可愛いい子って感じ。これならポケットに入れて普段から持ち歩くカメラとして重宝しそう。
ファインダーの見え方は、E-M5で見た時と同じ「ダメだこりゃー」って感じ(E-M1のファインダーが良いので特に感じた)。まあ価格的にE-M1と同じファインダーは無理だったということだろう。でも実際の話、E-M1でも最近はファインダーよりも背面の液晶モニタで撮影していることの方が多いので、あくまでもサブと割り切れば、今はそれほど問題だとは思わなくなった。
装着のレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」は、世界最薄電動式パンケーキズームレンズってことでとにかく薄い。カメラの電源に連動して自動でキャップが開いてニョキニョキ~って飛び出してくる。手前が電動ズームを動かすズームリングで、慣れていないので微調整にちょっと手間取った。個人的には普通の手動ズームにして欲しかったが、動画撮影には重宝しそう。
絞り優先AE(Aモード)、焦点距離40mm
F3.5 ISO400 SS1/40秒 EV-0.3
上の写真は、比較参考用にE-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROで撮影したJPEG撮って出し画像を同じくPhotoshopで明るさとコントラストだけ調整、サイズ変更したもの。
まあ価格差2倍以上のカメラとレンズなので当然こちらの方が画質が良く見えるが、あくまでも比較したから分かるレベルではないだろうか?それにもし同じレンズなら差はさらに縮まるような気がする。
なによりもデザインがかっこ良くて、しかもコンパクトでカワイイのがいい!E-M10は、防塵・防滴が必要ない人には、けっこうお買い得なカメラなのかもね。
↓現在の相場
OLYMPUS OM-D E-M10 ED 14-42mm F3.5-5.6 EZレンズキット
CP+2014のレポートはまだまだ続くよー
つづく →次へ
CP+2014のオリンパス ブースで特に力を入れてPRしていたのが2014年2月末~3月に発売予定のOM-Dシリーズの新機種「OLYMPUS OM-D E-M10」だ。

サッカーの本田圭佑をイメージモデルに採用したOM-D E-M10のカタログ
キャッチコピーは・・・
撮るという、アイラブユー。
いまいちよくわからないが、たぶん「家族や恋人の思い出を写真に収めて、I LOVE YOUを伝えよう」って感じなんだと思う。これまでのOM-Dシリーズに搭載されていた防塵・防滴の機能を省いたエントリーモデルという位置づけ。
新しい世界最薄標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」と合わせて63.9mmという超薄型ボディが魅力のミラーレス一眼カメラだ。
ちなみにボディ本体の大きさの比較は下記となる。※太字は最小値
E-M10 縦82.3mm / 横119.1mm / 幅45.9mm / 重さ約396g
E-M5 縦89.6mm / 横121.0mm / 幅41.9mm / 重さ約425g
E-M1 縦93.5mm / 横130.4mm / 幅63.1mm / 重さ約497g
E-P5 縦68.9mm / 横122.3mm / 幅37.2mm / 重さ約420g
※重量は付属充電池及びメモリーカード含む
E-M5よりも縦横サイズは小さくなっているが幅は若干厚くなっているね。重量はさらに軽くなっているみたいだけれど、実際に持った感じも確かにめっちゃ軽かった。
カラーはシルバーとブラックの二色。左の黒いE-M10は、別売りの専用グリップ ECG-1が装着されている。パンケーキレンズとのマッチングは最高で、とても良いデザインだと思う。
E-M10の他の特徴
・センサーはE-M5から継承した「16M Live MOSセンサー」搭載
・画像処理エンジンはE-M1と同じ「TruePic Ⅶ」搭載
・ファインダーはE-M5と同スペックの約144万ドット、倍率1.15倍(35mm判換算0.57倍)
・E-M1にも搭載のVCM駆動式の手ぶれ補正機構を小型化したボディー内3軸手ブレ補正を搭載
・FAST AF(コントラストAF)
・連写 約8コマ/秒(手ぶれ補正Off時)
・最高シャッター速度 1/4000秒
・内蔵フラッシュ搭載
・E-M1と同じWi-Fi機能を搭載
・上位機と同じく2ダイヤルを搭載
E-M10で試し撮りした写真は下記から
※すべてM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZレンズで、JPEG撮って出し画像をPhotoshopで明るさとコントラストだけ調整、サイズ変更したもの。
絞り優先AE(Aモード)、焦点距離19mm
F5.6 ISO800 SS1/80秒 EV0.0
絞り優先AE(Aモード)、焦点距離42mm
F5.6 ISO1250 SS1/80秒 EV0.0
絞り優先AE(Aモード)、焦点距離42mm
F5.6 ISO1250 SS1/80秒 EV0.0
↑E-M10で試し撮りした写真はここまで
おそらくISOオートだったので(設定をよく見ないで撮影してしまった)、ISO800以上の写真となってしまい低感度の画質が確認できないのが残念だったが、高感度でもこれだけの画質ってことだから、かなりイイかも。
持ってみた印象は、とにかく小さくて軽い、いい意味でおもちゃっぽいて可愛いい子って感じ。これならポケットに入れて普段から持ち歩くカメラとして重宝しそう。
ファインダーの見え方は、E-M5で見た時と同じ「ダメだこりゃー」って感じ(E-M1のファインダーが良いので特に感じた)。まあ価格的にE-M1と同じファインダーは無理だったということだろう。でも実際の話、E-M1でも最近はファインダーよりも背面の液晶モニタで撮影していることの方が多いので、あくまでもサブと割り切れば、今はそれほど問題だとは思わなくなった。
装着のレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」は、世界最薄電動式パンケーキズームレンズってことでとにかく薄い。カメラの電源に連動して自動でキャップが開いてニョキニョキ~って飛び出してくる。手前が電動ズームを動かすズームリングで、慣れていないので微調整にちょっと手間取った。個人的には普通の手動ズームにして欲しかったが、動画撮影には重宝しそう。
絞り優先AE(Aモード)、焦点距離40mm
F3.5 ISO400 SS1/40秒 EV-0.3
上の写真は、比較参考用にE-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROで撮影したJPEG撮って出し画像を同じくPhotoshopで明るさとコントラストだけ調整、サイズ変更したもの。
まあ価格差2倍以上のカメラとレンズなので当然こちらの方が画質が良く見えるが、あくまでも比較したから分かるレベルではないだろうか?それにもし同じレンズなら差はさらに縮まるような気がする。
なによりもデザインがかっこ良くて、しかもコンパクトでカワイイのがいい!E-M10は、防塵・防滴が必要ない人には、けっこうお買い得なカメラなのかもね。
↓現在の相場
OLYMPUS OM-D E-M10 ED 14-42mm F3.5-5.6 EZレンズキット
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