冬の北海道鉄道旅の装備(服装など)と演習
2014.02.10 (Mon) : 旅と旅写真
前回の記事(冬の北海道は●●がめっちゃ安かった!?)で書いた通り2月末から北海道を旅する予定なんだけれど、それに合わせた装備を何点か購入した。
以前に冬(正確には春先)の青森~北海道~長野を旅した時に失敗したのが服装。特に下半身だったので、その教訓を踏まえて冬の北海道鉄道旅に必要な装備を考えてみた。ちなみに上の写真は新しい装備のテストを兼ねた演習の風景である(笑)。
以前の冬旅では厚手のダウンジャケット+インナー1枚に普通のトレッキングシューズ(非防水)+普通のズボンだったんだけれど、これが全くもってして大失敗だった。
厚手のダウン+インナー1枚だと、歩いていると暑くなってきて汗だくになった。しかし暑いからと脱いでインナー1枚になるとすぐに冷えて寒くなっちゃうといった感じ。それと室内はめっちゃ暖かくしているので、実際、半袖でもいいくらい。
なので多種類の薄手の服の使い分けや重ね着がベストかと予想。それで考えたのが下記の5種類の上着類を持っていって天候や時間帯で調整しようかと。吹雪とかホントに寒くて死にそうな最悪の事態では、5枚重ね着もできるしね(笑)。
アウター
・レインジャケット(保温効果なし、防滴・防風)
・フリース(保温用)
・ウルトラライト系の薄手のダウンジャケット(保温用・予備)
インナー
・ドライメッシュ系の半袖Tシャツ(発汗対策)
・ヒートテック系長袖インナー(保温用・予備)
たぶん通常時は、レインジャケットの下にフリースを着て、インナーは半袖Tシャツって感じで、それでも暑かったら上着はどっちか1枚って感じで大丈夫だと予想。ダウンとヒートテックインナーは予備で、夜間とか悪天候用。とにかく北海道だからってあまり厚手の上着だと逆に暑くて汗だくになると思う。
それと撮影ポイントなどを探しての移動時は、雪の中をズボズボと歩くことがあるんだけれど、雪が靴の中に入りまくって、しかも非防水なので靴も靴下もズボンもびしょ濡れになって冷たくて気持ち悪くてかなり辛かった。また天気が悪い日は、下半身が濡れると寒くて死ぬかと思うほどに。
つまり下半身は防水の装備がベストかと予想。
ということで今回、追加した装備が上の写真。MERRELL MOAB POLAR WATERPROOF(メレル モアブ・ポーラー・ウォータープルーフ)というウインターブーツ。
MOAB POLAR WATERPROOF(メレル公式サイト)
※画像クリックで拡大します


Camera:OLYMPUS OM-D E-M1 + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
防水素材と保温素材を使用した寒冷地仕様のウインターブーツである。これを選んだ理由は特にないんだけれど、しいて言うなら重量が軽かったから。登山をするわけではないので、やっぱ軽い方がいいかと。
ローカットの靴で雪上を歩くとすぐ雪が入ってくるので、雪国ではハイカットの靴がベストだと思う。
次にズボンも防水にすべくMAMMUT Splide Pants Men(マムート スプライド・パンツ・メン)というウェザープロテクションパンツも追加。
Splide Pants Men(マムート公式サイト)


Camera:OLYMPUS OM-D E-M1 + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
左の写真の通り、これで風と雪、そして雨も完全にガードできるはず。DRYtech 3-Layerという防滴素材とYKK防滴ジッパーが使われているんだとか。


Camera:OLYMPUS OM-D E-M1 + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
腰まで開くジッパーは上下どちらからも開けるので、靴の上から履くことも可能。かかと側は丈夫な補強材が使われている。裾部分の内側にはインナースパッツ付き。


Camera:OLYMPUS OM-D E-M1 + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
サスペンダーも付いている。他に保温性能がある冬季専用のもあったが、あえて保温性能のないこのパンツを選んだ。理由としては、これなら冬だけでなく春と秋にも使えそうだと思ったから。当然、冬は保温しないのでインナーパンツが必要。
インナーパンツとして選んだのがKarrimor journey pants(カリマー ジャーニー・パンツ)というセーターニットフリース素材のインナーパンツ。


Camera:OLYMPUS OM-D E-M1 + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
軽くて保温性に優れたPOLARTEC Thermal Proという素材なんだとか。ユニクロのヒートテック股引と天候で使いわけようかと。
右の写真は、Lowe Alpine ALPINE GTX GAITER LONG(ロウ・アルパイン アルパインGTXガーター・ロング)というレインスパッツ。GORE-TEX(ゴアテックス)という強力な防水透湿性素材で、靴の中に雪や雨水が入らないようにガードするもの。保温性もアップする。
上の写真のように装着する。想定される場面は積雪が高い所を歩く時など。雪の中を歩いているとけっこう体温が奪われるので。
北海道は地域によっては昼間でも氷点下になるので、上の3点セットは必需品。
Phenix イヤーウォームパッドという耳当て。berghaus TOUCH SCREEN GLOVEというタブレットなどのタッチスクリーンに対応した手袋。berghaus SPECTRUM NECK GAITERというネックウォーマー。
他に厚手のソックス、冬用の帽子(ニット帽など)なども必要。それと雪目(雪眼炎)の予防にサングラスも忘れずに。
ちょうど大雪が降ったので靴とズボンの性能テストを兼ねた演習を近所の山で。
上着は厚手のダウンを着ていったんだけれど、歩いているとやはり暑くてムレムレに。雪山は、歩くだけでかなりの体力を使うんだよね。
足も暑くなったが、ズボンのサイドのジッパーは上からも開くので、一気にクールダウンができた。
ウインターブーツの中はとっても暖かくて、雪の中をズボズボ歩いてもまったく冷たさが伝わってこない。
レインスパッツ未装着でも靴の中にはまったく雪も水も入らず。これは素晴らしい!
ズボンは雪の中に膝をついてもまったく染みこんでこなかった!撮影していると膝をつきたい場面がけっこうあるのでこれはいいね!
それで演習をして気付いたのが、下り坂のぬかるんだ泥でけっこう滑るということ。雪の上でのグリップは問題ないんだけれどね。そう言えば以前も雪山の下りで苦労したのを思い出した。
なので装備にトレッキングステッキを加える必要があると思った。
あと実際に山を歩いて感じたのが、暴風雪などに遭遇したり、遭難した場合など非常時の備え。ホカロンや非常食、エマージェンシーシート、LEDライト、チャッカマン、ロウソク、コンパス、タオル、ファーストエイドキットなどもあると安心かも。
まあ、登山をするわけじゃないけど、隣の駅まで歩くことはあると思うので(笑)。
では、また
以前に冬(正確には春先)の青森~北海道~長野を旅した時に失敗したのが服装。特に下半身だったので、その教訓を踏まえて冬の北海道鉄道旅に必要な装備を考えてみた。ちなみに上の写真は新しい装備のテストを兼ねた演習の風景である(笑)。
以前の冬旅では厚手のダウンジャケット+インナー1枚に普通のトレッキングシューズ(非防水)+普通のズボンだったんだけれど、これが全くもってして大失敗だった。
厚手のダウン+インナー1枚だと、歩いていると暑くなってきて汗だくになった。しかし暑いからと脱いでインナー1枚になるとすぐに冷えて寒くなっちゃうといった感じ。それと室内はめっちゃ暖かくしているので、実際、半袖でもいいくらい。
なので多種類の薄手の服の使い分けや重ね着がベストかと予想。それで考えたのが下記の5種類の上着類を持っていって天候や時間帯で調整しようかと。吹雪とかホントに寒くて死にそうな最悪の事態では、5枚重ね着もできるしね(笑)。
アウター
・レインジャケット(保温効果なし、防滴・防風)
・フリース(保温用)
・ウルトラライト系の薄手のダウンジャケット(保温用・予備)
インナー
・ドライメッシュ系の半袖Tシャツ(発汗対策)
・ヒートテック系長袖インナー(保温用・予備)
たぶん通常時は、レインジャケットの下にフリースを着て、インナーは半袖Tシャツって感じで、それでも暑かったら上着はどっちか1枚って感じで大丈夫だと予想。ダウンとヒートテックインナーは予備で、夜間とか悪天候用。とにかく北海道だからってあまり厚手の上着だと逆に暑くて汗だくになると思う。
それと撮影ポイントなどを探しての移動時は、雪の中をズボズボと歩くことがあるんだけれど、雪が靴の中に入りまくって、しかも非防水なので靴も靴下もズボンもびしょ濡れになって冷たくて気持ち悪くてかなり辛かった。また天気が悪い日は、下半身が濡れると寒くて死ぬかと思うほどに。
つまり下半身は防水の装備がベストかと予想。
ということで今回、追加した装備が上の写真。MERRELL MOAB POLAR WATERPROOF(メレル モアブ・ポーラー・ウォータープルーフ)というウインターブーツ。
MOAB POLAR WATERPROOF(メレル公式サイト)
※画像クリックで拡大します


Camera:OLYMPUS OM-D E-M1 + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
防水素材と保温素材を使用した寒冷地仕様のウインターブーツである。これを選んだ理由は特にないんだけれど、しいて言うなら重量が軽かったから。登山をするわけではないので、やっぱ軽い方がいいかと。
ローカットの靴で雪上を歩くとすぐ雪が入ってくるので、雪国ではハイカットの靴がベストだと思う。
次にズボンも防水にすべくMAMMUT Splide Pants Men(マムート スプライド・パンツ・メン)というウェザープロテクションパンツも追加。
Splide Pants Men(マムート公式サイト)


Camera:OLYMPUS OM-D E-M1 + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
左の写真の通り、これで風と雪、そして雨も完全にガードできるはず。DRYtech 3-Layerという防滴素材とYKK防滴ジッパーが使われているんだとか。


Camera:OLYMPUS OM-D E-M1 + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
腰まで開くジッパーは上下どちらからも開けるので、靴の上から履くことも可能。かかと側は丈夫な補強材が使われている。裾部分の内側にはインナースパッツ付き。


Camera:OLYMPUS OM-D E-M1 + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
サスペンダーも付いている。他に保温性能がある冬季専用のもあったが、あえて保温性能のないこのパンツを選んだ。理由としては、これなら冬だけでなく春と秋にも使えそうだと思ったから。当然、冬は保温しないのでインナーパンツが必要。
インナーパンツとして選んだのがKarrimor journey pants(カリマー ジャーニー・パンツ)というセーターニットフリース素材のインナーパンツ。


Camera:OLYMPUS OM-D E-M1 + Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
軽くて保温性に優れたPOLARTEC Thermal Proという素材なんだとか。ユニクロのヒートテック股引と天候で使いわけようかと。
右の写真は、Lowe Alpine ALPINE GTX GAITER LONG(ロウ・アルパイン アルパインGTXガーター・ロング)というレインスパッツ。GORE-TEX(ゴアテックス)という強力な防水透湿性素材で、靴の中に雪や雨水が入らないようにガードするもの。保温性もアップする。
上の写真のように装着する。想定される場面は積雪が高い所を歩く時など。雪の中を歩いているとけっこう体温が奪われるので。
北海道は地域によっては昼間でも氷点下になるので、上の3点セットは必需品。
Phenix イヤーウォームパッドという耳当て。berghaus TOUCH SCREEN GLOVEというタブレットなどのタッチスクリーンに対応した手袋。berghaus SPECTRUM NECK GAITERというネックウォーマー。
他に厚手のソックス、冬用の帽子(ニット帽など)なども必要。それと雪目(雪眼炎)の予防にサングラスも忘れずに。
ちょうど大雪が降ったので靴とズボンの性能テストを兼ねた演習を近所の山で。
上着は厚手のダウンを着ていったんだけれど、歩いているとやはり暑くてムレムレに。雪山は、歩くだけでかなりの体力を使うんだよね。
足も暑くなったが、ズボンのサイドのジッパーは上からも開くので、一気にクールダウンができた。
ウインターブーツの中はとっても暖かくて、雪の中をズボズボ歩いてもまったく冷たさが伝わってこない。
レインスパッツ未装着でも靴の中にはまったく雪も水も入らず。これは素晴らしい!
ズボンは雪の中に膝をついてもまったく染みこんでこなかった!撮影していると膝をつきたい場面がけっこうあるのでこれはいいね!
それで演習をして気付いたのが、下り坂のぬかるんだ泥でけっこう滑るということ。雪の上でのグリップは問題ないんだけれどね。そう言えば以前も雪山の下りで苦労したのを思い出した。
なので装備にトレッキングステッキを加える必要があると思った。
あと実際に山を歩いて感じたのが、暴風雪などに遭遇したり、遭難した場合など非常時の備え。ホカロンや非常食、エマージェンシーシート、LEDライト、チャッカマン、ロウソク、コンパス、タオル、ファーストエイドキットなどもあると安心かも。
まあ、登山をするわけじゃないけど、隣の駅まで歩くことはあると思うので(笑)。
では、また
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