おっさんタイ弾丸旅行3日目11 アユタヤのエレファント・ヴィレッジで象に乗る
2013.08.27 (Tue) : 旅と旅写真
※この記事は[3日目10 バーン・クン・プラ(Bann Kun Pra)]のつづきです。
※最初の記事はこちらから。
バーン・クン・プラ(Bann Kun Pra)でタイ料理を満喫したおっさん達は、イケメン運転手のトゥクトゥクに乗り込み、いざアユタヤ観光に向かう。写真は、走行するトゥクトゥクの後ろからのアユタヤの町並み。
とにかくトゥクトゥクは、めっちゃ飛ばすので、かなり怖い。体感速度は70~90kmくらい。もちろんシートベルトも何もなく、ポールにつかまっているだけ。事故ったら確実に死ぬ。
数ある観光地リストの中からイケメン運転手が最初に連れていってくれたのが、アユタヤのエレファント・ヴィレッジ(Ayothaya Elephant Village/ปางช้างอโยธยา/Pang Chang Ayothaya)。
タイに行ったら象、いつのるの?今でしょ~
ということで、タイに行ったらやっぱり象の背中に乗らないとね。
で料金なんだけれど、ネットの事前情報だとコースによって200~500バーツくらいって書いてあったんだけれど、なぜか実際は、30分1000バーツ(約3700円)のコースからだった。これはもしかしてぼられているんじゃないかと思いディスカウントを要求してみたら、なんでも2011年のタイ洪水で、ゾウたちも被害にあってエサ代が足りなくて困っているとかなんとか泣きの説明をされた。
それで結局ちょっとだけ安くさせて1人900バーツ(約3330円)くらい。トゥクトゥクの運転手が真っ先にここに連れてきたから、たぶんキックバックがあるんだろうけど、それでもタイの物価を考えるとちょっと割高に感じた。まあ、事前情報がなければ、そんなもんかと思っちゃうだろうけど(笑)。
象の背中までは3メードル近くあるので、当然、高い場所から乗る。
正直、最初はめっちゃ高く感じたよ。しかもユッサユッサ不安定に揺れるので、慣れるまでけっこう怖わかった。
歩き始めてすぐに私とおっさんYが乗る象の象使いは、象から下りて1人でどんどん先へ歩いて行ってしまった。上の写真の右の方の人影がその象使い。
「おお~どーゆーことだ???放置プレイか!?」
象使いのいない象は、おっさん二人を乗せてそのままゆっくりと進んでゆく。
「おおーあれが世界遺産か?」
戻ってきた象使いに、前方に見える仏塔が世界遺産なのか聞いてみた。
「What is that?」
「Temple!」
「なんか寺だと言ってるけど、世界遺産じゃないのかな?」
「そう言われて見れば、めっちゃボロいし、管理が悪そうだな・・・」
しばらく歩くと、また先に遺跡のようなものが見えてきた。
「あれは何?」
「テンプル!」
「また寺!?じゃーあれは?」
「テンプルー!テンプル1、テンプル2、テンプル3~」
「全部テンプルだよ、つまりすべて名も無き寺院ってことなのね(笑)」
「YES(笑)!」
なんともいい加減なガイドである。
写真は、前をゆくおっさんMが1人で乗る象。
しっかし象の上は、めっちゃ気分がいい。
象はなんとなしかダルそうな感じだが・・・。
しばらくするといい加減な象使いが、記念写真を撮ってくれるらしく、私からカメラを取っていって勝手に写真を撮り始めた。
象の首にまたがって記念撮影。これめっちゃ不安定で、何度か落ちそうになった。象が楽しげなポーズを決めているけれど、実際は象使いに無理やりやらされてる感じ。そりゃそーだよ、40度近くの炎天下で、象だってだるいでしょ。
いい加減な象使いは、とにかくこれでもかってくらいいろんなポーズで記念撮影をしてくれた。
「あいつ、けっこうイイ奴じゃん」
この時のおっさん達は、象使いどもの本当の野望をまだ知らない・・・
怒涛の記念撮影大会が終わり、いよいよゴールが近づいてきた時に象使いどもが、いきなり騒ぎだした!
「チップー、チップー、チップー!!!」
「はぁっ!?」
「カメラ、イッパイ、チップー、チップー、チップー!」
どうやら写真をたくさん撮ってあげたからチップをくれということらしい。そんな大騒ぎをしなくても、おっさん達はお礼にチップは渡すつもりだったんだけれど、向こうから強引に要求されるとそんな気も失せてくる。
「わかったよ」と言って50バーツ(約185円)を渡そうとしたら・・・
「ノー!アナタ500バーツ、アナタモ500バーツ、オネガイシマス」
「はぁ~?何言ってんだ(怒)」
なんとも強欲な象使いは、500バーツ(約1850円)を二人に要求してきた。1000バーツ(約3700円)のチップなんてありえない!
「ノー、1人50バーツ、トータル100バーツ、OK?」
「ノオオオオオオー!500バーツ、オネガイシマス、500バーツ、500バーツ」
あまりにしつこくて、うるさくて、しかもチップを渡すまでゴールに帰してもらえない状態が続いて、もうめんどくさくなって、結局、1人300バーツ(約1110円)も渡してしまった。別の象に乗っていたおっさんMは、突っぱね続けて100バーツ(約370円)で済んだらしい。
「なんなんだよーあいつら(怒)」
せっかくの楽しい気分も、強欲な象使いの強引なチップ要求で、半減してしまった。後で調べたら、どうやら強欲な象使いにチップをあげたくない場合は、写真を撮ってもらってはいけないらしい。
さらに最後に印刷された大きな記念写真を売り込まれ、たしか200バーツくらい。まあでも、買ったんだけれど(笑)。
なんだかんだたくさんお金を取られたけど、まあ実際は言うほど怒ってはいない。だって象はめっちゃかわいかったし、こんなの日本じゃ絶対に体験できないし、やっぱ乗ってよかったと思ったよ。
ところで本当は、エレファント・キャンプ(Elephant Camp in Ayutthaya)って場所に行くように言ったんだけれど、なぜかエレファント・ヴィレッジに連れていかれていることに帰国してから気づいた。どうりで移動距離が長かったわけだ。あと料金等が事前情報と違ってたのもそれが原因かも。
アユタヤ観光一発目からなんとも言えない事に遭遇したおっさん達は、エレファント・ヴィレッジを後にして、次の観光地へ向かった。
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バーン・クン・プラ(Bann Kun Pra)でタイ料理を満喫したおっさん達は、イケメン運転手のトゥクトゥクに乗り込み、いざアユタヤ観光に向かう。写真は、走行するトゥクトゥクの後ろからのアユタヤの町並み。
とにかくトゥクトゥクは、めっちゃ飛ばすので、かなり怖い。体感速度は70~90kmくらい。もちろんシートベルトも何もなく、ポールにつかまっているだけ。事故ったら確実に死ぬ。
数ある観光地リストの中からイケメン運転手が最初に連れていってくれたのが、アユタヤのエレファント・ヴィレッジ(Ayothaya Elephant Village/ปางช้างอโยธยา/Pang Chang Ayothaya)。
タイに行ったら象、いつのるの?今でしょ~
ということで、タイに行ったらやっぱり象の背中に乗らないとね。
で料金なんだけれど、ネットの事前情報だとコースによって200~500バーツくらいって書いてあったんだけれど、なぜか実際は、30分1000バーツ(約3700円)のコースからだった。これはもしかしてぼられているんじゃないかと思いディスカウントを要求してみたら、なんでも2011年のタイ洪水で、ゾウたちも被害にあってエサ代が足りなくて困っているとかなんとか泣きの説明をされた。
それで結局ちょっとだけ安くさせて1人900バーツ(約3330円)くらい。トゥクトゥクの運転手が真っ先にここに連れてきたから、たぶんキックバックがあるんだろうけど、それでもタイの物価を考えるとちょっと割高に感じた。まあ、事前情報がなければ、そんなもんかと思っちゃうだろうけど(笑)。
象の背中までは3メードル近くあるので、当然、高い場所から乗る。
正直、最初はめっちゃ高く感じたよ。しかもユッサユッサ不安定に揺れるので、慣れるまでけっこう怖わかった。
歩き始めてすぐに私とおっさんYが乗る象の象使いは、象から下りて1人でどんどん先へ歩いて行ってしまった。上の写真の右の方の人影がその象使い。
「おお~どーゆーことだ???放置プレイか!?」
象使いのいない象は、おっさん二人を乗せてそのままゆっくりと進んでゆく。
「おおーあれが世界遺産か?」
戻ってきた象使いに、前方に見える仏塔が世界遺産なのか聞いてみた。
「What is that?」
「Temple!」
「なんか寺だと言ってるけど、世界遺産じゃないのかな?」
「そう言われて見れば、めっちゃボロいし、管理が悪そうだな・・・」
しばらく歩くと、また先に遺跡のようなものが見えてきた。
「あれは何?」
「テンプル!」
「また寺!?じゃーあれは?」
「テンプルー!テンプル1、テンプル2、テンプル3~」
「全部テンプルだよ、つまりすべて名も無き寺院ってことなのね(笑)」
「YES(笑)!」
なんともいい加減なガイドである。
写真は、前をゆくおっさんMが1人で乗る象。
しっかし象の上は、めっちゃ気分がいい。
象はなんとなしかダルそうな感じだが・・・。
しばらくするといい加減な象使いが、記念写真を撮ってくれるらしく、私からカメラを取っていって勝手に写真を撮り始めた。
象の首にまたがって記念撮影。これめっちゃ不安定で、何度か落ちそうになった。象が楽しげなポーズを決めているけれど、実際は象使いに無理やりやらされてる感じ。そりゃそーだよ、40度近くの炎天下で、象だってだるいでしょ。
いい加減な象使いは、とにかくこれでもかってくらいいろんなポーズで記念撮影をしてくれた。
「あいつ、けっこうイイ奴じゃん」
この時のおっさん達は、象使いどもの本当の野望をまだ知らない・・・
怒涛の記念撮影大会が終わり、いよいよゴールが近づいてきた時に象使いどもが、いきなり騒ぎだした!
「チップー、チップー、チップー!!!」
「はぁっ!?」
「カメラ、イッパイ、チップー、チップー、チップー!」
どうやら写真をたくさん撮ってあげたからチップをくれということらしい。そんな大騒ぎをしなくても、おっさん達はお礼にチップは渡すつもりだったんだけれど、向こうから強引に要求されるとそんな気も失せてくる。
「わかったよ」と言って50バーツ(約185円)を渡そうとしたら・・・
「ノー!アナタ500バーツ、アナタモ500バーツ、オネガイシマス」
「はぁ~?何言ってんだ(怒)」
なんとも強欲な象使いは、500バーツ(約1850円)を二人に要求してきた。1000バーツ(約3700円)のチップなんてありえない!
「ノー、1人50バーツ、トータル100バーツ、OK?」
「ノオオオオオオー!500バーツ、オネガイシマス、500バーツ、500バーツ」
あまりにしつこくて、うるさくて、しかもチップを渡すまでゴールに帰してもらえない状態が続いて、もうめんどくさくなって、結局、1人300バーツ(約1110円)も渡してしまった。別の象に乗っていたおっさんMは、突っぱね続けて100バーツ(約370円)で済んだらしい。
「なんなんだよーあいつら(怒)」
せっかくの楽しい気分も、強欲な象使いの強引なチップ要求で、半減してしまった。後で調べたら、どうやら強欲な象使いにチップをあげたくない場合は、写真を撮ってもらってはいけないらしい。
さらに最後に印刷された大きな記念写真を売り込まれ、たしか200バーツくらい。まあでも、買ったんだけれど(笑)。
なんだかんだたくさんお金を取られたけど、まあ実際は言うほど怒ってはいない。だって象はめっちゃかわいかったし、こんなの日本じゃ絶対に体験できないし、やっぱ乗ってよかったと思ったよ。
ところで本当は、エレファント・キャンプ(Elephant Camp in Ayutthaya)って場所に行くように言ったんだけれど、なぜかエレファント・ヴィレッジに連れていかれていることに帰国してから気づいた。どうりで移動距離が長かったわけだ。あと料金等が事前情報と違ってたのもそれが原因かも。
アユタヤ観光一発目からなんとも言えない事に遭遇したおっさん達は、エレファント・ヴィレッジを後にして、次の観光地へ向かった。
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関連外部リンク
Ayothaya Elephant Villageの場所
http://goo.gl/maps/JIsvR
Ayothaya Elephant Villageの公式サイト?
http://www.elephantayothaya.com/
Elephant Camp in Ayutthayaの場所
http://goo.gl/maps/HvKJ3
http://goo.gl/maps/JIsvR
Ayothaya Elephant Villageの公式サイト?
http://www.elephantayothaya.com/
Elephant Camp in Ayutthayaの場所
http://goo.gl/maps/HvKJ3
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匿名さん (2015-12-20) edit
昨日乗った。おっさん2人で800バーツ(一人400)だった。
スマホ写真で一人当たり100バーツ要求された。
降りるときチップ要求されて、100が基本なのかと思い
探したが、ない。20も50もない。
仕方ないので500渡したらものすごい忘れられないくらい笑顔でした。
まあ、そうだよね(汁)
スマホ写真で一人当たり100バーツ要求された。
降りるときチップ要求されて、100が基本なのかと思い
探したが、ない。20も50もない。
仕方ないので500渡したらものすごい忘れられないくらい笑顔でした。
まあ、そうだよね(汁)
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