おっさんタイ弾丸旅行3日目10 バーン・クン・プラ(Bann Kun Pra)
2013.08.21 (Wed) : 旅と旅写真
※この記事は[3日目9 アユタヤ駅 (Ayutthaya Sta.)]のつづきです。
※最初の記事はこちらから。
アユタヤ駅前の道路を渡り、約3分ほど歩くと渡し船乗り場があった。片道の料金は、3バーツ(約12円)だった。階段を下り、作りが大雑把なトタン屋根の船着場の待合所で船を待つ。
ちなみに駅から渡し船までの道沿いには、レンタサイクル屋が何軒かあって、かなり安かったので自転車で周ることも一瞬考えたが、実際にアユタヤの観光エリアの広さが想像できなかったので却下。後で思えばたった3時間では自転車じゃちょっと回りきれない広さだった。自転車で周るなら急いでも5~6時間くらいかかるかなぁ?
それとレンタバイクもあったけれど、日本に比べてハチャメチャなタイの道路を事故らずに走る自信はまずない。なぜって、ノーヘル、ニケツ(二人乗り)は当たり前、サンケツ(3人乗り)、ヨンケツ(4人乗り)だってゴロゴロ、女子高生が制服でノーヘルでニケツ、明らかに子供が運転しているとか、さらに信号無視しまくりだし。
調べたらタイのレンタバイクは、国際免許証なしでも無免許でもパスポートを預ければ借りられるんだって、恐ろし過ぎ。
どんなのが来るのかと思ったら小さな船というかボートがゆっくりとやってきた。手漕ぎっぽいが一応小さなエンジンが付いてる。けっこう人が乗っている。
この渡し船を使わないで向こう岸へ行くには、上の写真の向こうに見える橋をわたるしかないんだけれど、歩くとけっこう遠いと思う。
向こう岸の船着場までは、川を斜め右方向に横切る感じ、所要時間わずか3分ほど。
向こう岸に上陸し大通りまで1分ほど歩くと、見覚えのあるトゥクトゥクの運転手がこっちを見ながらニコニコしていた。
「あっ!?さっきの運転手だよ・・・」
なんと先ほど駅で会ったあのイケメンのトゥクトゥク運転手が、先回りして再び声をかけてきた。しかし、おっさん達の答えが数分で変わるはずもない。再度、きっぱりと断って(笑)、ついでにレストランの場所を確認。
「ところで、ハーン・クン・プラってレストラン、どこ?」
「バーン・クン・プラーは、あっち」
聞いた方角を歩きながら注意深くレストランを探すも、なかなか見つからない。
「おかしいな~もっと先なのかな?」
今いる場所よりも先なのか、それとも通り過ぎたのか、微妙な距離を進んで迷い始めた時、再びイケメン運転手がトゥクトゥクで走行しながら道路から大声で叫ぶ。
「あっちー!!!」
そう言って指差しながら通りすぎていって、ちょっと先で停車した。
「おおーあそこか」
「え~まだけっこう歩くなぁーこんなに遠いのならトゥクトゥクに乗ればよかったのに・・・」
40度近くの恐ろしい気温のせいか、おっさんMが愚痴をこぼした。
実際は言うほど遠くなかった・・・というより普通に近かった。ただ正午の猛烈な直射日光に当たりながら歩いていると数十メートルでも頭と体が熱くなってきて、日射病で倒れるんじゃないかと不安になってくるのは事実。
船着場から約8分ほど歩いた場所に目的のバーン・クン・プラ(Bann Kun Pra/บ้านคุณพระ)というレストランがあった。看板も小さくて隠れ家的な外観の為、ちょっとわかりづらい感じ。
例によって店の前には、会うのが本日5度目のイケメントゥクトゥク運転手がやはりニコニコしながら待っていた。
「兄さんの根気に負けたよ!」
さすがにおっさん達も根負けして、このトゥクトゥク運転手にアユタヤ観光案内を任せようかという話になった。
それで、食事後から3~4時間位チャーターした場合を聞いてみたら、1人1500バーツ(約5550円)なんてふざけた料金をふっかけてきたので、こっちも3人で500バーツ(約1850円)にしてくれと言ってみる。
「オーノー!!!イマ、燃料代アップ、ムズカシイィヨ~」
と言ってお決まりの泣き顔のジェスチャーをしてくる。
まー本当の相場はもっと安いっていう事前情報もあったが、じっくり価格交渉している時間がもったいなかったので、とりあえず1人500バーツ(約1850円)で3人で1500バーツ(約5550円)で妥協して交渉成立。
後で思ったんだけれど、これってかなり気前が良すぎる客になっていたかも。ネットで調べ直すとやっぱ1台3時間チャーターして600バーツくらいが相場ってなっているし・・・。つまり約2.5倍も多く払っている!?
まーでも実際、トゥクトゥクの運転手は、日本人の金銭感覚をうまく利用して相場無視の料金をふっかけてくるし、なにげに営業マン顔負けのセールストークで挑んでくるから超-面倒くさい。なので、タイではできるだけ、交渉なしの激安メータータクシーを利用するのがベストだと思う。
バーン・クン・プラ(Bann Kun Pra)をタイ語で発音するとバーン・クン・プラー(Baan khun phra)って感じ。タイ語のイントネーションは、日本語はもちろん英語ともまったく違うので難しそう。
店内は、先ほど渡し船で渡った川に面したオープンテラスもあってアジアン・リゾートな雰囲気がいい感じ。この川はチャオプラヤー川の支流で、パーサック川(pa Sak)と言うらしい。
日本語メニューはなかったが、英語メニューがあった。一部しか写真掲載はなく料理名のみ。なので、どんな料理かわからないので、お店の人にお薦め料理を尋ねたら親切に教えてくれた。
タイでは文法的な英語はほとんど通じないけれど、逆に単語英会話の方が通じるので、英語が苦手でもけっこうなんとかなるもんだ。
「昼間っからビールで乾杯~」
「やっぱタイで飲むビールうめぇ~なー」
「この川エビ料理がアユタヤの名物なんだって」
「焼き川エビ、なかなかいける、美味い!」
「なんの肉かわからないけれど、この肉料理も超うめぇ~」
「なんだかわからんけれど、こっちの料理も超うめぇ~」
「本場のトムヤムクン、マジ超うめぇ-んだけど」
トムヤンクンとはご存知タイで一番有名な料理で、世界三大スープの一つとされ、辛かったり酸っぱかったり甘かったりな複雑な味とパクチーなどの独特の香辛料の香りが特徴的なスープである。
「やっぱ海外旅行はメシが食べられるかが重要だよなー」
「しかし外さないなぁータイの料理」
料理の値段は忘れたが、たしか一品100~200バーツくらい(約370~740円)だったと思ったよ。ローケーションや店の雰囲気を合わせれば十分に安い。
このバーン・クン・プラは、レストランが併設されたホテル(ゲストハウス)でもあるので、もしまたアユタヤに行くことがあったら宿泊してみたいと思った。
次回、おっさん達は、爆走するトゥクトゥクでアユタヤ観光に向かい、早速、なんとも言えない事態と遭遇することになる!
≫≫
バンコクの人気ホテルが毎日値下げ・バーゲンハンター
≫≫
バンコク☆人気ホテルランキング!
≫≫
365日【最低価格保証】タイ・パタヤの人気&おすすめホテル☆
つづく → 次へ
※最初の記事はこちらから。
アユタヤ駅前の道路を渡り、約3分ほど歩くと渡し船乗り場があった。片道の料金は、3バーツ(約12円)だった。階段を下り、作りが大雑把なトタン屋根の船着場の待合所で船を待つ。
ちなみに駅から渡し船までの道沿いには、レンタサイクル屋が何軒かあって、かなり安かったので自転車で周ることも一瞬考えたが、実際にアユタヤの観光エリアの広さが想像できなかったので却下。後で思えばたった3時間では自転車じゃちょっと回りきれない広さだった。自転車で周るなら急いでも5~6時間くらいかかるかなぁ?
それとレンタバイクもあったけれど、日本に比べてハチャメチャなタイの道路を事故らずに走る自信はまずない。なぜって、ノーヘル、ニケツ(二人乗り)は当たり前、サンケツ(3人乗り)、ヨンケツ(4人乗り)だってゴロゴロ、女子高生が制服でノーヘルでニケツ、明らかに子供が運転しているとか、さらに信号無視しまくりだし。
調べたらタイのレンタバイクは、国際免許証なしでも無免許でもパスポートを預ければ借りられるんだって、恐ろし過ぎ。
どんなのが来るのかと思ったら小さな船というかボートがゆっくりとやってきた。手漕ぎっぽいが一応小さなエンジンが付いてる。けっこう人が乗っている。
この渡し船を使わないで向こう岸へ行くには、上の写真の向こうに見える橋をわたるしかないんだけれど、歩くとけっこう遠いと思う。
向こう岸の船着場までは、川を斜め右方向に横切る感じ、所要時間わずか3分ほど。
向こう岸に上陸し大通りまで1分ほど歩くと、見覚えのあるトゥクトゥクの運転手がこっちを見ながらニコニコしていた。
「あっ!?さっきの運転手だよ・・・」
なんと先ほど駅で会ったあのイケメンのトゥクトゥク運転手が、先回りして再び声をかけてきた。しかし、おっさん達の答えが数分で変わるはずもない。再度、きっぱりと断って(笑)、ついでにレストランの場所を確認。
「ところで、ハーン・クン・プラってレストラン、どこ?」
「バーン・クン・プラーは、あっち」
聞いた方角を歩きながら注意深くレストランを探すも、なかなか見つからない。
「おかしいな~もっと先なのかな?」
今いる場所よりも先なのか、それとも通り過ぎたのか、微妙な距離を進んで迷い始めた時、再びイケメン運転手がトゥクトゥクで走行しながら道路から大声で叫ぶ。
「あっちー!!!」
そう言って指差しながら通りすぎていって、ちょっと先で停車した。
「おおーあそこか」
「え~まだけっこう歩くなぁーこんなに遠いのならトゥクトゥクに乗ればよかったのに・・・」
40度近くの恐ろしい気温のせいか、おっさんMが愚痴をこぼした。
実際は言うほど遠くなかった・・・というより普通に近かった。ただ正午の猛烈な直射日光に当たりながら歩いていると数十メートルでも頭と体が熱くなってきて、日射病で倒れるんじゃないかと不安になってくるのは事実。
船着場から約8分ほど歩いた場所に目的のバーン・クン・プラ(Bann Kun Pra/บ้านคุณพระ)というレストランがあった。看板も小さくて隠れ家的な外観の為、ちょっとわかりづらい感じ。
例によって店の前には、会うのが本日5度目のイケメントゥクトゥク運転手がやはりニコニコしながら待っていた。
「兄さんの根気に負けたよ!」
さすがにおっさん達も根負けして、このトゥクトゥク運転手にアユタヤ観光案内を任せようかという話になった。
それで、食事後から3~4時間位チャーターした場合を聞いてみたら、1人1500バーツ(約5550円)なんてふざけた料金をふっかけてきたので、こっちも3人で500バーツ(約1850円)にしてくれと言ってみる。
「オーノー!!!イマ、燃料代アップ、ムズカシイィヨ~」
と言ってお決まりの泣き顔のジェスチャーをしてくる。
まー本当の相場はもっと安いっていう事前情報もあったが、じっくり価格交渉している時間がもったいなかったので、とりあえず1人500バーツ(約1850円)で3人で1500バーツ(約5550円)で妥協して交渉成立。
後で思ったんだけれど、これってかなり気前が良すぎる客になっていたかも。ネットで調べ直すとやっぱ1台3時間チャーターして600バーツくらいが相場ってなっているし・・・。つまり約2.5倍も多く払っている!?
まーでも実際、トゥクトゥクの運転手は、日本人の金銭感覚をうまく利用して相場無視の料金をふっかけてくるし、なにげに営業マン顔負けのセールストークで挑んでくるから超-面倒くさい。なので、タイではできるだけ、交渉なしの激安メータータクシーを利用するのがベストだと思う。
バーン・クン・プラ(Bann Kun Pra)をタイ語で発音するとバーン・クン・プラー(Baan khun phra)って感じ。タイ語のイントネーションは、日本語はもちろん英語ともまったく違うので難しそう。
店内は、先ほど渡し船で渡った川に面したオープンテラスもあってアジアン・リゾートな雰囲気がいい感じ。この川はチャオプラヤー川の支流で、パーサック川(pa Sak)と言うらしい。
日本語メニューはなかったが、英語メニューがあった。一部しか写真掲載はなく料理名のみ。なので、どんな料理かわからないので、お店の人にお薦め料理を尋ねたら親切に教えてくれた。
タイでは文法的な英語はほとんど通じないけれど、逆に単語英会話の方が通じるので、英語が苦手でもけっこうなんとかなるもんだ。
「昼間っからビールで乾杯~」
「やっぱタイで飲むビールうめぇ~なー」
「この川エビ料理がアユタヤの名物なんだって」
「焼き川エビ、なかなかいける、美味い!」
「なんの肉かわからないけれど、この肉料理も超うめぇ~」
「なんだかわからんけれど、こっちの料理も超うめぇ~」
「本場のトムヤムクン、マジ超うめぇ-んだけど」
トムヤンクンとはご存知タイで一番有名な料理で、世界三大スープの一つとされ、辛かったり酸っぱかったり甘かったりな複雑な味とパクチーなどの独特の香辛料の香りが特徴的なスープである。
「やっぱ海外旅行はメシが食べられるかが重要だよなー」
「しかし外さないなぁータイの料理」
料理の値段は忘れたが、たしか一品100~200バーツくらい(約370~740円)だったと思ったよ。ローケーションや店の雰囲気を合わせれば十分に安い。
このバーン・クン・プラは、レストランが併設されたホテル(ゲストハウス)でもあるので、もしまたアユタヤに行くことがあったら宿泊してみたいと思った。
次回、おっさん達は、爆走するトゥクトゥクでアユタヤ観光に向かい、早速、なんとも言えない事態と遭遇することになる!
≫≫
≫≫
≫≫
つづく → 次へ
関連外部リンク
アユタヤの渡し船の場所
http://goo.gl/maps/32ixS
対岸の渡し船乗り場の場所
http://goo.gl/maps/N2xbq
Bann Kun Praの場所
http://goo.gl/maps/Wm4lZ
Bann Kun Pra 公式サイト
http://www.bannkunpra.com/
http://goo.gl/maps/32ixS
対岸の渡し船乗り場の場所
http://goo.gl/maps/N2xbq
Bann Kun Praの場所
http://goo.gl/maps/Wm4lZ
Bann Kun Pra 公式サイト
http://www.bannkunpra.com/
スポンサード リンク

ひと言でいいので、気軽にコメントしていってください!
あなたのそのひと言がこのブログ運営の原動力なのです。よろしくお願いします。
あなたのそのひと言がこのブログ運営の原動力なのです。よろしくお願いします。
関連記事:旅と旅写真