【MWSMP】グラボはNVIDIA Geforce GTX650Ti
2013.04.11 (Thu) : ウェブとパソコン
【MWSMP】軍用ワークステーション製造計画 (最初の記事はこちら)
Vol.8 グラボはNVIDIA Geforce GTX650Ti
前回の記事(マザーボードにCPUとCPUクーラーを取り付け)の続き、グラフィックボード!
グラフィックボード(もしくはビデオカード、グラフィックカード、ビデオボード)というのは、簡単に言うとモニター画面に絵や文字をきれいに表示するためのパーツのことで、略称はグラボ(VGAとも呼ばれる)。グラボはGPU(グラフィックス プロセッシング ユニット)と呼ばれる画像処理専用チップとVRAMと呼ばれるビデオ用メモリが搭載され、パソコンの映像入出力の機能を拡張カード方式で独立させたパーツである。拡張カードなので、将来のテクノロジーの進歩に対応しやすい。
このグラフィックボードを使うとDVDの鑑賞から3Dゲームまでとても滑らかで美しい表示が実現する。またマルチディスプレイ環境を構築する場合もグラボが必要。もしグラボがないパソコンにグラボを装着しない状態だと粗い昔のファミコンみたいな表示になる。
もし売っているパソコンの表示が、グラフィックボード(通常はシリーズ名で表示されることが多い)ではなく、オンボードグラフィックとなっている場合は、マザーボードに必要最低限のグラフィック機能が最初から搭載されているということ。ただしこのオンボードグラフィックは、3Dゲームや3DCAD、3DCG、動画編集などにはまったく向かず、主にネットやメールの閲覧がメインの人向けパソコンになる。
あと最近の傾向は、CPU自体にGPUが内蔵していることが多いらしいけど、最新のCPUに内蔵のGPUは5・6年前のハイエンドクラス並の性能らしくて、軽めの3Dゲームならけっこうできちゃうらしい。
今回、チョイスしたCPU「Xone E3-1275V2」にも「Intel HD Graphics P4000」というGPUが内蔵されていているので、1モニター構成で3Dゲームや3DCAD、3DCG、動画編集などはたまにしかやらないって人なら、グラフィックボードを買わなくても問題ないかも。私の場合は、マルチモニター環境(4モニター)の構築をしているので、どっちにしろグラボは必須だが・・・。しかも2枚も!あと、写真編集と動画編集もかなりやるしね。
それで今回、選んだグラボは、「ASUS GTX650TI-DC2O-1GD5」というNVIDIA Geforce GTX650Ti GPU搭載のグラボ、16578円なり。NVIDIAというメーカーの製品群のミドルレンジ(中間)に位置するモデル。
これです↓
ASUSTek社製 NVIDIA Geforce GTX650Ti GPU搭載ビデオカード GTX650TI-DC2O-1GD5 (オーバークロックモデル)
ビデオメモリ : 1GB DDR5
コアクロック : 954MHz
メモリクロック : 5400MHz (1350MHz GDDR5)
メモリーインターフェイス : 128 bit
≫≫詳細なスペックはこちら
4モニターにするには、2枚必要なんだけれど、とりあえず1枚だけ購入。というのもこのGTX650Tiの上位モデル「GTX650Ti BOOST」っていうのが最近発表されて、本当はそっちが欲しいかったんだけれど、まだASUSから発売してないんだよねー、他のメーカーからはすでにちらほら発売しはじめているのに。相場は現在で2万円前後って感じかな。
なのでもう一枚は、とりあえず余っているGeForce7900GT(昔のグラボ)でしのいで、発売を待とうかと。いや別にメーカーがどれでも装着可能なんだけれど、マザボとグラボって同じボード類だし、やっぱ気分的に同じASUSで統一したいじゃん。
≫≫ すでに発売している GTX650Ti BOOST 製品
<主なグラボメーカー>
ASUS :台湾 ≫≫ウェブサイト
GIGABYTE :台湾 ≫≫ウェブサイト
MSI :台湾 ≫≫ウェブサイト
ELSA JAPAN :日本 ≫≫ウェブサイト
玄人志向 :日本 ≫≫ウェブサイト
ZOTAC :香港 ≫≫ウェブサイト
SAPPHIRE :香港 ≫≫ウェブサイト
選択の基準は、まずDVI×2コ搭載されているNVIDIA GPU搭載のASUSU製って感じで探していったら、この辺りが性能と価格のバランスが良かったから。
実際は、「DIV×2」じゃなくても「(HDMI×1)+(DVI-D×1)」や「(DisplayPort×1)+(DVI-D×1)」ならデュアルモニターは可能なんだけれど、モニタが2台ともDVIの場合は「DVI→HDMI変換アダプタ」や「DVI→DisplayPort変換アダプタ」が必要。モニター台数が多いと変換アダプター代とケーブル代も計算して選ぶ必要がある。もちろんモニターがHDMIやDisplayPortに対応してれば問題ないが。
こんなやつ↓
ELECOM HDMIアダプタ AD-DTH
SANWA SUPPLY DisplayPort-DVI変換アダプタ 0.2m AD-DPDV02
逆パターン↓
ELECOM HDMIアダプタ AD-HTD
話変わるけど、グラボ2枚とか3枚をつないで1枚として認識させて性能を上げるSLI、3-way SLI(RADIONの場合はCrossFire、CrossFireX)という技術もあって、高負荷な3Dグラフィックゲームをする以外では、完全にオーバースペックでしかもお金かかりまくる凄まじい世界もある。
というのも通常、SLIをする場合は、さらなる性能アップを目指すわけなので、ハイエンドクラスの中でも上位クラスのGTX680やGTX690(デュアルGPU搭載)など超高額なグラボを使うことになるからだ。例えばGTX690のグラボは、現在1枚10万円くらいするんだけれど、これをQuad SLI(4GPU)にすると2枚必要なので、20万円かかるというわけだ。
ただ注意しなければならないのは、SLIとかCrossFireは、マザーボード側の対応も必要になるのでやりたい人は慎重なマザボ選びが必要になる。今回私が選んだ「ASUS P8C WS」ではSLIには対応しておらず、CrossFireのみ対応していた。
ちなみにグラボ3枚をSLIにしてもPCは1枚として認識するので、モニタは基本的にデュアルモニターまでしか構築できない。逆にグラボ3枚をSLIにしなければ、2モニタ×3枚で6モニター環境まで構築できる。なお最近グラボの中には3枚のディスプレイを1枚として認識させて「(3枚で1枚のモニタ)+(1枚モニタ)」みたいな擬似4モニター環境?は構築できるらしいが、ちょっと詳しくは知りません。
現在、GPUを発売しているメーカーは、主にNVIDIA(エヌビディア)とAMDの2社で、NVIDIAはGeForceシリーズ(現行モデルはGeForce 600シリーズ)、AMDはATI RADEONシリーズ(現行モデルはRADEON HD 7000シリーズ)のカードを発売している。どちらのメーカーもそれぞれ同じような価格帯に同じような性能のラインナップとなっているので、どっちを選ぶかは悩みどころ。
≫≫nVIDIAのウェブサイト ≫≫AMDのウェブサイト
製品ランクの見方は、GeForceの場合、GTXと付いているのがハイエンドクラスで、GTと付いているのがパフォーマンスクラスといったランク分け。さらにGTX 6xxという数字の6の次の数字が性能のランクを表していて、たとえば、GTX650よりもGTX660、それよりもGTX670のように数値が大きい方が性能が上。
ヤフオクで一世代前のGeForce 500シリーズを選ぼうかとも思ったが、500シリーズと600シリーズだとワット当たり性能が2倍くらい違うってどこかの記事を読んで、それなら600シリーズで選ぼうと。
じゃーその性能って何が違うのって話だけど、具体的な話は正直、並べて比べたことがないので、よくわからない。スペック的な話で言えば、上位モデルほど、処理速度が速くなるということなんだろう。
処理速度を表した主なスペックがコアクロック、メモリクロック、ビデオメモリ、メモリーインターフェイスの数値で、それがすべてではないらしいけど、基本は数値が大きいほど性能が高いとされる。
<nVIDIA 性能が高い順>
GeForce GTX Titan 相場15~25万円
GeForce GTX 690 相場10万円
GeForce GTX 680 相場5万円
GeForce GTX 670 相場3.5万~5万円
GeForce GTX 660 Ti 相場 3万円
GeForce GTX 660 相場2~3万円
GeForce GTX 650 Ti BOOST 相場2万円
GeForce GTX 650 Ti 相場1.5万円 ←今回はこれを選んだ
GeForce GTX 650 相場1万円
GeForce GT 640 相場0.8万~1万円
GeForce GT 630 相場0.7万円
GeForce GT 620 相場0.6万円
GeForce GT 610 相場0.5万円
※相場は2013/04現在のおよその価格です
ちなみに昔ハイエンドだったGeForce7900GT(コアクロック450MHz/メモリクロック1320MHz)は、現行ランクで比較すると一番下のGeForce GT 610(コアクロック810MHz/メモリクロック1800MHz)よりもコアクロックとメモリクロックが少ないわけで、まーぶっちゃけ3DゲームをやらないならGTシリーズのデュアルモニター環境が作れるGT640辺りでも十分なのかもって考えて、正直悩んだ。
これです↓安い!
ASUSTeK グラフィックカード NVIDIA GeForce GT640チップセット GT640-2GD3 【PCI-Express 3.0】
コアクロック:901MHz
メモリクロック:1,782MHz
メモリバス:128bit
ビデオメモリ:DDR3 2GB
≫≫ 詳細なスペックはこちら
それでもどうして3ランク上のしかも2倍の値段のASUS GTX650TI-DC2O-1GD5を選んだのかというと、冷却性能と静音性を重視したかったから。
軍用ワークステーション(あくまでもイメージです)を目指す以上、とにかく発熱を抑えつつ、それでも極力ファンの回転数が上がらない静音な動作と考えると、やはり大型クーラーでデュアルファン構成のこの製品がベストなんじゃないかと。2枚のでかいファンなら冷却性能に余裕があるだろうし、いざという時にも頼りになりそう。
とにかくGeForce7900GTで経験済みなのは、グラボは発熱がすごいということ。少しでも高負荷な作業をしていると、クーラー・ファンが突然「ビイイイイイイイイイイイイイイン!!!」って唸りだすのだ。初めて聞いた時は、パソコンがおかしくなってしまったかと思うほどの轟音である。
それで実際、製品を見て思ったのは、
「なにこれ、長っ!」
フルタワーのPCケースなので余裕で入るけど、これミドルタワーだとケースによっては入らないんじゃないかと思った。しかも右のファンなんか半分以上、基盤よりはみ出ているし(笑)。もうちょっと左にずらして基盤にまんべんなく風が当たるようにしたいなーって思った。
あと1枚で2スロット占有なので2枚差したら、4スロットが埋まってしまうのも、なんか悲しい。
ちなみに予算に余裕があれば、もう3ランク上のGTX660Tiがお薦めかも。
ASUSTek社製 NVIDIA GeForce GTX660TI GPU搭載ビデオカード(オーバークロックモデル) GTX660 TI-DC2T-2GD5
コアベースクロック : 1,059MHz
コアブーストクロック : 1,137MHz
メモリクロック : 1,502MHz(6,008MHz)
メモリインターフェース : 192bit
ビデオメモリ : GDDR5 2GB
≫≫詳細なスペックはこちら
さて、また後で、配線のつなぎ方をアップしますよー!
≫≫ づづきを読む
Vol.8 グラボはNVIDIA Geforce GTX650Ti
前回の記事(マザーボードにCPUとCPUクーラーを取り付け)の続き、グラフィックボード!
グラフィックボード(もしくはビデオカード、グラフィックカード、ビデオボード)というのは、簡単に言うとモニター画面に絵や文字をきれいに表示するためのパーツのことで、略称はグラボ(VGAとも呼ばれる)。グラボはGPU(グラフィックス プロセッシング ユニット)と呼ばれる画像処理専用チップとVRAMと呼ばれるビデオ用メモリが搭載され、パソコンの映像入出力の機能を拡張カード方式で独立させたパーツである。拡張カードなので、将来のテクノロジーの進歩に対応しやすい。
このグラフィックボードを使うとDVDの鑑賞から3Dゲームまでとても滑らかで美しい表示が実現する。またマルチディスプレイ環境を構築する場合もグラボが必要。もしグラボがないパソコンにグラボを装着しない状態だと粗い昔のファミコンみたいな表示になる。
もし売っているパソコンの表示が、グラフィックボード(通常はシリーズ名で表示されることが多い)ではなく、オンボードグラフィックとなっている場合は、マザーボードに必要最低限のグラフィック機能が最初から搭載されているということ。ただしこのオンボードグラフィックは、3Dゲームや3DCAD、3DCG、動画編集などにはまったく向かず、主にネットやメールの閲覧がメインの人向けパソコンになる。
あと最近の傾向は、CPU自体にGPUが内蔵していることが多いらしいけど、最新のCPUに内蔵のGPUは5・6年前のハイエンドクラス並の性能らしくて、軽めの3Dゲームならけっこうできちゃうらしい。
今回、チョイスしたCPU「Xone E3-1275V2」にも「Intel HD Graphics P4000」というGPUが内蔵されていているので、1モニター構成で3Dゲームや3DCAD、3DCG、動画編集などはたまにしかやらないって人なら、グラフィックボードを買わなくても問題ないかも。私の場合は、マルチモニター環境(4モニター)の構築をしているので、どっちにしろグラボは必須だが・・・。しかも2枚も!あと、写真編集と動画編集もかなりやるしね。
それで今回、選んだグラボは、「ASUS GTX650TI-DC2O-1GD5」というNVIDIA Geforce GTX650Ti GPU搭載のグラボ、16578円なり。NVIDIAというメーカーの製品群のミドルレンジ(中間)に位置するモデル。
これです↓
ASUSTek社製 NVIDIA Geforce GTX650Ti GPU搭載ビデオカード GTX650TI-DC2O-1GD5 (オーバークロックモデル)
ビデオメモリ : 1GB DDR5
コアクロック : 954MHz
メモリクロック : 5400MHz (1350MHz GDDR5)
メモリーインターフェイス : 128 bit
≫≫詳細なスペックはこちら
4モニターにするには、2枚必要なんだけれど、とりあえず1枚だけ購入。というのもこのGTX650Tiの上位モデル「GTX650Ti BOOST」っていうのが最近発表されて、本当はそっちが欲しいかったんだけれど、まだASUSから発売してないんだよねー、他のメーカーからはすでにちらほら発売しはじめているのに。相場は現在で2万円前後って感じかな。
なのでもう一枚は、とりあえず余っているGeForce7900GT(昔のグラボ)でしのいで、発売を待とうかと。いや別にメーカーがどれでも装着可能なんだけれど、マザボとグラボって同じボード類だし、やっぱ気分的に同じASUSで統一したいじゃん。
≫≫ すでに発売している GTX650Ti BOOST 製品
<主なグラボメーカー>
ASUS :台湾 ≫≫ウェブサイト
GIGABYTE :台湾 ≫≫ウェブサイト
MSI :台湾 ≫≫ウェブサイト
ELSA JAPAN :日本 ≫≫ウェブサイト
玄人志向 :日本 ≫≫ウェブサイト
ZOTAC :香港 ≫≫ウェブサイト
SAPPHIRE :香港 ≫≫ウェブサイト
選択の基準は、まずDVI×2コ搭載されているNVIDIA GPU搭載のASUSU製って感じで探していったら、この辺りが性能と価格のバランスが良かったから。
実際は、「DIV×2」じゃなくても「(HDMI×1)+(DVI-D×1)」や「(DisplayPort×1)+(DVI-D×1)」ならデュアルモニターは可能なんだけれど、モニタが2台ともDVIの場合は「DVI→HDMI変換アダプタ」や「DVI→DisplayPort変換アダプタ」が必要。モニター台数が多いと変換アダプター代とケーブル代も計算して選ぶ必要がある。もちろんモニターがHDMIやDisplayPortに対応してれば問題ないが。
こんなやつ↓
ELECOM HDMIアダプタ AD-DTH
SANWA SUPPLY DisplayPort-DVI変換アダプタ 0.2m AD-DPDV02
逆パターン↓
ELECOM HDMIアダプタ AD-HTD
話変わるけど、グラボ2枚とか3枚をつないで1枚として認識させて性能を上げるSLI、3-way SLI(RADIONの場合はCrossFire、CrossFireX)という技術もあって、高負荷な3Dグラフィックゲームをする以外では、完全にオーバースペックでしかもお金かかりまくる凄まじい世界もある。
というのも通常、SLIをする場合は、さらなる性能アップを目指すわけなので、ハイエンドクラスの中でも上位クラスのGTX680やGTX690(デュアルGPU搭載)など超高額なグラボを使うことになるからだ。例えばGTX690のグラボは、現在1枚10万円くらいするんだけれど、これをQuad SLI(4GPU)にすると2枚必要なので、20万円かかるというわけだ。
ただ注意しなければならないのは、SLIとかCrossFireは、マザーボード側の対応も必要になるのでやりたい人は慎重なマザボ選びが必要になる。今回私が選んだ「ASUS P8C WS」ではSLIには対応しておらず、CrossFireのみ対応していた。
ちなみにグラボ3枚をSLIにしてもPCは1枚として認識するので、モニタは基本的にデュアルモニターまでしか構築できない。逆にグラボ3枚をSLIにしなければ、2モニタ×3枚で6モニター環境まで構築できる。なお最近グラボの中には3枚のディスプレイを1枚として認識させて「(3枚で1枚のモニタ)+(1枚モニタ)」みたいな擬似4モニター環境?は構築できるらしいが、ちょっと詳しくは知りません。
現在、GPUを発売しているメーカーは、主にNVIDIA(エヌビディア)とAMDの2社で、NVIDIAはGeForceシリーズ(現行モデルはGeForce 600シリーズ)、AMDはATI RADEONシリーズ(現行モデルはRADEON HD 7000シリーズ)のカードを発売している。どちらのメーカーもそれぞれ同じような価格帯に同じような性能のラインナップとなっているので、どっちを選ぶかは悩みどころ。
≫≫nVIDIAのウェブサイト ≫≫AMDのウェブサイト
製品ランクの見方は、GeForceの場合、GTXと付いているのがハイエンドクラスで、GTと付いているのがパフォーマンスクラスといったランク分け。さらにGTX 6xxという数字の6の次の数字が性能のランクを表していて、たとえば、GTX650よりもGTX660、それよりもGTX670のように数値が大きい方が性能が上。
ヤフオクで一世代前のGeForce 500シリーズを選ぼうかとも思ったが、500シリーズと600シリーズだとワット当たり性能が2倍くらい違うってどこかの記事を読んで、それなら600シリーズで選ぼうと。
じゃーその性能って何が違うのって話だけど、具体的な話は正直、並べて比べたことがないので、よくわからない。スペック的な話で言えば、上位モデルほど、処理速度が速くなるということなんだろう。
処理速度を表した主なスペックがコアクロック、メモリクロック、ビデオメモリ、メモリーインターフェイスの数値で、それがすべてではないらしいけど、基本は数値が大きいほど性能が高いとされる。
<nVIDIA 性能が高い順>
GeForce GTX Titan 相場15~25万円
GeForce GTX 690 相場10万円
GeForce GTX 680 相場5万円
GeForce GTX 670 相場3.5万~5万円
GeForce GTX 660 Ti 相場 3万円
GeForce GTX 660 相場2~3万円
GeForce GTX 650 Ti BOOST 相場2万円
GeForce GTX 650 Ti 相場1.5万円 ←今回はこれを選んだ
GeForce GTX 650 相場1万円
GeForce GT 640 相場0.8万~1万円
GeForce GT 630 相場0.7万円
GeForce GT 620 相場0.6万円
GeForce GT 610 相場0.5万円
※相場は2013/04現在のおよその価格です
ちなみに昔ハイエンドだったGeForce7900GT(コアクロック450MHz/メモリクロック1320MHz)は、現行ランクで比較すると一番下のGeForce GT 610(コアクロック810MHz/メモリクロック1800MHz)よりもコアクロックとメモリクロックが少ないわけで、まーぶっちゃけ3DゲームをやらないならGTシリーズのデュアルモニター環境が作れるGT640辺りでも十分なのかもって考えて、正直悩んだ。
これです↓安い!
ASUSTeK グラフィックカード NVIDIA GeForce GT640チップセット GT640-2GD3 【PCI-Express 3.0】
コアクロック:901MHz
メモリクロック:1,782MHz
メモリバス:128bit
ビデオメモリ:DDR3 2GB
≫≫ 詳細なスペックはこちら
それでもどうして3ランク上のしかも2倍の値段のASUS GTX650TI-DC2O-1GD5を選んだのかというと、冷却性能と静音性を重視したかったから。
軍用ワークステーション(あくまでもイメージです)を目指す以上、とにかく発熱を抑えつつ、それでも極力ファンの回転数が上がらない静音な動作と考えると、やはり大型クーラーでデュアルファン構成のこの製品がベストなんじゃないかと。2枚のでかいファンなら冷却性能に余裕があるだろうし、いざという時にも頼りになりそう。
とにかくGeForce7900GTで経験済みなのは、グラボは発熱がすごいということ。少しでも高負荷な作業をしていると、クーラー・ファンが突然「ビイイイイイイイイイイイイイイン!!!」って唸りだすのだ。初めて聞いた時は、パソコンがおかしくなってしまったかと思うほどの轟音である。
それで実際、製品を見て思ったのは、
「なにこれ、長っ!」
フルタワーのPCケースなので余裕で入るけど、これミドルタワーだとケースによっては入らないんじゃないかと思った。しかも右のファンなんか半分以上、基盤よりはみ出ているし(笑)。もうちょっと左にずらして基盤にまんべんなく風が当たるようにしたいなーって思った。
あと1枚で2スロット占有なので2枚差したら、4スロットが埋まってしまうのも、なんか悲しい。
ちなみに予算に余裕があれば、もう3ランク上のGTX660Tiがお薦めかも。
ASUSTek社製 NVIDIA GeForce GTX660TI GPU搭載ビデオカード(オーバークロックモデル) GTX660 TI-DC2T-2GD5
コアベースクロック : 1,059MHz
コアブーストクロック : 1,137MHz
メモリクロック : 1,502MHz(6,008MHz)
メモリインターフェース : 192bit
ビデオメモリ : GDDR5 2GB
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