【MWSMP】CPUはXeon E3-1275V2に決定!
2013.03.31 (Sun) : ウェブとパソコン
【MWSMP】軍用ワークステーション製造計画 (最初の記事はこちら)
Vol.2 CPUの選び方
自作PCを作る場合、まず最初に決めなければならないのが、CPUもしくはマザーボードである。なぜならCPUとマザーボードは、パソコンのスペックを構成する上で一番重要なパーツだからである。
またこの2つのパーツは、CPUソケット(もしくはCPUスロット)というパーツ同士を合体する場所の規格が決まっていて、同じ規格同士のパーツでないと装着ができない。なので、CPUを決めれば自ずと装着可能なマザーボードも絞られてくるし、マザーボードを先に決めれば自ずと装着可能なCPUが絞られてゆくのである。
だから、より正確に言うと、まず最初に決めるのは、どの規格のCPUソケットにするかということである。CPUソケットは、インテルとAMDの2つのメーカーに分かれていて、さらにCPUの世代(技術の入れ替わり)ごとに種類が分かれている。
まー選び方としては、予算と照らし合わせながら、最新の世代か一つ前世代くらいのCPUに採用されている規格を選ぶことになるだろう。インテルとAMDのどちらを選ぶかは個人の自由だけれど、日本はインテルのシェアが圧倒的に多いので、後々故障等でヤフオクで中古を探す時の事まで考えるならインテルが間違いないと思う。
現在インテルのCPUを調べてみると、ハイエンドがIntel Core i7、メインストリームはIntel Core i5、Intel Core i3、サーバー/WS向けはIntel Xeon E7・E5・E3と言った構成。さらに下位には、Intel Pentium、Intel Celeronってのもあるけど、これはネットやメールに限定した用途の人向け。
一見、なんだよちょっと前から変わってないじゃんかよーて思うかもしれないが、実は、この「Intel Core i7」とかのネーミングはあくまでもシリーズ名であって、第一世代、第二世代、第三世代って感じで、どんどん変わっていて、さらに同じ世代でもコア数やCPUクロックなどにより差別化された数種類の製品に分かれている。だからIntel Core i7と言っても世代や性能によりCPUソケットが複数あるのだ。
IntelのCPUとCPUソケットの関係
まー上の表でもわかる通り、LGA1155かLGA2011が現在の主流のようだ。まーとにかく安くそこそこ早くって人は、あえて一世風靡したCore 2 DuoやCore 2 ExtremeにLGA775マザーボードを組み合わせて中古で探すってのもありなんだけど、それだと現在のメイン機と同じになってしまう(笑)。
それに今回は、コンセプトが軍用ワークステーション(あくまでもイメージです)なのだから、やはり最先端にしとこうと。
結論を先に言うと今回選んだCPUは、LGA1155の「Intel Xeon E3-1275V2」というやつ。
理由は単純明快、最新のIvy Bridge(第三世代)でMac Proと同じ4コア8スレッドなハイエンドCPUをリストアップしてヤフオクで割安なバルク品(トレイ品)を探していたら、たまたまこれが安く落札できたから。
別にCore i7でもXeon E3でもどっちでもよかった。ただ、ヤフオクのバルク品相場を見渡した感じだとCore i7の方が人気があるからなのか、ちょっと高めのような気がする。
ちなみにCore i7とXeon E3は、たぶんだけれどスペックを比較する限りほとんど同じ物じゃないかな?まーあえて違いを表すとしたら、Coore i7は、【性能>耐久性】で、Xeonは【性能<耐久性】っていう感じなのかな?
購入候補としてリストアップしたCPU
Xeon E3-1275 V2 3.5GHz 相場33671円 (最新の相場
) ←買ったのはこれ
Xeon E3-1270 V2 3.5GHz 相場36992円 (現在の相場
)
Xeon E3-1265L V2 2.5GHz 相場28538円 (現在の相場
)
Xeon E3-1245 V2 3.4GHz 相場27725円 (現在の相場
)
Xeon E3-1240 V2 3.4GHz 相場24753円 (現在の相場
)
Xeon E3-1230 V2 3.3GHz 相場24764円 (現在の相場
)
Core i7 3770K 3.5GHz 相場30698円 (現在の相場
)
Core i7 3770 3.4GHz 相場27742円 (現在の相場
)
Core i7 3770S 3.1GHz 相場28561円 (現在の相場
)
Core i7 3770T 2.5GHz 相場30800円※バルク品の相場
※すべて4コア/8スレッド、ソケットはLGA1155
※Xeon E3の末尾5のモデルはIntel HD Graphics P4000かHD Graphics 2500というGPU内蔵
※Core i7には、Intel HD Graphics 4000というGPU内蔵
※相場は2013/4月現在でBOX品のもの
このCPUの相場は製品のグレードはもちろんだが、ドル円レートや人気度によっても変わってくる。上のリストだと3770Tと1265Lv2というのがCPUクロックが低い割には相場が高いと感じるが、それはなぜかと言うとこの2つは低消費電力モデルで大人気だかららしい。あとXeonのGPU内蔵モデル1275V2よりGPUなしの1270V2の方が高いのは、逆に人気がなくて品薄だからなのかな・・・・???まーここら辺の相場はどれも似たり寄ったりだし、実際言っちゃうと性能もたぶん体感できるほどの違いはないと思う。
ほんとはCore i5でも十分過ぎるくらい速いって聞いていたし、別に3Dゲームはしないので、かなりオーバースペックなのはわかっている。それでもこのクラスのCPUを試してみたい明確な理由が一つだけあった。
それは動画編集!
はっきり言ってハイエンドクラスでも6年前のPCでは、現在主流のハイビジョンムービーは重くて遅くて辛過ぎる!じゃー現代のハイエンドクラスのPCを組んだらどーなんだってのを試してみたくなった。
それに今のPCのCPU(Core 2 Quad Q9650 4コア3.0MHz)は、中古で安かったので最近買ったんだけれど、発売当時は1個6万円位の高価なCPUだった。
それ考えれば、それより高性能なCPUがこんな価格で変える現代、たった6年でこの変わり様(笑)。
もう笑うしかないほど凄まじい速度でテクノロジーが進化し続けているこの時代!
PC-8801の時代から見れば、スーパーコンピューターなパソコンが普通に買えてしまうこの素晴らしい時代を生きている者として、みすみす買わずに過ごすわけにはいかないのである。と思うことに今決めた。
まーほんとのハイエンドは、Xeon E3-1290V2 3.7GHzってやつでなんと1個10万円位、その下のXeon E3-1280V2 3.6GHzは7万円位(現在の相場)。
笑→ Intel CPU Xeon E3-1280V2 3.60GHz
さらに言うとほんとのほんとのハイエンドは6コアとか8コアのXeon E7系/E5系シリーズやCore i7 Extreme Editionで、下は4万円から上は30万円台まであって、しかもそれを2個とか使って最大16コア/32スレッドとか!一体、このパワーを活かしきれるソフトが普通のお値段で存在するのだろうか・・・。
↓Mac Pro12コア24スレッドを超える16コア/32スレッドPCのパーツ組み合わせ
Xeon E5-2687W BOX
×2
ASUS マザーボード Z9PE-D8 WS
※適当ーに選んでます
ちなみに今回私が入手した「Xeon E3-1275V2」は、送料込み23911円なり!BOXに付いているCPUファンはどーせ使わないのでバルク品で十分。
これ↓
Intel CPU Xeon E3-1275V2 3.50GHz
いやーいいパーツを手に入れた(喜)!しかし、この安易なCPU選びが、今後マザボ選びを非常に困難にする事を、この時の私はまだ知らない。
づづく
≫≫ づづきを読む
Vol.2 CPUの選び方
自作PCを作る場合、まず最初に決めなければならないのが、CPUもしくはマザーボードである。なぜならCPUとマザーボードは、パソコンのスペックを構成する上で一番重要なパーツだからである。
またこの2つのパーツは、CPUソケット(もしくはCPUスロット)というパーツ同士を合体する場所の規格が決まっていて、同じ規格同士のパーツでないと装着ができない。なので、CPUを決めれば自ずと装着可能なマザーボードも絞られてくるし、マザーボードを先に決めれば自ずと装着可能なCPUが絞られてゆくのである。
だから、より正確に言うと、まず最初に決めるのは、どの規格のCPUソケットにするかということである。CPUソケットは、インテルとAMDの2つのメーカーに分かれていて、さらにCPUの世代(技術の入れ替わり)ごとに種類が分かれている。
まー選び方としては、予算と照らし合わせながら、最新の世代か一つ前世代くらいのCPUに採用されている規格を選ぶことになるだろう。インテルとAMDのどちらを選ぶかは個人の自由だけれど、日本はインテルのシェアが圧倒的に多いので、後々故障等でヤフオクで中古を探す時の事まで考えるならインテルが間違いないと思う。
現在インテルのCPUを調べてみると、ハイエンドがIntel Core i7、メインストリームはIntel Core i5、Intel Core i3、サーバー/WS向けはIntel Xeon E7・E5・E3と言った構成。さらに下位には、Intel Pentium、Intel Celeronってのもあるけど、これはネットやメールに限定した用途の人向け。
一見、なんだよちょっと前から変わってないじゃんかよーて思うかもしれないが、実は、この「Intel Core i7」とかのネーミングはあくまでもシリーズ名であって、第一世代、第二世代、第三世代って感じで、どんどん変わっていて、さらに同じ世代でもコア数やCPUクロックなどにより差別化された数種類の製品に分かれている。だからIntel Core i7と言っても世代や性能によりCPUソケットが複数あるのだ。
IntelのCPUとCPUソケットの関係
第一世代 Nehalem | 第二世代 Sandy Bridge | 第三世代 Ivy Bridge | |
---|---|---|---|
Core i7 | LGA1366 LGA1156 | LGA2011 LGA1155 | LGA1155 |
Core i5 | LGA1156 | LGA1155 | LGA1155 |
Core i3 | LGA1156 | LGA1155 | LGA1155 |
Xeon E5 | LGA1366 | LGA1356 LGA2011 | 未発売 |
Xeon E3 | LGA1366 LGA1156 | LGA1155 | LGA1155 |
まー上の表でもわかる通り、LGA1155かLGA2011が現在の主流のようだ。まーとにかく安くそこそこ早くって人は、あえて一世風靡したCore 2 DuoやCore 2 ExtremeにLGA775マザーボードを組み合わせて中古で探すってのもありなんだけど、それだと現在のメイン機と同じになってしまう(笑)。
それに今回は、コンセプトが軍用ワークステーション(あくまでもイメージです)なのだから、やはり最先端にしとこうと。
結論を先に言うと今回選んだCPUは、LGA1155の「Intel Xeon E3-1275V2」というやつ。
理由は単純明快、最新のIvy Bridge(第三世代)でMac Proと同じ4コア8スレッドなハイエンドCPUをリストアップしてヤフオクで割安なバルク品(トレイ品)を探していたら、たまたまこれが安く落札できたから。
別にCore i7でもXeon E3でもどっちでもよかった。ただ、ヤフオクのバルク品相場を見渡した感じだとCore i7の方が人気があるからなのか、ちょっと高めのような気がする。
ちなみにCore i7とXeon E3は、たぶんだけれどスペックを比較する限りほとんど同じ物じゃないかな?まーあえて違いを表すとしたら、Coore i7は、【性能>耐久性】で、Xeonは【性能<耐久性】っていう感じなのかな?
購入候補としてリストアップしたCPU
Xeon E3-1275 V2 3.5GHz 相場33671円 (最新の相場
Xeon E3-1270 V2 3.5GHz 相場36992円 (現在の相場
Xeon E3-1265L V2 2.5GHz 相場28538円 (現在の相場
Xeon E3-1245 V2 3.4GHz 相場27725円 (現在の相場
Xeon E3-1240 V2 3.4GHz 相場24753円 (現在の相場
Xeon E3-1230 V2 3.3GHz 相場24764円 (現在の相場
Core i7 3770K 3.5GHz 相場30698円 (現在の相場
Core i7 3770 3.4GHz 相場27742円 (現在の相場
Core i7 3770S 3.1GHz 相場28561円 (現在の相場
Core i7 3770T 2.5GHz 相場30800円※バルク品の相場
※すべて4コア/8スレッド、ソケットはLGA1155
※Xeon E3の末尾5のモデルはIntel HD Graphics P4000かHD Graphics 2500というGPU内蔵
※Core i7には、Intel HD Graphics 4000というGPU内蔵
※相場は2013/4月現在でBOX品のもの
このCPUの相場は製品のグレードはもちろんだが、ドル円レートや人気度によっても変わってくる。上のリストだと3770Tと1265Lv2というのがCPUクロックが低い割には相場が高いと感じるが、それはなぜかと言うとこの2つは低消費電力モデルで大人気だかららしい。あとXeonのGPU内蔵モデル1275V2よりGPUなしの1270V2の方が高いのは、逆に人気がなくて品薄だからなのかな・・・・???まーここら辺の相場はどれも似たり寄ったりだし、実際言っちゃうと性能もたぶん体感できるほどの違いはないと思う。
ほんとはCore i5でも十分過ぎるくらい速いって聞いていたし、別に3Dゲームはしないので、かなりオーバースペックなのはわかっている。それでもこのクラスのCPUを試してみたい明確な理由が一つだけあった。
それは動画編集!
はっきり言ってハイエンドクラスでも6年前のPCでは、現在主流のハイビジョンムービーは重くて遅くて辛過ぎる!じゃー現代のハイエンドクラスのPCを組んだらどーなんだってのを試してみたくなった。
それに今のPCのCPU(Core 2 Quad Q9650 4コア3.0MHz)は、中古で安かったので最近買ったんだけれど、発売当時は1個6万円位の高価なCPUだった。
それ考えれば、それより高性能なCPUがこんな価格で変える現代、たった6年でこの変わり様(笑)。
もう笑うしかないほど凄まじい速度でテクノロジーが進化し続けているこの時代!
PC-8801の時代から見れば、スーパーコンピューターなパソコンが普通に買えてしまうこの素晴らしい時代を生きている者として、みすみす買わずに過ごすわけにはいかないのである。と思うことに今決めた。
まーほんとのハイエンドは、Xeon E3-1290V2 3.7GHzってやつでなんと1個10万円位、その下のXeon E3-1280V2 3.6GHzは7万円位(現在の相場)。
笑→ Intel CPU Xeon E3-1280V2 3.60GHz
さらに言うとほんとのほんとのハイエンドは6コアとか8コアのXeon E7系/E5系シリーズやCore i7 Extreme Editionで、下は4万円から上は30万円台まであって、しかもそれを2個とか使って最大16コア/32スレッドとか!一体、このパワーを活かしきれるソフトが普通のお値段で存在するのだろうか・・・。
↓Mac Pro12コア24スレッドを超える16コア/32スレッドPCのパーツ組み合わせ
Xeon E5-2687W BOX
ASUS マザーボード Z9PE-D8 WS
※適当ーに選んでます
ちなみに今回私が入手した「Xeon E3-1275V2」は、送料込み23911円なり!BOXに付いているCPUファンはどーせ使わないのでバルク品で十分。
これ↓
Intel CPU Xeon E3-1275V2 3.50GHz
いやーいいパーツを手に入れた(喜)!しかし、この安易なCPU選びが、今後マザボ選びを非常に困難にする事を、この時の私はまだ知らない。
づづく
≫≫ づづきを読む
スポンサード リンク

ひと言でいいので、気軽にコメントしていってください!
あなたのそのひと言がこのブログ運営の原動力なのです。よろしくお願いします。
あなたのそのひと言がこのブログ運営の原動力なのです。よろしくお願いします。
関連記事:ウェブとパソコン