おっさん一人旅2012夏 12日目 白馬駅
2012.09.10 (Mon) : 旅と旅写真

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
富山県の魚津駅(うおづえき)から朝6時48分発の直江津行の下り列車に乗った。
いよいよこのおっさん一人旅も最終日である。富山から横浜まで本当に一日で帰れるのか?と不安にかられがちだが、中央本線など東京へ向かう列車は、けっこう本数が多いので、余裕で帰れてしまうのだ。
それに横浜と富山は、直線距離で位置を比較すると名古屋辺りと変わらない。富山や金沢が遠いというのは、実は思い込みである。
それに青春18きっぷの旅的には、最終日の大移動に太平洋側の愛知~静岡~神奈川という東海道本線を使って戻るルートよりも長野~山梨~東京~神奈川という中央本線ルートを使うほうが、精神的に楽である。特に米原~豊橋~熱海間などは、乗客も駅数も多く、景色はずーと町中、列車もくつろげないタイプなので地獄である。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
新潟県の糸魚川駅(いといがわえき)で、北アルプスの景色を堪能できるローカル線、大糸線(おおいとせん)に乗り換えた。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
この大糸線は、長野県の南小谷駅(みなみおたりえき)がJR西日本とJR東日本の境界駅のため、ここでJR東日本管轄の大糸線の列車に乗り換える。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
発車待ち時間で、糸魚川駅で買っておいた名物駅弁「夫婦めし」を食べた。山の幸と海の幸の二つの味が楽しめる釜飯。中身の写真はツイッターで見てね。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
この日は、後帰るだけではもったいないので、南小谷駅から数駅先の白馬駅(はくばえき、長野県)で下車し、寄り道することに。なぜなら白馬駅の徒歩圏内に立ち寄り湯がたくさんあるとの情報を得ていたからだ。
早速、駅に隣接している観光案内所でマップとおすすめの温泉を聞いた。さらに割引券ももらった。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
立ち寄った温泉は、白馬八方温泉みみずくの湯、いやぁ~いい湯であった。しかも露天風呂から白馬の山の絶景が見える。ああ、やっぱ昼間っから温泉、最高だ!

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
道を歩けば、目の前に広がるのは、絶景!

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
もちろんランチは、信州名物「信州そば」!本場の味、ウマー!

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
わずか2時間ほどであったが、白馬八方を堪能し、再び大糸線で松本駅(まつもとえき、長野県)を目指す。
松本駅には、列車が2分遅れた上に、一番後ろの車両に乗っていて、階段は先頭車両より前、しかも終点なんで大量の人が降り、行く手を阻む。さらにその人らがのんびり歩いていやがるんで、もうなりふりかまわず人の波をかき分けて発車ギリギリ間に合った。さすがに焦った!たぶん、乗り換えに失敗した人もいると思う。
なぜ、この列車に間に合わせなければならないかというと、この先の塩山駅(えんざんえき、山梨県)から臨時快速「山梨ぶどう狩り号」という列車の指定券を途中の糸魚川駅でゲットしてたからである。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
塩山行の列車は、途中の小淵沢駅まで微妙に混んでいてけっこう疲れた。小淵沢駅から一気に空いたのだけれど、どうしてかは不明。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
新府駅(しんぷえき、山梨県)に停車中の車内から富士山を激写!
塩山駅で、臨時快速「山梨ぶどう狩り号」に乗り換えた。ネーミングから想像する観光列車とは程遠い普通の特急車両(E257系)であったのが残念。まあ非常に快適な乗り心地ではあったのだけれど。
たまたま隣に座ってた横浜市金沢区に住む50代のおじさんと山の話で盛り上がって、同じ横浜方面なので、いっしょに八王子駅(はちおうじえき、東京都)で降て、私が町田駅(まちだえき、東京都)で下車するまで話していた。
しかし今回の旅では、なぜか多くの人に話しかけられた。やっぱ旅してるぞー丸出しのばかでかいバックパック+カメラバック+スポーティな服装だからだろうか?まあ実際、旅のスタイルは、ほぼバックパッカーと同じなんだけどね。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
町田駅に下りて改札を出たとたん感覚が「シューーーードッパァーーー!!」っと、一気に現実に引き戻される。
ものすごい数の人がぐちゃぐちゃと歩いていたからである。熊本駅や鹿児島駅、博多駅でさえ、この人の密度はなかった。やはり東京(町田を東京と呼ぶのは抵抗があるが・・・)は、大都会である。
「ああ、旅は終わったんだな・・・」
ただ、町田駅から乗った小田急線の電車は、不思議といつもの殺伐とした通勤電車の雰囲気がないと思ったら、この日は、日曜日だった。「ふーこれで爽やかな気分で自宅に帰還できそうだ」。いつもおっさん一人旅のラストは、地獄のサラリーマンOL満員幽霊列車で、せっかく田舎の美しい海で浄化し、山や森で癒された私の体が汚されるのである。
地元駅「緑園都市駅(りょくてんとしえき、神奈川県)」に降りた瞬間、「これのどこ緑園都市なんだ!コンクリートジャングルじゃないか!」と本気で感じた。
自宅が近づくと、家のワンコのことをふっと思い出した。
自宅のドアを開けるとワンコが飛んできて、かつてないほど興奮して走り回り、喜んで迎えてくれた。
「旅も良いけど、やっぱ帰る家があるって良いね」
おしまい
》》この旅を最初から見る
いよいよこのおっさん一人旅も最終日である。富山から横浜まで本当に一日で帰れるのか?と不安にかられがちだが、中央本線など東京へ向かう列車は、けっこう本数が多いので、余裕で帰れてしまうのだ。
それに横浜と富山は、直線距離で位置を比較すると名古屋辺りと変わらない。富山や金沢が遠いというのは、実は思い込みである。
それに青春18きっぷの旅的には、最終日の大移動に太平洋側の愛知~静岡~神奈川という東海道本線を使って戻るルートよりも長野~山梨~東京~神奈川という中央本線ルートを使うほうが、精神的に楽である。特に米原~豊橋~熱海間などは、乗客も駅数も多く、景色はずーと町中、列車もくつろげないタイプなので地獄である。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
新潟県の糸魚川駅(いといがわえき)で、北アルプスの景色を堪能できるローカル線、大糸線(おおいとせん)に乗り換えた。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
この大糸線は、長野県の南小谷駅(みなみおたりえき)がJR西日本とJR東日本の境界駅のため、ここでJR東日本管轄の大糸線の列車に乗り換える。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
発車待ち時間で、糸魚川駅で買っておいた名物駅弁「夫婦めし」を食べた。山の幸と海の幸の二つの味が楽しめる釜飯。中身の写真はツイッターで見てね。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
この日は、後帰るだけではもったいないので、南小谷駅から数駅先の白馬駅(はくばえき、長野県)で下車し、寄り道することに。なぜなら白馬駅の徒歩圏内に立ち寄り湯がたくさんあるとの情報を得ていたからだ。
早速、駅に隣接している観光案内所でマップとおすすめの温泉を聞いた。さらに割引券ももらった。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
立ち寄った温泉は、白馬八方温泉みみずくの湯、いやぁ~いい湯であった。しかも露天風呂から白馬の山の絶景が見える。ああ、やっぱ昼間っから温泉、最高だ!

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
道を歩けば、目の前に広がるのは、絶景!

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
もちろんランチは、信州名物「信州そば」!本場の味、ウマー!

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
わずか2時間ほどであったが、白馬八方を堪能し、再び大糸線で松本駅(まつもとえき、長野県)を目指す。
松本駅には、列車が2分遅れた上に、一番後ろの車両に乗っていて、階段は先頭車両より前、しかも終点なんで大量の人が降り、行く手を阻む。さらにその人らがのんびり歩いていやがるんで、もうなりふりかまわず人の波をかき分けて発車ギリギリ間に合った。さすがに焦った!たぶん、乗り換えに失敗した人もいると思う。
なぜ、この列車に間に合わせなければならないかというと、この先の塩山駅(えんざんえき、山梨県)から臨時快速「山梨ぶどう狩り号」という列車の指定券を途中の糸魚川駅でゲットしてたからである。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
塩山行の列車は、途中の小淵沢駅まで微妙に混んでいてけっこう疲れた。小淵沢駅から一気に空いたのだけれど、どうしてかは不明。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
新府駅(しんぷえき、山梨県)に停車中の車内から富士山を激写!
塩山駅で、臨時快速「山梨ぶどう狩り号」に乗り換えた。ネーミングから想像する観光列車とは程遠い普通の特急車両(E257系)であったのが残念。まあ非常に快適な乗り心地ではあったのだけれど。
たまたま隣に座ってた横浜市金沢区に住む50代のおじさんと山の話で盛り上がって、同じ横浜方面なので、いっしょに八王子駅(はちおうじえき、東京都)で降て、私が町田駅(まちだえき、東京都)で下車するまで話していた。
しかし今回の旅では、なぜか多くの人に話しかけられた。やっぱ旅してるぞー丸出しのばかでかいバックパック+カメラバック+スポーティな服装だからだろうか?まあ実際、旅のスタイルは、ほぼバックパッカーと同じなんだけどね。

Camera:htc EVO 3D(ISW12HT)
町田駅に下りて改札を出たとたん感覚が「シューーーードッパァーーー!!」っと、一気に現実に引き戻される。
ものすごい数の人がぐちゃぐちゃと歩いていたからである。熊本駅や鹿児島駅、博多駅でさえ、この人の密度はなかった。やはり東京(町田を東京と呼ぶのは抵抗があるが・・・)は、大都会である。
「ああ、旅は終わったんだな・・・」
ただ、町田駅から乗った小田急線の電車は、不思議といつもの殺伐とした通勤電車の雰囲気がないと思ったら、この日は、日曜日だった。「ふーこれで爽やかな気分で自宅に帰還できそうだ」。いつもおっさん一人旅のラストは、地獄のサラリーマンOL満員幽霊列車で、せっかく田舎の美しい海で浄化し、山や森で癒された私の体が汚されるのである。
地元駅「緑園都市駅(りょくてんとしえき、神奈川県)」に降りた瞬間、「これのどこ緑園都市なんだ!コンクリートジャングルじゃないか!」と本気で感じた。
自宅が近づくと、家のワンコのことをふっと思い出した。
自宅のドアを開けるとワンコが飛んできて、かつてないほど興奮して走り回り、喜んで迎えてくれた。
「旅も良いけど、やっぱ帰る家があるって良いね」
おしまい
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おっさんさん (2012-09-11) edit
白馬なつかしいな^^
長旅御苦労さま
肉食いいこwノ
長旅御苦労さま
肉食いいこwノ
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あなたのそのひと言がこのブログ運営の原動力なのです。よろしくお願いします。
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