MAMMUT HERON LIGHT 65+15 (マムート・ヘロンライト65+15)
2012.08.24 (Fri) : 旅と旅写真
つい先日、次の旅で使うためのバックパックを衝動買いした。
バックパックとは、英語の呼び方で、日本で一般的なのは、ドイツ語のザックとかリュックサックという呼び方かな。まあ、どっちでもかまわないんだけれど、私的には、登山家ではなく旅行家を目指しているので、バックパッカー(低予算で個人旅行をする旅行者のこと)の呼称の元になったバックパックという呼び方にしてみた。
それで、今回買ったバックパックは、「MAMMUT HERON LIGHT 65+15 SHORT (マムート・ヘロンライト65+15ショート)」というモデル。容量は65L(ショートは正確には63L)で、非常時には最大で+15Lの計80Lにもなる大きめのモノ。カラーは、SMOKE-GRAPHITE。
これまでは「deuter Speed Lite 30(ドイタースピードライト30)」というサイクリングとかトレイルランニング向けの30Lのモノを使っていたんだけれど、これだと「おっさん一人旅」とかの5日以上の日程になるとバックッパクがパンパンになって荷物を取り出すのに苦労していた。そんじゃあ、思い切って本格的なのを買っちゃおうと思い立ちポチったという訳である。
※写真はクリックで拡大できます


なぜ、この製品を選んだかというと、最大の理由は、ヒップベルト。ヒップベルトがガッチリしたタイプで、肩の負担をもっと減らしたかったというがあったんだけど、このマムート・ヘロンライト65+のヒップベルトは、ひじょうにガッチリした感じで、さらに重荷のコントロールに優れた回転するヒップベルトが付いている。
「回転するヒップベルト!?なにそれ、かっけーじゃん」
なんだかわからなかったが、この回転ヒップベルトに惹かれて選んだのであった。それとバックパック自体の重量が軽いというのもかなりの決め手になった。
他で候補に上がった製品は、「deuter Futura Vario 50+10(ドイター・フューチュラバリオ50+10)」、「deuter Aircontact Pro 60+15(ドイター・エアコンタクトプロ60+15)」で、フロントオープニングとレインカバー付きなのに惹かれたが重量がヘロンライト65+より重いので却下。それと「Gregory Baltoro 75(グレゴリー・バルトロ75)」もよかったんだけれど、予算オーバーなのとやはり重量が重いので却下。
重量と容量比較
1.79kg - 65L+15L - マムート・ヘロンライト65+15
2.10kg - 50L+10L - ドイター・フューチュラバリオ50+10
3.20kg - 60L+15L+8L - ドイター・エアコンタクトプロ60+15
2.65kg - 75L - グレゴリー・バルトロ75
![]() Futura Vario 50+10 | ![]() Aircontact Pro 60+15 | ![]() BALTORO 75 |
いろいろ比べたが、ヘロンライト65+が圧倒的に軽い。たった1kgほどだけれど、非力なおっさんには、荷物を大量に入れると、この1kgがでかいんだよね。
ということで今回は、大量の写真で、MAMMUT HERON LIGHT 65+15 SHORT (マムート・ヘロンライト65+15ショート)を紹介する。
単体写真だとサイズがわからないと思ったので、30Lのドイターのバックパックと並べてみる。


並べるとデカイけど、背負ったら見た目ほど馬鹿でかくは感じなかったなぁ。


高さ調節や取り外し可能なフラップの外側のトップポケットは、けっこう広かった。内側にもキーホルダー付きのメッシュポケットがある。




フロントポケット(左上)は、地図とか小物をを入れるのに便利。このバックパックは2ルームになっていて、(右上)ボトムジッパーでバックパックの下部のボトムコンパートメントへダイレクトにアクセスできる。(左下)空けるとこんな感じ。ボトムコンパートメントの仕切りを空けると(右下)、上下がつながって1ルームになる。
このヘロンライト65+は、背面長の調節で、自分にぴったりにあわせられる。




(左上)これが噂の回転ヒップベルトの回転軸の部分。(右上)上と左右に抜けるエアフローが背中のムレを緩和。(左下)うれしい誤算だったのが、この厚みのあるメッシュパッド。エアフローと合わせてかなり快適な予感。(右下)胸にくるバックルのところが緊急ホイッスルになっていた。


ロゴマークが刺繍なので、高級感がある。マンモスを見るとはじめ人間ギャートルズを思い出すのは私だけだろうか?


ヒップベルト左には、メッシュのストレッチポケット。右には、キーホルダー?(熊鈴用かな?)が付いている。このヒップベルトは、ストラップでフィッティングの調整が可能。
フロントから見て左のサイドポケットと商品名「HERON LIGHT 65+」ロゴ。これの上位モデルに「Mammut Heron Pro 85+15(マムート・ヘロンプロ85+15L)」というのもあるんだけれど、お値段はさらに1万円ほどお高い。


右のサイトポケットの下にあるボトルマークの下の穴からは、当然ボトルホルダーが出てくる。


これはメインルームの背面側。(左)スイスのブランドなので、スイス製かと思いきやメイドイン・フィリピン。赤いのはハイドレーション・システム用の固定バンドとその下にポケットがある。(右)さらに赤いとこをめくるとフレームが。このフレームを「DLT付きVフレーム」と呼ぶらしいんだけど、なんでもフレームを通して荷重を背中からヒップベルトに直接移動させる技術なんだとか。
色が薄い部分が+15Lに拡大するポケットの余分である。


フロントの右側には、ピッケルとトレッキングステッキ用ホルダーも付いている。
トレッキングステッキを装着してみた。


(左)裏の上部に用途不明の謎のバックルがある。たぶんマムート純正のレインカバー用かと思われる。(右)しかし、レインカバーは、純正ではなくISUKAというメーカーの商品を買った。マムート純正のだと値段がめっちゃ高いのと派手過ぎなんで。
実際にモノを見てみた感想を言うと、色が想像していたより良かったということ。カタログの写真でみるともっとシルバー寄りの地味なグレーかと思っていたんだけれど、実際は、カーキ寄りのグレーで、けっこうヨーロッパとかの軍装色っぽい色合い。といっても本当のカーキではないので、もちろん軍人にはみえない。さらに光の加減により色の見え方が変わって高級感もある。
まだ未使用なので使用した感想はわからないけど、けっこうイイ買い物したかも!
なお、レインカバーの右側にある怪しいモノについては、また次回、説明します。
では、また
MAMMUTの製品リスト
※ショートとロングの違いは、ショートは身長160~185cm前後、ロングは身長180cm以上が目安。
イスカ(ISUKA) パックカバー 80L インディゴブルー 261509
【マムート】MAMMUT リュックサック用レインカバー(XL)
関連外部リンク
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