【三浦アルプス トレッキング4】乳頭山~南中峠~中の沢
2012.08.04 (Sat) : 旅と旅写真
【三浦アルプス トレッキング4】乳頭山~南中峠~中の沢
※この記事は続きです、最初から読むには↓
【三浦アルプス トレッキング1】風早橋バス停~仙元山山頂

≫クリックで拡大
【送電鉄塔下】で昼メシを食べて、ちょっと休憩してから途中の目標地点・乳頭山を目指す。そこまでの分岐は、【上山口分岐】【上山口分岐の次の分岐】【畠山・安針塚駅方面の分岐】と三つの分岐を通過すると鉄の階段があって、そこを登り切ると【乳頭山 (にゅうとうさん) 】の山頂へ到着した。送電鉄塔下から乳頭山までは、約30分くらい。
「おおーやっと人に会えた(喜)!」
なんと乳頭山山頂で、年配のおじさん(60才代くらい?)が一人で休憩していた。三浦アルプスに入って、初めて人間と遭遇した。到着時刻は13時くらいだったので、風早橋バス停を出発からここまで5時間10分くらい。これまで遭遇したのは、クモと蝶蝶と蚊とリスだけだったので、とても嬉しかった。
そのおじさんも人と遭遇したのは、やっぱり初なんだと。どんだけ人気が低いんだろ三浦アルプアス(笑)。おじさんは、阿部倉山(あべくらやま)から入り、二子山~北尾根を経由して乳頭山に到着したんだとか。
一緒に休憩をしながら三浦アルプスの情報交換をして、おじさんは、私がこれまで歩いて来た南尾根のルートへ消えていった。「これからあの激しいルートを歩くのか・・・仙元山へ到着するのは、夕方5時過ぎになるな・・・」と思ったが、人の心配をしているほど私の体力も余裕はなかった。
乳頭山山頂からは東京湾方面を望むことができた。まあ、つまり相模湾から東京湾へ三浦半島を縦走したことになる。しかし、山の上から見下ろす景色を見ていると、とても清々しい気分になるのはなぜだろう。やっぱ、空が近くて空気がおいしいからだろうか?
上の写真は、JR田浦駅近くの長浦湾。
海上自衛隊横須賀地方隊の基地が見える。奥に見えるのは、日産追浜工場。
手前の軍艦2隻がたぶん海上自衛隊で、奥に見える巨大な航空母艦とその背後の島は、米軍横須賀基地。手前のマンションと比べてみると、空母、ばかでかい!あれは、横須賀基地配備の原子力空母「USSジョージ・ワシントン」だろうか?
乳頭山で休憩してから、次に向かうは、【南中峠】であるのだが、実はこの先、カメラを手に持って歩行するのが体力的にも気力的にもルートの険しさ的にも難しかったので、写真は、ほぼ無い。なので、この先の様子は、文章だけでサクっとお伝えします。ほんと、すみません・・・。
■乳頭山~南中峠(六把峠)■
乳頭山を後にして少し下るとすぐに二つに分かれた分岐になっているので、左に進む。すると本日2人目の人間に遭遇した。なんと75才のおじさん?で、足腰の健康の為に山歩きをしているんだとか。おじさんとが、私に前を歩いてくれと言うので、前を歩いていたが、はっきり言って、道幅狭いし、草におおわれてルートわかりずらいし、アップダウン激しいし、下りけっこう急だし、足痛いし、死ぬほど暑いし・・・「あ、すいません、ちょっと疲れたので休憩しますので、先に行ってください・・・」と言って十数分一緒に歩いて別れた。
南中峠(六把峠)までは、鉄塔を2か所通過し、分岐もあった。とにかく下りが急で、道もわかりずらいので、かなりきつかった。
■南中峠(六把峠)~中の沢■
中の沢は北側で、本当は、南側の南の沢ルートを通る予定だったんだけれど、左(南)へ向かってちょっと下り始めたところで、倒木によって進路が完全に塞がれていて、どうやっても通れない状態だった。仕方なく、中尾根を通るつもりだったんだけど、なぜかそのルートを見つけられなくて、中尾根だと思って進んでいたルートは、中の沢へ向かう北側のルートだったのだ。
しかもこのルートは、道幅が超狭い崖っぷちのルートでしかも湿っていて滑りやすい。さらにシダの葉っぱに覆われていて道がまったく見えない。コケたら確実に大怪我するだろう感じ。もう完璧なジャングル状態!?途中、「本当にここルートなのか?」と不安な気持ちになりつつ、中の沢へ向かって下っていったのである。
【三浦アルプス トレッキング5】中の沢~森戸川源流~森戸林道~桜山~東逗子駅 に続く
スポンサード リンク

ひと言でいいので、気軽にコメントしていってください!
あなたのそのひと言がこのブログ運営の原動力なのです。よろしくお願いします。
あなたのそのひと言がこのブログ運営の原動力なのです。よろしくお願いします。
関連記事:旅と旅写真