GWはひたすらハードディスクのお引っ越し
2011.05.14 (Sat) : ウェブとパソコン
ついにと言うか、やはりと言うか、メインPCのハードディスクが壊れ始めた。
このパソコンを作ったのは、2007年4月頃で、今が2011年の5月なので、丸々4年ほどたつ。一般的にはハードディスクの寿命は5年くらいと言われているが、私のようにほぼ24時間電源を入れっぱなしのハードな使い方の場合は2~3年くらいで寿命がくると言われている。なので4年ということは、私的にはけっこう保ったなという感じなのだ。
それは、GW直前の週中に起こった!
その日は、とにかくパソコンが重ったるくてお仕事にならなかったので、夜中にSpybotでスパイウェアチェックをさせて、朝、結果を見てみると5つほど重大なエラーが連続していた。それはファイルなどの破損によりチェックが出来ないというような内容だった。
「もしやシステムが破損したか!?ハードディスクついに逝ったかも・・・」
実は、ハードディスクの異常は、けっこう前から感じていたのだ。何度か読み取りエラーも確認してたし、なによりも動作音が前にくらべてかなり大きくなった。
とにかく嫌な予感がしたので、直近のファイルを片っ端からセカンドHDDにバックアップしてから電源を落とす。
そして再び電源を入れると・・・やっぱりウィンドウズが起動しない!黒い画面になって左上にカーソルが点滅したまま先に進まなかった。
予感は的中した!直近データはセカンドHDDに移したものの、本当に予感が的中するとは思っていなかったので、一番安全な外部ミラーリングHDDにもデータをバックアップしとけばよかったとちょっと後悔した。
念のためWindows XPの修復を試みたが、やはり起動することが出来ない。しょうがないのでネットですぐに新しいハードディスクドライブを2台注文した。メモリも安くなってたので、現在の2GBから4GBに変更しようと思い、ついでに注文した。
ああ、ああ、ああ、これでゴールデンウィークは終わった・・・と思った。
今回注文したHDDは、「WESTERN DIGITALのエンタープライズ ハードドライブ WD RE4 (公式サイト)」。本当は今までと同じHGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)にしようと思ったが、今年3月にWestern Digitalに売却されたというニュースを見て、なんとなくWestern Digitalの製品にも注目していたら、かなり安かったので選んでみた。安いと言っても実際の選択の決め手となったのは、WDの中でも「デスクトップ」というシリーズよりおそらく上位に位置する「エンタープライズ」というシリーズに属していて、高速で信頼性があり、サーバー、監視カメラ、その他の厳格な書き込み集中型製品など業務用使用に対応ということだったからだ。保証期間も「デスクトップ」シリーズが3年なのに対して5年(買ったのはバルク品なので1年)とかなり長いので、メーカーの自信と耐久性に期待してみた。
WD5003ABYX 500GB
モデル番号:WD5003ABYX
インターフェース:SATA 3Gb/s
フォーム・ファクタ:3.5インチ
回転数:7200 rpm
容量:500GB
キャッシュ:64MB
プラッタ : 1枚
実際の使用感だが、PCの速度は体感できるくらい速くなったといえる。それと静音性は、前のHGSTにくらべかなり静かだ。うーん、なかなか良い買い物をしたかも!
メモリは、「KINGBOX KBD4GD2-800SH(DDR2-800 PC2-6400 2GB×2) 永久保証」という製品。まったく聞いたことがないメーカーだったが、色がかっこよかったので選択。表が赤、裏が紫になっていて取り付け方向がわかりやすく、通電時にLEDが光るのでなんとなくうれしい。
KINGBOX KBD4GD2-800SH
容量:4GB(2GB×2)
電源電圧定格:1.8V±0.2
タイプ:DDR2
ソケット:DIMM
転送クロック:800MHz
ピン数:240pin
データ転送レート:6.4GB/秒
パッケージ:FBGA
CAS Latency:CL=5
搭載チップ:ELPIDA
さて、GWに入った月曜日に商品が到着、早速PCを開けてハードディスクを交換し、Windows XPのインストールからスタート・・・。HDDのフォーマット、XPのインストール、SP1なのでSP3までのアップデート・・・etc...
やはり、時間がかかる・・・なんとかシステムのインストールが完了したので、次にシステムが破損した前のHDDのデータにアクセスできるか試してみる。ケーブルと電源をつないで、PCを起動・・・すると・・・
「やったー、全部データ見られる!」
データはすべて生きていた。もちろんセカンドHDDのデータにも問題なくアクセスできた。これは非常に重要で、これから前のPCとまったく同じ環境を再構築しなければならないので、データ見られると見られないでは、作業効率が大幅に変わってしまうのだ。
実際はこれからが大変で、接続機器のドライバをインストールしたり、PCやメールの設定を調整したり、膨大な種類のソフトをインストールしたり、ダウンロードしてインストールしたり、アップデートしたり、データを整理しながら前のHDDから引っ越しさせたり、ブラウザをインストールして調整したり・・・かなりの使わないソフトを省いたが、それでも、ざっと数えても45本以上ものソフトをインストールしてアップデートしてを繰り返した。途中で数々の想定外なトラブルに対処しながら・・・
この必要なソフトの数の多さが、現在もXPを使い続けている理由である。Windows7に移行してどれか一つでも使えないソフトがあると作業効率に影響する。それにADOBEの激高いソフトを必要性も感じないのにすべて最新版に買い換えなければならなくなる。このソフトの問題がなければ、とっくにWindows7 64bit版に移行すべく、最新のIntel Core i7で、爆速パソコンを作っているだろう。悔しい・・・などと妄想しながら、ひたすらHDDの引っ越しを続けた。
結局、PCが完全復活を果たしたのは、GW最後の日曜日だった。
こうして私のゴールデンウィークは、当初の予想どうり "終わった”のであった。
今回の一件で、バックアップ体制の強化の必要性を感じ、スケジュールをより厳格化することにした。ただ、HPデータなど重要なデータは、すでに常時4~6つのHDD+DVDディスクで何重にもバックアップしてあって、しかも万が一神奈川県が災害などでやられても海外や関西のデータセンターにあるサーバーにアップしてあるので、最悪はそこからダウンロードできるようになっているので慌てるようなことはない。
ただ東北大震災のような広域かつ甚大な被害が発生したときを想定するとまだまだ足りないと思った。そう考えると一番安全なバックアップは、DVDに何枚も焼いて、これのような
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