愛車ジャガー・ソブリン(XJ40)との寂しい別れ
2010.08.12 (Thu) : 日常
上の写真は、私の愛車XJ40系ジャガー・ソブリン(JAGUAR 3.6 Sovereign)です。
つい最近、解体処分しました・・・
色んな車に乗ってきましたが、このジャガーはかなり気に入っていたのと、それなりに思い出がある車だったので、ナンバーを切って置きっぱなしにしていた車です。
本当はそのうちまた乗りたくなったら復活させようと思っていたのですが、実は最近、新しいオモチャ(軽の1BOX)を手に入れたので、この機会に思い切って捨てる事にしたのです。
動かさずにずーと放置してあった為、完全にエンジンがかからなくなっていました。
しょうがないのでセーフティーローダーで来てもらって解体屋へ・・・
いやぁ~車の程度は年式的には極上レベルだったのでもったいない気がしましたが、悲しいかな今の日本ではエコカーなどは減税されますが、古い車は増税されたりしますので、旧車に乗りたい人はたぶん激減していて、すでに金銭的な価値は全く無いという状況でして、売れる状態に修理して売るなら捨てた方が安いという悲しい状況・・・
ローダーに乗せられて私の前から去っていく時には、寂しさがこみあげて来ました。
そして「楽しい時間をありがとう」と心の中でお礼を言いました。
ところで、この車、なんと昭和63年式の車なのです。
今は平成22年なので、すでに23年前!!
いわゆるジャガー・XJシリーズの2代目初期モデルXJ40系です。
あの頃のジャガーと言えば超高級車の代名詞!
なんせ、当時国産の最高級車(ショーファードリブンを除く)はY31シーマで、翌年やっとUCF10系セルシオが発売されたというあの時代ですから!
なぜ、こんな古い車が気に入っていたかと言うと、最大の理由はカタチです。
XJシーリーズ伝統のロングノーズ&ロングデッキ&ワイド&ローなデザインのかっこよさ!
そしてイギリス車ならではの上品で美しいライン、23年の時を経ても漂う高級車としての風格。
360度どこからみても今のクルマには無いパーフェクトかつ優美なスタイル、雰囲気!
ああ美しい・・・上の写真を眺めて何度もうっとりできます(笑)。
ただこの優美なデザインと引き替えに室内は驚くほど狭い・・・見てわかる通りボンネットとトランクが長く車高が低いので、キャビンの床面積が狭く天井がとにかく低い、ただ横幅はまあそれなりにあります。
おそらく同じクラスの他の高級車に乗ってた人は、あまりの狭さにびっくりするはずです。
まあ良く言えばタイトな室内という事でしょうか・・・
その代わり分厚いコノリーレザーとウォールナットのウッドパネルで覆われたイギリス車ならではのエレガントかつアンティークな内装が心躍らせます。
高級サルーンの内装とはこうゆうものだと言わんばかりの、アンティーク家具のような使い込むほどに味が出るような内装、美しい・・・
と・・・今は亡きジャガーを絶賛してしまった訳ですが、しかし近年、セダン全体の低迷もあってかジャガーは特に不人気車として新車・中古車ともに販売が低迷しているんだとか!
そういった理由で、これまでの保守的なジャガーは改革を迫られ、最新モデルでは「なにこれ!?」ってくらい挑戦的なデザインとなってしまった。
かなりインパクトがありますねー、最初見たときは「こんなのジャガーじゃない」と思ったのですが、よくよく見ればこの斬新な感じが、けっこういいように思えてきますねぇ~不思議だ!
スポンサード リンク

ひと言でいいので、気軽にコメントしていってください!
あなたのそのひと言がこのブログ運営の原動力なのです。よろしくお願いします。
あなたのそのひと言がこのブログ運営の原動力なのです。よろしくお願いします。
関連記事:日常
-
愛車ジャガー・ソブリン(XJ40)との寂しい別れ