映画「アマルフィ 女神の報酬」 レビュー
2010.08.07 (Sat) : ドラマと映画
織田裕二主演の「アマルフィ 女神の報酬」のDVDを見た。
特殊任務を帯びた外交官と誘拐犯との息詰まる頭脳戦がはじまる。フシ゛テレヒ゛開局50周年記念作品。劇場大ヒットを記録したサスペンス超大作。織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、大塚寧々、伊藤淳史、佐野史郎、そして佐藤浩市。声だけの出演で中井貴一。さらには特別出演に福山雅治という、かつてないほど贅沢で華やかなキャストがスクリーンを賑わせた。主題歌には“世界の歌姫”サラ・フ゛ライトマン。壮大な世界観を後押しするだけではなく、日本映画初出演も果たしている。
ストーリー(Amazonより)
織田裕二が邦画初のオールイタリアロケで挑んだ壮大なサスペンス。予告された大規模テロから日本人を守るため、ローマに派遣された外交官・黒田。しかし、ほどなくして現地でひとりの日本人少女が失踪する。件の通訳担当となった黒田は…。
ほったの感想
3ヶ月におよぶオールイタリアロケって事で、イタリアの町並みの背景は、かなりいい感じです。特に世界遺産に登録されているアマルフィの美しい景色は最高です。いやーホントこの場所は一生に一度はいかなきゃと思いましたねぇ~。
ストーリーは、テンポも速くポンポン進んでゆく割に途中がなんかダラダラ長く感じましたね。私としては脚本がありきたりと言うか、かなり無理矢理感があって、「うーんどんでん返しが、完全に読めてしまう・・・」って感じで、ちょっと引きました。カメラワークもちょっと雑な感じでハリウッド映画と比べるとやはりかなり劣ります。途中信号の機能が麻痺して大渋滞になるシーンは結構迫力がありますが、やはりこのシーンもどっかの映画で見たことあるようなシーンでした。さらに言えば「日本映画が新たなステージに突入した!」と宣伝していたのにハリウッドバリのアクションシーンなどがまったく無かったのも残念です。ハリウッド映画の見所のひとつが、手に汗握る迫力や緊張のアクションシーンではないでしょうか?せっかくオールイタリアロケなので、もっともっと深く突き詰めて欲しかったと思いました。なんていうか詰めがとにかく甘甘・・・なんか、とても、もったいない気持ちになりました。あんだけフジテレビが大々的に宣伝しまくっていた訳ですから、やはりかなり期待して見たというのが、酷評が多くなった理由です。とにかくあまり期待しないで見るくらいで、ちょうどいい映画です。
そして豪華なキャストと言っても実際映画にメインで出てくるのは織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市の4人くらいで、あとは客引きパンダです(笑)。しかし主人公の外交官・黒田(織田裕二)は、かっこ良すぎです。あの織田裕二とは思えないほどの、クールでかっこつけ過ぎの役です。まあ、織田裕二の演技は、まあ鉄板です。この人の場合は演技が上手いとか下手とかじゃなく、これが自然というようなある意味オンリーワンの領域です。あと天海祐希の演技は・・・私的には、うーん、って感じでしたね。たぶん今回の役が合ってないんじゃないでしょうか?戸田恵梨香も佐藤浩市にしてもなんか役者の演技力をまったく生かし切れてないというか、「おいおい、このレベルの役者じゃないだろ!使い方間違っている!」と・・・とにかく雑な印象です。役者さんの演技が全般的に映画っぽく無いというか、テレビドラマっぽいのです。やはりせっかく映画を見ている訳だから、その辺りはもっと力を入れて欲しいところです。やはり演技だけで感動して涙が自然と流れるような、そんな映画を見たいのです。
と結構酷評的になってしまいましたが、この映画の最大の魅力は、まるでイタリアを旅しているような気分に浸れるというところではないでしょうか?音楽もいい、景色とあわせてかなり癒されます。しかし、もっとも印象的だったのは、「で、黒田は結局、何者だったの?」という終わり方の部分だけです(笑)。これと言った深いテーマも無く結経何を伝えたかったのかがよくわからないというか、アマルフィの美しい景色以外に印象に残るシーンはありませんでした。フジテレビ開局50周年の記念作品が、これでいいのか?というような中途半端な印象の作品であり、とても残念でした。
この映画は、期待しないで見ればまあ普通に楽しめると思いますが、かなり期待して見てしまったので(だってフジテレビがあれだけ大々的に宣伝していた訳ですし・・・)私的にはこのようなレビューとなってしまいましたが、他の人の感想などを読むとかなり評価の高い人も多いので、見る人の感覚でかなり評価が分かれる作品なのかなと思います。
音楽:Time To Say Goodbye / Sarah Brightman(サラ・ブライトマン)
アマルフィ 女神の報酬 ビギンズ・セット (本編DVD+特典DVD)2枚組
特殊任務を帯びた外交官と誘拐犯との息詰まる頭脳戦がはじまる。フシ゛テレヒ゛開局50周年記念作品。劇場大ヒットを記録したサスペンス超大作。織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、大塚寧々、伊藤淳史、佐野史郎、そして佐藤浩市。声だけの出演で中井貴一。さらには特別出演に福山雅治という、かつてないほど贅沢で華やかなキャストがスクリーンを賑わせた。主題歌には“世界の歌姫”サラ・フ゛ライトマン。壮大な世界観を後押しするだけではなく、日本映画初出演も果たしている。
ストーリー(Amazonより)
織田裕二が邦画初のオールイタリアロケで挑んだ壮大なサスペンス。予告された大規模テロから日本人を守るため、ローマに派遣された外交官・黒田。しかし、ほどなくして現地でひとりの日本人少女が失踪する。件の通訳担当となった黒田は…。
ほったの感想
3ヶ月におよぶオールイタリアロケって事で、イタリアの町並みの背景は、かなりいい感じです。特に世界遺産に登録されているアマルフィの美しい景色は最高です。いやーホントこの場所は一生に一度はいかなきゃと思いましたねぇ~。
ストーリーは、テンポも速くポンポン進んでゆく割に途中がなんかダラダラ長く感じましたね。私としては脚本がありきたりと言うか、かなり無理矢理感があって、「うーんどんでん返しが、完全に読めてしまう・・・」って感じで、ちょっと引きました。カメラワークもちょっと雑な感じでハリウッド映画と比べるとやはりかなり劣ります。途中信号の機能が麻痺して大渋滞になるシーンは結構迫力がありますが、やはりこのシーンもどっかの映画で見たことあるようなシーンでした。さらに言えば「日本映画が新たなステージに突入した!」と宣伝していたのにハリウッドバリのアクションシーンなどがまったく無かったのも残念です。ハリウッド映画の見所のひとつが、手に汗握る迫力や緊張のアクションシーンではないでしょうか?せっかくオールイタリアロケなので、もっともっと深く突き詰めて欲しかったと思いました。なんていうか詰めがとにかく甘甘・・・なんか、とても、もったいない気持ちになりました。あんだけフジテレビが大々的に宣伝しまくっていた訳ですから、やはりかなり期待して見たというのが、酷評が多くなった理由です。とにかくあまり期待しないで見るくらいで、ちょうどいい映画です。
そして豪華なキャストと言っても実際映画にメインで出てくるのは織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市の4人くらいで、あとは客引きパンダです(笑)。しかし主人公の外交官・黒田(織田裕二)は、かっこ良すぎです。あの織田裕二とは思えないほどの、クールでかっこつけ過ぎの役です。まあ、織田裕二の演技は、まあ鉄板です。この人の場合は演技が上手いとか下手とかじゃなく、これが自然というようなある意味オンリーワンの領域です。あと天海祐希の演技は・・・私的には、うーん、って感じでしたね。たぶん今回の役が合ってないんじゃないでしょうか?戸田恵梨香も佐藤浩市にしてもなんか役者の演技力をまったく生かし切れてないというか、「おいおい、このレベルの役者じゃないだろ!使い方間違っている!」と・・・とにかく雑な印象です。役者さんの演技が全般的に映画っぽく無いというか、テレビドラマっぽいのです。やはりせっかく映画を見ている訳だから、その辺りはもっと力を入れて欲しいところです。やはり演技だけで感動して涙が自然と流れるような、そんな映画を見たいのです。
と結構酷評的になってしまいましたが、この映画の最大の魅力は、まるでイタリアを旅しているような気分に浸れるというところではないでしょうか?音楽もいい、景色とあわせてかなり癒されます。しかし、もっとも印象的だったのは、「で、黒田は結局、何者だったの?」という終わり方の部分だけです(笑)。これと言った深いテーマも無く結経何を伝えたかったのかがよくわからないというか、アマルフィの美しい景色以外に印象に残るシーンはありませんでした。フジテレビ開局50周年の記念作品が、これでいいのか?というような中途半端な印象の作品であり、とても残念でした。
この映画は、期待しないで見ればまあ普通に楽しめると思いますが、かなり期待して見てしまったので(だってフジテレビがあれだけ大々的に宣伝していた訳ですし・・・)私的にはこのようなレビューとなってしまいましたが、他の人の感想などを読むとかなり評価の高い人も多いので、見る人の感覚でかなり評価が分かれる作品なのかなと思います。
音楽:Time To Say Goodbye / Sarah Brightman(サラ・ブライトマン)
アマルフィ 女神の報酬 ビギンズ・セット (本編DVD+特典DVD)2枚組
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愛さん (2010-08-07) edit
同感です。キャストのファンなので見に行きましたが、納得のいかない作品でした。織田さんも自分的には魅力を感じませんでした。天海さんに関しては、彼女の魅力を消してしまっているとさえ感じました。私は映像を重視して映画を鑑賞するので(ただの素人)、二人の魅力的な映像が無かったのが不満な原因かなと思います。途中でいきなり切れる画面、凄くショックを受けました、二度もありましたね。
ファンなので4回見たのですが、最初に見たアマルフィの風景以外での感動はありませんでした。
音楽と風景、そして好きな人が出てるからと言うだけで、
鑑賞した映画でした。でも、映画館でみるとDVDで見るよりは、数倍素敵な映画でしたよ。
ファンなので4回見たのですが、最初に見たアマルフィの風景以外での感動はありませんでした。
音楽と風景、そして好きな人が出てるからと言うだけで、
鑑賞した映画でした。でも、映画館でみるとDVDで見るよりは、数倍素敵な映画でしたよ。
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