ここ3日間ほど、PCの中の大掃除と整理をひたすら行っていた。と言うのも上記写真の外付けハードディスクを購入したからです。
これまで私のPCにはメインが300GB+セカンドに300GBの合計600GBのハードディスクが組み込まれていたのだが、一眼レフの写真や動画ファイルなどが多くなりすぎて、メインハードディスクの空き容量が少なくなってきた為なのかPCの動きが異常に鈍くなっていた。特に一眼のRAW画像をまとめてデスクトップに置くとデスクトップ上の作業の表示が異常に遅くなる(ような気がする、いや実際なっている・・・)。まあ、一眼のコンパクトフラッシュの容量が4GBなのだから、つまりそれだけでデスクトップに4GBのデータを置いている訳なので、だから表示が重くなるのだろうか?
当然ですがメインのハードディスクにはウィンドウズや各種ソフトのプログラムが入っていて、これだけでも120GBほど使っている。セカンドハードディスクにマイドキュメントを移しているので、保存したいデータはセカンドハードディスクにほとんどあるので全体的にはまだまだ余裕があったのだが、最近1TBのハードディスクドライブの価格がだいぶ安くなってきたので、年末のPCの大掃除も兼ねて購入してしまったのです。
上の写真がコレガというメーカーの外付けハードディスクケースCG-HDC2EU3100という製品。3.5インチSATAハードディスクが2台が搭載出来て、ミラーリング(RAID1)が可能です。ミラーリングと言うのは、同じデータを2台のハードディスクに保存するモードで、万が一の時にもデータが保全される確率が高くなります。eSATAケーブルで接続可能なので内蔵のハードディスクと同じような速度で保存できます。このハードディスクケースは 7,507円(税込)でした。ただこれだけだとただの箱なので中身も必要になります。
上の写真はHGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)というメーカーのハードディスクで、Deskstar 7K1000.B(HDT721010SLA360)1TB という製品です。最新モデルの一つ前のモデルらしく、だいぶ安くなっているみたいで、1つ6,980円(税込)でした。もちろんミラーリングする為に2つ購入したので13,960円(税込)でした。これは安いです!2TBで13,960円なんて数年前までは考えられない価格です。ケースと会わせて21,467円(税込・送料無料)です。RAIDモード付きで全部組み込まれている製品とかで同じような価格帯のバッファローとかの製品もあったのですが、過去にバッファローのサポートの対応があまりにも酷かったのと、やはり購入した製品に不具合が多かったので、とにかくバッファローは私の中では二度と買わないメーカーになっているのと、パーツが別々の方がトラブルの時にダメージが分散できそうなのでこうしました。
まあ、この手のPC関連メーカーのサポートはどこもかなり酷いですが(笑)、バッファローの対応は、最悪と言ってもいいほどの酷さでした。ド素人がマニュアル読むだけの超適当な対応で、言われた事を実行しても問題が解決しなかったり、完全に間違った説明をされたり、その時は5回電話をして、5回担当が変わって(担当制じゃないからと担当の名前を教えてくれない)、5回同じ説明をさせられて、最後は問題が一切解決出来ず、サジを投げられたので、返品を要求したら、断られ逆ギレされてバッサリ切り捨てって感じでとにかくめちゃくちゃ、思い出しただけでもムカムカしてきます。結局、使えない(私の使用環境では)製品を買ってどうする事も出来ず泣き寝入り。安物買いの銭失いとはまさにこの時の出来事を指している言葉でした。と・・・ついつい熱くなってしまいましたが、バッファローに限らず、どうしてPC関連の会社はサポートが酷いのでしょうかね?
私の場合、営業職を長年やっていた関係でクレームで怒っていたお客様ほど、その時誠意を持って対応すればより深い関係になれるケースが多く、クレームがあったら逆にラッキーと思えるような感覚なので、PC関連メーカーのサポートの悪さは理解に苦しみます。
ただ、過去にロジクールというマウスメーカーのサポートには感動した事があります。まあ、ロジクールのマウスは他メーカーの製品より価格が高いのですが、その使いやすさは最高でとにかく好んで使っていたのですが、2年以上使っていたマウスのホイールの部分が調子が悪くなって寿命かなと思ったのですが、たしかロジクールは3年保証じゃなかったっけと思い出し保証書を見つけてダメもとで電話してみたのです。担当の人に症状を告げると特になんの質問も追求も疑われる事も無くすんなりと同モデルの次のモデル(新製品)になるが交換の商品を送ってくれると言うのです。そして、新しい製品が届くまで壊れたマウスで我慢して下さいと・・・。そして製品が届いたら(送料はこっちの負担だったが)壊れたマウスを送って下さいと・・・。そして一つ新しいモデルのマウスが届きました。
よーく考えたら3年無償保証というのも凄いが、2年以上酷使して壊れたマウスを嫌な声ひとつせず新品と交換してくれるって凄い対応です!しかも製品の性能は超高性能!通常のマウスはロジクールの半額くらいで売っていますが、性能は10分の1くらい(個人的感覚)で、サポートの対応は最悪だったら、逆に超ー割高です。
安くて性能が良くてサポート対応が素晴らしかったら言う事ないのですが、たいがいの製品は安かろう悪かろうが多いですね。まあ、元々ロジクールのファンだったのですが、その時以来、誰かにマウスを勧める時は、迷わずロジクールをオススメするようになりました。
特に今は、ネットでリアルな口コミが調べられる時代ですので、大手でもサポートが悪いと簡単に評判が悪くなってしまいます。逆に言えば小さな会社でも対応が良ければファンになってくれて良い評判をネットの口コミで広めてくれるのです。
と、まあ、だいぶ話しが脱線して支離滅裂な文章になってきたので話を戻します。
上の写真は箱から出した所、バラなので自分で組み立てる必要があるのですが、組み立てはドライバー1本でだいたい5分~10分くらいで完了しました。ケース内のDIPスイッチでRAID1に設定して、パソコンへ接続し電源を入れた。「管理ツール」の「コンピューターの管理」の「ディスクの管理」を開くと「ディスクの初期化と変更ウィザード」というのが開きました。と・・・説明書にはこの辺りの説明がかなりはしょってあってよくわからない!なんとOSのヘルプに従ってすすめてくれ・・・と・・・。なぜ、この手の製品の説明書は最後まで細かく説明しないのだろうか?いつも思う。たしかに「OSのヘルプに従ってすすめてください・・・」と書けば説明書のページが削減できる。しかし、たった1~3ページくらいの削減でしかない。それに比べユーザーの労力は、かなり増加する。なぜならOSのヘルプほどわけが分からない説明は無いからだ。Windowsのヘルプを読んでいると次から次へと専門用語とおかしな日本語で説明されて気がおかしくなってくる。仕事でPC使っている私がそうなのだから、一般ユーザーはもっと厳しいはずなのだ。だから、そのような事まで予測して説明書を作るのであれば、Windowsのヘルプの説明や各種専門用語を調べる事に頼る事なく作業が完結するのが理想ではないでしょうか?まあ、この製品自体、あまり一般ユーザーを対象としていないと言ってしまえばそれまでですが・・・。
まあ、例によってネットを駆使して、フォーマットをする所まではなんとか辿り着いた。あとはフォーマットで完了~って・・・・・・・・長い・・・・合計2TBのフォーマット・・・だいたい4~5時間くらいかかりました。
フォーマットも終わってドライブの存在を確認!ついに、1TBのミラーリング環境が完成~!
と、ここで問題が発生!
なんと、PC連動電源機能を設定してPCを起動するとハードディスクが認識されない!
おーーーなんてこった・・・トラブルか!?
再度、PC連動電源機能をオフにしてPCを起動すると、ちゃんとハードディスクが認識されている・・・。
そして、再度オンにすると認識されず、再度オフにすると認識される。
説明書には「パソコンの環境によっては連動しない場合があります。」と・・・なんてこった・・・こればっかはマザーボードとかの関連なんだろうから、ちょっと手間だがまあしょうがないので諦めました。
それ以外は、特に問題なく動いています。
まあ、私のPC環境は静音自体はあまり求めていないので、ハードディスクの音とかは、正直、大きいのかどうなのかよくわかりません。速度も私は遅く感じませんが、実際はどうだかわかりません。なぜ日立にしたのかと言えば、今のPCに入っているのが日立で、これまでトラブルが無かったからです。
まあ、そういった訳でここ3日くらいPC内のデータと格闘してきまして、さきほどPC内がバッチリ整理整頓できました。フォルダの配置を構築し直して作業の効率も大幅に上がりましたので、3日も苦労して遊んでしまいましたが満足です。
皆さんも大容量ハードディスクを導入してPC内を一気に整理整頓大掃除してみてはどうでしょうか?
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※バッファローに関する記述はあくまでも私の体験を元にした内容ですので、バッファローのすべてのサポートがそのような対応という事ではありませんので、その旨ご了承下さい。おそらく普通に考えればちゃんとした対応をしているケースの方が多いと思われます。