映画「デトロイド・メタル・シティ(DMC)」 夢と現実のギャップを生きる

本日、松山ケンイチ主演の映画DMCこと「デトロイド・メタル・シティ」のDVDを見た。
共演に加藤ローサ、松雪泰子、ロバート秋山などが出ている。
内容Amazonより・・・若杉公徳の人気漫画を松山ケンイチ主演で映画化。お洒落な渋谷系ポップソングミュージシャンを夢見て上京した心優しき青年・根岸崇一は、なぜかデスメタルバンドのギターボーカル、ヨハネ・クラウザー2世として活動することになり…。
結論から言うと、かなり面白かった!
ラストのJackとのバトルシーンからエンディングは5回も見てしまった(笑)。
DMCはおそらく誰が見ても楽しめる音楽系青春コメディ映画だ。
特に松山ケンイチの極端な一人二役的な役作りは素晴らしい。
この役は松山ケンイチしか演じれないのではと思えるほど魂がのりうつった渾身の演技!
松雪泰子、加藤ローサの演技もイイ感じ。
ライブのシーンはマジで最高にカッコイイ・・・が誰がギター弾いてんの?と毎回思ってしまった(笑)。
主人公の夢と現実のギャップとの苦悩には共感させられる。
夢を見る事に対して失望すし逃げ出した主人公に対し、母親の言葉が感動的だった。
「いいやないの夢はタダなんだし、たしかに現実は厳しいし、誰でも夢が叶うわけでは無い、でも誰でも夢を見る事だけは自由でしょ、夢って凄いよ、それを思うだけで勇気がでて、一歩前へ進んで行ける。失望して真っ暗な気分の時も、心の中を少しだけ照らしてくれる。どんなみかけでも、どんな言葉でもいい、誰かにそうゆう夢、与えられる人は凄いと、お母さんはそう思うけどね」
そしてクラウザーは蘇る!
感動のラストへ一気に昇天!ここから本当のライブを見ているような臨場感、楽しい~♪
まるで、ディズニーランドのアトラクションのような感覚で楽しめる最高の娯楽映画。
この映画に大きな意味などはない。でもそれでいいのです。
そしてオーラスのオチは・・・個人的にこうゆう終わり方好き!
Amazonのレビューを見ると原作を読んでいる人の評価は全体的に厳しいですが、原作を見たことない私には、最高にたのしめた映画でした。