映画「ロード・トゥ・パーディション」

マフィア系の映画です。
と言っても、期待するようなマフィア映画では無く、父と息子の絆を描いた作品でした。
映像も役者の演技も素晴らしいのですが、どーも、なにかが変だなぁ~と思ったら、
これ「子連れ狼」のマフィア版なんですよ・・・・・。
いわゆる父子の復讐の旅って感じなんですよ。
さらに主人公のトムハンクスもその息子も感情表現が押さえ気味で、どーも感情移入できません。
さらに、ストーリーが普通過ぎないか?と思ってしまいます。
なんかリアリティもエンターテイメント性もサプライズも足りないんですよね。
だから、ドキドキ、ハラハラも無く、なぜか淡々と進行していきます。
私の期待するマフィア映画の黄金のパターンは、
下っ端から権力を勝ち取りのし上がる、しかし、やがて破滅へと没落してゆく
盛者必衰(じょうしゃひっすい)の中での人間の行動心理をリアルに描くような内容が、
マフィア映画だと思っていますから・・・。
まあ、そうゆう観点で見たから、肩透かしを食らったのでしょうね。
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