一目ぼれLibertouch(リベルタッチ)FKB8540-052のレビュー
2011.03.09 (Wed) : ウェブとパソコン
運命の出会い、それは一目ぼれだった。
1か月ほど前に、富士通コンポーネントというメーカーのLibertouch(リベルタッチ) FKB8540-052というキーボードを購入した。いわゆるハイエンドキーボードという製品である。ハイエンドキーボードとは、ざっくり言うと、つまり「とても高級なキーボード」のこと。
↓これがリベルタッチ
富士通コンポーネント Libertouch Black USBキーボード 日本語108キー 入力荷重調整可能 ブラック FKB8540-052/B
たかがキーボード、されどキーボード。
毎日、長時間タイピングをする人にとって、キーボードの打ちやすさは、ひじょうに重要だ。ただキーボードに15,000円以上のお金を出せるかと言われれば、かなり悩むのが普通ではないだろうか?
正直、私もこのキーボードに出会うまでは、こんな高価なキーボードを買ってしまうなんて考えもしなかった。
このキーボードと出会ったのは、横浜駅のヨドバシカメラのキーボードコーナーだった。なんとなく今使っているキーボードよりいいものはないかなと展示してあるキーボードを試し打ちしていた。どの製品もこれと言った違いが感じられなかった中で、一つだけ感動的に打ちやすいキーボードを発見した。それがLibertouch(リベルタッチ)だった。
「これ、すごく打ちやすい、ん、FUJITSU・・・」
左上のロゴで、富士通の製品だとすぐわかったが、その価格に驚いた。なんと17,000円前後の値段がついているのだ。
「え、富士通のキーボードがなんでこんな高いんだ?」
その時はこの製品の事をまったく知らなかったのでそう思った。なぜなら高級なキーボードと聞かれてすぐ思いつくのは東プレというメーカーくらいだったからだ。東プレのREALFORCEシリーズはハイエンドキーボードの代名詞と言ってもいいほど有名で、私も「いつかは東プレ」と思っていた。
当然その時は東プレREALFORCEも試し打ちをしたのだが、たしかに東プレのキーボードも非常に打ちやすかった。
しかし富士通Libertouch(リベルタッチ)のスコスコと指に吸い付くような打ちやすさは感動的で、打てば打つほどに魅了されてしまった。
まさに一目ぼれだった。
さすがにその時は衝動買いはしなかったが、ネットでリベルタッチの事をいろいろ調べているうちに、いてもたってもいられなくなってポチっと!結局、運命の出会いから一日もたたずに止まらない衝動は発動したのだった。
さて、衝動買いから1か月くらい使ったレビュー。
まず見た目は、まさにキーボードの王道といったシンプルなデザイン。言われなければこれがハイエンドキーボードとは誰も気づかないと思う。個人的には、どことなく昭和のパソコンのキーボードのような雰囲気がとても気に入っている。
キーボードの重量は、ハッキリ言ってすごく重い。最初はあまりの重さに驚いた。しかし、この重量のおかげでタイピング中にキーボードが動くことがなくなり、タイピング時の安定感は抜群となる。
さらにタイピングのしやすさは、このキーボードの最大の魅力だ。普段からキーボードを打つことが多い人ならちょっと打っただけでも、その圧倒的な違いに気づくはずだ。この柔らかでなめらなで軽快なタッチは快適そのもので、とにかく最高としか言いようがない。
ただ、最初の一週間は、今までのキーボードよりキーピッチ(キーとキーの間隔)が狭いからなのか、他のキーに指が触れてしまう入力ミスに悩まされた。とにかくキーが軽いので、ちょっとでも指がかかると入力されてしまう。ただ、キーの位置に指が慣れてなじんできてからは、逆にミスタッチは今までより少なくなった。
特に以前は小指のミスタッチが多かったのだが、このリベルタッチはキーが軽いので小指での入力が非常に楽になった。
それとスペースバーがとても短いので、最初は大丈夫かなと思ったが、実際の使用では特に問題にならなかった。
キーの反応は、高速で打つとたまに鈍いと感じることがある。ただ、原因がキーボードなのか、日本語入力システム(ATOK)なのかは、よくわからない微妙なレベル。あとキーを打つ時の音(タイピング音)は、これまでのキーボードと比べるとかなり静かで、結構強くたたいてもうるさいと感じることはなかった。
一つ謎なのは、右上の凹みの部分で、何を想定した凹みなのかがわからない。USBメモリーやSDカードを置くことを想定しているのだろうか?
上の写真の通りコードを左右どちらにも変更できる。また、背面にUSBの差込口が付いているので、マウスを差し込むのに便利。
現在、私のLibertouch(リベルタッチ) FKB8540-052は、「FILCO レザーパームレスト大サイズ(47.0cm) FKBPR/B」を組み合わせて、超・快適仕様になっている。この手のキーボードに革製のパームレストは必需品だ。
これです↓
FILCO キーボード用パームレスト レザーパームレスト大サイズ(47.0cm) 本牛革製 ブラック FKBPR/B
ちなみに写真のキーボードの横にあるマウスは、ロジクールのG5レーザーマウス(G-5T)という製品で、いわゆるゲーミング・グレードの超高性能マウス。こちらのマウスも一度使ったら他の普通のマウスは二度と使えなくなるほどのすばらしい製品。現在はこのG-5Tの後継モデル「G500」となっていて、さらに性能アップしている。
G500↓
LOGICOOL レーザーマウス ゲーミングマウス 高速スクロール対応ホイール採用 G500
≫ ロジクールの最新ゲーミングマウスはこちら
右上のマウスは「LOGICOOL オプティカルマウス MX-518」というロジクールでも比較的安い光学式マウス(オプティカルマウス)。ほぼ同じ形状だが、さすがにゲーミング・グレードのレーザーマウスであるG-5Tと比較するとカーソルの動きはかなり劣る。しかし、光学式マウスとして他メーカーと比較した場合は、たぶん最高峰じゃないかなと思うほど圧倒的に精密で素早い反応がすばらしいマウスである。実際に事務作業用途であれば必要十分の性能。そう考えるとコストパフォーマンスはMX518の方が高いと言える。
MX-518↓
LOGICOOL オプティカルマウス 1800dpi高精度センサー搭載 MX-518
過去にも何度も記事中で絶賛しているロジクール。現在3種類のロジクールマウスを所有するほどで、私の中では絶対指名買いメーカーとなっている。とにかくカーソルの反応の良さが最高です。ただ、手の小さい人が使う場合、サイズが大きすぎる可能性があるので注意してほしい。
≫ ゲーミングマウス の 売れ筋ランキング
結論的には、キーボード、マウス、パームレストの三点を最強にすることで得られる満足感はとても高いということだった。特に今回レビューしたリベルタッチは、後悔のない衝動買いだったと言える。とにかく毎日パソコンを触る人で、快適なタイピングや正確なカーソルの反応を求めているならば、これらの製品を一度触ってみても損はない。
Libertouch(リベルタッチ)は、黒の他に白もあって二色から選べる。それと日本語配列版の他に英語配列版もあり、エンターキーの形やキーの数が違う。通常は日本語配列版を選んでおけば間違いはないと思う。
■メーカーのサイト
富士通コンポーネントのデスクトップ用キーボードのページ
■日本語配列
富士通コンポーネント Libertouch White USBキーボード 日本語108キー ホワイト FKB8540-051/W
富士通コンポーネント Libertouch Black USBキーボード 日本語108キー ブラック FKB8540-052/B
■英語配列
富士通コンポーネント USBキーボード Libertouch White 英語103キー ホワイト FKB8540-001/W
富士通コンポーネント USBキーボード Libertouch Black 英語103キー ブラック FKB8540-101/B
<2017.08.28 レビュー追記>
この記事を書いてから6年以上、このキーボードを使い続けているが、今まで一度も故障せず未だ快調で、もうこのキーボードなしでは生きていけないというくらい手放せない物となってしまった。特に凄いと思ったのが、6年以上使ってもキーに印刷された白い文字がすべてはっきりと読める状態を維持しているということ。安いキーボードだと2年くらいで完全に消えてしまうが、さすがリベルタッチ、物としてのクオリティも高かった。富士通コンポーネントがこの素晴らしいキーボードをどうかこの先もずっと生産し続けてくれることを願う。
■ロジクールについての過去記事
ロジクールBluetoothマウスM555bのレビュー
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1か月ほど前に、富士通コンポーネントというメーカーのLibertouch(リベルタッチ) FKB8540-052というキーボードを購入した。いわゆるハイエンドキーボードという製品である。ハイエンドキーボードとは、ざっくり言うと、つまり「とても高級なキーボード」のこと。
↓これがリベルタッチ
富士通コンポーネント Libertouch Black USBキーボード 日本語108キー 入力荷重調整可能 ブラック FKB8540-052/B
たかがキーボード、されどキーボード。
毎日、長時間タイピングをする人にとって、キーボードの打ちやすさは、ひじょうに重要だ。ただキーボードに15,000円以上のお金を出せるかと言われれば、かなり悩むのが普通ではないだろうか?
正直、私もこのキーボードに出会うまでは、こんな高価なキーボードを買ってしまうなんて考えもしなかった。
このキーボードと出会ったのは、横浜駅のヨドバシカメラのキーボードコーナーだった。なんとなく今使っているキーボードよりいいものはないかなと展示してあるキーボードを試し打ちしていた。どの製品もこれと言った違いが感じられなかった中で、一つだけ感動的に打ちやすいキーボードを発見した。それがLibertouch(リベルタッチ)だった。
「これ、すごく打ちやすい、ん、FUJITSU・・・」
左上のロゴで、富士通の製品だとすぐわかったが、その価格に驚いた。なんと17,000円前後の値段がついているのだ。
「え、富士通のキーボードがなんでこんな高いんだ?」
その時はこの製品の事をまったく知らなかったのでそう思った。なぜなら高級なキーボードと聞かれてすぐ思いつくのは東プレというメーカーくらいだったからだ。東プレのREALFORCEシリーズはハイエンドキーボードの代名詞と言ってもいいほど有名で、私も「いつかは東プレ」と思っていた。
当然その時は東プレREALFORCEも試し打ちをしたのだが、たしかに東プレのキーボードも非常に打ちやすかった。
しかし富士通Libertouch(リベルタッチ)のスコスコと指に吸い付くような打ちやすさは感動的で、打てば打つほどに魅了されてしまった。
まさに一目ぼれだった。
さすがにその時は衝動買いはしなかったが、ネットでリベルタッチの事をいろいろ調べているうちに、いてもたってもいられなくなってポチっと!結局、運命の出会いから一日もたたずに止まらない衝動は発動したのだった。
さて、衝動買いから1か月くらい使ったレビュー。
まず見た目は、まさにキーボードの王道といったシンプルなデザイン。言われなければこれがハイエンドキーボードとは誰も気づかないと思う。個人的には、どことなく昭和のパソコンのキーボードのような雰囲気がとても気に入っている。
キーボードの重量は、ハッキリ言ってすごく重い。最初はあまりの重さに驚いた。しかし、この重量のおかげでタイピング中にキーボードが動くことがなくなり、タイピング時の安定感は抜群となる。
さらにタイピングのしやすさは、このキーボードの最大の魅力だ。普段からキーボードを打つことが多い人ならちょっと打っただけでも、その圧倒的な違いに気づくはずだ。この柔らかでなめらなで軽快なタッチは快適そのもので、とにかく最高としか言いようがない。
ただ、最初の一週間は、今までのキーボードよりキーピッチ(キーとキーの間隔)が狭いからなのか、他のキーに指が触れてしまう入力ミスに悩まされた。とにかくキーが軽いので、ちょっとでも指がかかると入力されてしまう。ただ、キーの位置に指が慣れてなじんできてからは、逆にミスタッチは今までより少なくなった。
特に以前は小指のミスタッチが多かったのだが、このリベルタッチはキーが軽いので小指での入力が非常に楽になった。
それとスペースバーがとても短いので、最初は大丈夫かなと思ったが、実際の使用では特に問題にならなかった。
キーの反応は、高速で打つとたまに鈍いと感じることがある。ただ、原因がキーボードなのか、日本語入力システム(ATOK)なのかは、よくわからない微妙なレベル。あとキーを打つ時の音(タイピング音)は、これまでのキーボードと比べるとかなり静かで、結構強くたたいてもうるさいと感じることはなかった。
一つ謎なのは、右上の凹みの部分で、何を想定した凹みなのかがわからない。USBメモリーやSDカードを置くことを想定しているのだろうか?
上の写真の通りコードを左右どちらにも変更できる。また、背面にUSBの差込口が付いているので、マウスを差し込むのに便利。
現在、私のLibertouch(リベルタッチ) FKB8540-052は、「FILCO レザーパームレスト大サイズ(47.0cm) FKBPR/B」を組み合わせて、超・快適仕様になっている。この手のキーボードに革製のパームレストは必需品だ。
これです↓
FILCO キーボード用パームレスト レザーパームレスト大サイズ(47.0cm) 本牛革製 ブラック FKBPR/B
ちなみに写真のキーボードの横にあるマウスは、ロジクールのG5レーザーマウス(G-5T)という製品で、いわゆるゲーミング・グレードの超高性能マウス。こちらのマウスも一度使ったら他の普通のマウスは二度と使えなくなるほどのすばらしい製品。現在はこのG-5Tの後継モデル「G500」となっていて、さらに性能アップしている。
G500↓
LOGICOOL レーザーマウス ゲーミングマウス 高速スクロール対応ホイール採用 G500
≫ ロジクールの最新ゲーミングマウスはこちら
右上のマウスは「LOGICOOL オプティカルマウス MX-518」というロジクールでも比較的安い光学式マウス(オプティカルマウス)。ほぼ同じ形状だが、さすがにゲーミング・グレードのレーザーマウスであるG-5Tと比較するとカーソルの動きはかなり劣る。しかし、光学式マウスとして他メーカーと比較した場合は、たぶん最高峰じゃないかなと思うほど圧倒的に精密で素早い反応がすばらしいマウスである。実際に事務作業用途であれば必要十分の性能。そう考えるとコストパフォーマンスはMX518の方が高いと言える。
MX-518↓
LOGICOOL オプティカルマウス 1800dpi高精度センサー搭載 MX-518
過去にも何度も記事中で絶賛しているロジクール。現在3種類のロジクールマウスを所有するほどで、私の中では絶対指名買いメーカーとなっている。とにかくカーソルの反応の良さが最高です。ただ、手の小さい人が使う場合、サイズが大きすぎる可能性があるので注意してほしい。
≫ ゲーミングマウス の 売れ筋ランキング
結論的には、キーボード、マウス、パームレストの三点を最強にすることで得られる満足感はとても高いということだった。特に今回レビューしたリベルタッチは、後悔のない衝動買いだったと言える。とにかく毎日パソコンを触る人で、快適なタイピングや正確なカーソルの反応を求めているならば、これらの製品を一度触ってみても損はない。
Libertouch(リベルタッチ)は、黒の他に白もあって二色から選べる。それと日本語配列版の他に英語配列版もあり、エンターキーの形やキーの数が違う。通常は日本語配列版を選んでおけば間違いはないと思う。
■メーカーのサイト
富士通コンポーネントのデスクトップ用キーボードのページ
■日本語配列
富士通コンポーネント Libertouch White USBキーボード 日本語108キー ホワイト FKB8540-051/W
富士通コンポーネント Libertouch Black USBキーボード 日本語108キー ブラック FKB8540-052/B
■英語配列
富士通コンポーネント USBキーボード Libertouch White 英語103キー ホワイト FKB8540-001/W
富士通コンポーネント USBキーボード Libertouch Black 英語103キー ブラック FKB8540-101/B
<2017.08.28 レビュー追記>
この記事を書いてから6年以上、このキーボードを使い続けているが、今まで一度も故障せず未だ快調で、もうこのキーボードなしでは生きていけないというくらい手放せない物となってしまった。特に凄いと思ったのが、6年以上使ってもキーに印刷された白い文字がすべてはっきりと読める状態を維持しているということ。安いキーボードだと2年くらいで完全に消えてしまうが、さすがリベルタッチ、物としてのクオリティも高かった。富士通コンポーネントがこの素晴らしいキーボードをどうかこの先もずっと生産し続けてくれることを願う。
■ロジクールについての過去記事
ロジクールBluetoothマウスM555bのレビュー
大容量ハードディスク導入!そしてネット時代に伸びる会社
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