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「旅」と「旅行」の違いを考えてみた!

2015.01.16 (Fri) 共有

バンコクのフアランポーン駅
≫ 拡大する

Camera:OLYMPUS E-3 + Lens:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD

」と「旅行」という2つの言葉があるが、ネットを調べるとその定義や意味については人によってさまざまな意見や表現があって、しかもどれも曖昧な感じ。さらに違いはないと言う人もいて、よくわからない。

「ではあなたは旅と旅行を使い分けているのか?」と聞かれたら、使い分ける時もあれば特に意識しないで使う時もある。たとえば一人旅に行くときは旅とは言うが旅行という言葉はまず使わない。一人旅行って言葉はないからね。ところが二人以上で行くときは旅と言ったり旅行と言ったりする。ただそれは使う相手に合わせて使い分けているだけで、旅の内容によって使い分けているわけではない。相手が旅行と言ったら旅行、旅と言ったら旅って感じ。だから自分はその言葉に特に明確な違いはないような気もする。

なぜなら旅と旅行の違いや定義は、使う人の主観的なものだし、人によってそれぞれだと思うから。だから自分の定義を主張したり他人に押し付けるのはあまり意味がないことなのかもしれない。

ただ、旅には大きく分けて2種類、さらに目的別に分けると4種類、さらに細分化すれば無限の違いがあることが最近分かりかけてきた。なのでタイトルの答えなのかはわからないが、それを書いておこうと思う。

※これまで出会った人の言動から分析した、あくまでも個人の主観的な見解です

Aの旅:一人旅をする人の旅 またはしたい人の旅
1. 期間と目的地を決めて巡る旅、ただし目的は移動を含む全体である
2. 期間だけ決めて行き先は成り行きに任せる旅、行き当たりばったりの旅
3. 期間も目的地も決めないでする旅、さすらい旅

Bの旅:一人旅をしない人の旅 またはしたくない人の旅
4. 目的地に行って何かを楽しむ旅、観光や温泉、共通体験を楽しんだり等

旅を大きく2つに分けると上のAとBのタイプがあるんじゃないかと思う。そしてそれを目的別に4つに分類したのが1~4の旅で、それがABどちらに属するか分けてみた。

私の周りの大半は一人旅をしない人で、その旅の目的を言動から分析するにおそらく4のパターンがほぼすべてという感じだった。さらにその割合はなんと8割以上。つまり私の周りのほとんどが4の旅をしているのだ。

しかし私の過去の一人旅の途中で出会う人はなんと8割以上が一人旅をしている人だった。それはたぶん一人旅をしている人の行動パターンが似ているから遭遇率や認識率が上がるのだと予想。そしてその人達との会話で得た情報を分析するとほぼすべての人が1か2か3の旅をしていた。

実際私も、一人旅を始めた当初は1の旅がメインだったが、タイムスケジュールをガッチリ組むと旅先での変更が困難な事が多く、自然と1と2のミックス的な旅へと移行している。ただ実際に旅先で出会った人は3の旅をしている事が多いからびっくりする。

そしてAとBの旅の違いを具体的に挙げてみたのが下記。

A:一人旅をする人の旅B:一人旅をしない人の旅
移動目的そのもの
価格重視
単なる手段
時短重視
主な移動手段ローカル鉄道、普通列車
路線バス、高速バス
ヒッチハイク、レンタカー
オートバイ
自転車、レンタサイクル
徒歩
フェリー
高速鉄道、特急列車
観光バス
マイカー、タクシー
航空機
目的地目的の一部、通過点
多種多様
目的そのもの、楽しむ所
主に観光地
宿泊地目的の一部、寝る所
価格重視
目的そのもの、くつろぐ所
グレード重視
主な宿泊タイプ 民宿、旅館、安宿、ユースホテル
ビジネスホテル、カプセルホテル
漫画喫茶、ネットカフェ
サウナ、健康ランド
テント、野宿
高級旅館、ペンション
リゾートホテル、観光ホテル
シティホテル、デザイナーズホテル
貸し別荘
旅路のリスク目的の一部、経験志向目的としない、安全志向
スケジュール自由、自分の気持ち次第自由が少ない、相手の気持ち次第
別の例え冒険、探検、探求、修行、主体的観光、娯楽、休暇、快楽、受動的
つまり目的は?感じること楽しむこと
具体的には期待、興奮、好奇心、刺激、感動、不安、恐怖、緊張感、苦しさ、痛さ、暑さ、寒さ、心地良さ、気持ちよさ、癒やし、悲しさ、寂しさ、切なさ、楽しさ、嬉しさ、面白さ、悔しさ、美味しさ、空気、匂い、音、風、光、色彩、温度、自然、季節、人、町、命、過去、現在、未来、非日常、日常、出会い、発見、理解など心と身体が感じることすべて楽しい、嬉しい、面白い、心地良い、気持ち良い、美味しい、感動、興奮、好奇心、期待など


一人旅をする人にとって移動(旅路)とは目的そのものであってなによりも重要な要素である。だからその土地の雰囲気や空気を肌で感じられるローカルな乗り物を選ぶ傾向にある。逆に一人旅をしない人にとって移動とは単なる手段でしかない。だからとにかく早く楽に目的地に到着したがる。

おそらくこの移動の捉え方はAとBの人にとって最大の違いであり、分かり合えいない部分じゃないかと思う。

なぜなら、たとえば一人旅をする人に「ローカル線で5時間かかりましたよー」と言うと「おおーいいですねー」「面白そうですね」「うらやましいー」というような反応がくるが、一人旅をしない人は「よくやりますね」「自分には無理だ」「特急ならもっと早いでしょ」「暇そうでうらやましい」というような反応がくる(笑)。このような反応の違いからも移動に対する価値観がまったく違うということが分かる。当然、選ぶ移動手段も上表の通りまったく違ってくる。

では一人旅をしない人の旅の目的は何なのかを聞くと、それは目的地や宿泊地に行くことである。目的地で観光を楽しんだり、宿泊地でくつろいだりが目的である。多くの人には「そんなの当たり前だろ」と言われるかもしれないが、しかし一人旅をする人の旅ではそれらはあくまでも目的の一部でしかない。目的地はとりあえず設定した通過点で、宿泊地は単に寝る所であり、特に重要ではないのだ。むしろそこまでの旅路の方が重要である。

だから旅路のリスクに対する考え方も違ってくる。一人旅をする人の旅では、リスクも目的の一部である。もちろん危険な目に遭遇したいということではなく、一般的にリスキーなルートや方法、場所でも十分な準備と知識でリスクコントロールした上で行動するということである。逆に一人旅をしない人の旅では、リスクは目的とせず、できる限りの安全性を求める。

また一人旅をする人の旅のスケジュールは、基本ノープランで自由である。すべてを一人で決められるからだ。何をするにも自分の気持ち次第である。片や一人旅をしない人の旅は、最低2人以上で行っている訳で、通常はその都度、相手と意見を調整する必要があるので、当然、自由は少ない。

AとBの旅をここまで比較すると、Aの旅は、自宅の玄関を出てから帰宅するまでの行程すべてが目的というのが分かるだろう。言い換えれば「旅そのもの」が目的である。逆にBの旅では、あくまでも目的地や宿泊地に行くことが目的である。同じよに見えて本質はまったく違うのだ。

これらAとBの旅を別の言葉で例えるなら?一人旅をする人の旅は、冒険であり、探検であり、探求であり、ある意味で修行であり、かなり主体的な旅と言える。また一人旅をしない人の旅は、観光であり、娯楽、休暇、快楽、レジャー、ツアーといったイメージであり、比較的に受動的な旅である。

そしてその旅の目的を一言で表現するとおそらく下記になる。

一人旅をする人の旅の目的 = 感じること
一人旅をしない人の旅の目的 = 楽しむこと


一人旅の目的は、「楽しむこと」も含んだ「感じること」。だから寂しさや不安、恐怖、また悲しさ、苦しさなども含むいろいろなことや感情を心と身体で感じることで、何かを得ようとする試みなんだと思う。

私はよく、一人旅をしない人から、一人旅に対して「一人旅じゃ楽しめない」「一人旅の何が楽しいの?」ということを言われる。つまりその人の旅の目的は「楽しむこと」なので、「一人だとつまらない」「一人旅は寂しい」「一人旅は不安」「一人旅は怖い」ということなんだと思う。

一人旅を「自由」とは捉えられず「孤独」と捉えているんだろうね。でもねそれは仕方がないこと。だれでも最初はそうゆうもんだと思う。

私も最初は、不安と孤独の中、ひたすら自分と会話しているような状態だった。当然、地域の人と会話する余裕もない。さらに途中トラブルで死にそうになったり。だけど全身全霊を出しきったって感覚を超えた辺りから、なぜかめっちゃ笑えてきて、そしたらめっちゃ楽しくなってきたのを今でも鮮明に覚えている。

それは例えるならドラクエで、超強えー敵ばっかの土地に乗り込んでって、死にそうになりながらバトルして、一気にバンバンバンとレベルアップしまくっているような感覚。頭の中でドラクエのレベルアップ音が鳴りまくっていたから(笑)。

ただドラクエと明らかに違うのは、選択肢が無限ということである。選択肢が無限の最強の体感型RPG、エンディングは死ぬまで見れない!死んだらバッドエンドだけどね(笑)。

ちょっと話を戻すと、Aの旅をする人だって二人以上で旅をする時はBの旅をすることもある。だって目的の範囲内だし、余裕で対応できるからね。でもBの旅をする人がAの旅をすることはない。目的の範囲外なので対応できないし、だからBの旅なわけだし。

またAの人同士の旅は、個人と個人の集合体だから、行く先々で別行動をとったり、より柔軟な旅が実現可能である。逆にBの人同士もしくはBの人が主体の旅は、いわゆる団体だから、別行動は難しいだろうし、皆がスケジュールに従う必要がある。そしてもし意見が別れたらケンカになることもあるだろう。

けしてAが良くてBが悪いと言う事ではなくて、価値観はひとそれぞれだし、むしろBは多数派なんだからそっちの方が普通のこと。

ただ一度も一人旅をしたことがない人は、せめて一生に一度くらいは、思い切って自分の価値観をシフトして違うことをしてみてもいいんじゃないかと思う。実際にやってみたら、面白いと感じるかもしれないし、感じられないかもしれないけど、こればっかは、やってみないとわからないからね。

きっと今まで感じたことないほどの達成感に包まれると思うよ!

以上、だらだらと一人旅をする人の旅、一人旅をしない人の旅を分析してみたが、最終的な結論を言うと自分がもし「旅と旅行の違い」を定義づけるならば、どちらかといえばAの旅の方が「旅」で、Bの旅が「旅行」って感じなのかなーと思ったわけだ。

ただ旅の目的はさらに細分化すれば、無限の違いがあるし、その組み合わせだって千差万別だろう。移動手段そのものを目的とするような鉄道旅行や船旅行ってのもあるし、目的地だって観光地や名所、景勝地、レジャースポットだけでなく、都市や町や村に行くことだったり、ホテルや温泉だったり、撮影、録音が目的だったり、また私のように秘境駅に行くのが目的といった聖地巡礼的なパターンだってたくさんあるだろう。男と女で同じ目的でも感じ方や捉え方が違う可能性だってある。

つまり、どんな旅をするかは、個人の自由である。

「そうか、旅とは、自由のことだったんだ!」

なんか今、そう気付いた(笑)!※個人の勝手な解釈です

でもよく名言で「人生は旅である」ってのがあるけど、もし人生が旅なんだとしたら、つまり「人生は自由である」ってことになるよね。でも多くの人は「もっと自由が欲しい」とよく口にする。でも、もしかしたら旅は自由とは何なのかを体験を通して明確にしてゆける一つの方法なのかなーって思った。追求するとなんか旅って深いなー・・・エンドレステーマかも。

では、また

蛭子さんのこの本↓面白そう!

ひとりぼっちを笑うな/蛭子能収

小さな頃から「分相応」的なものに自分らしさを感じ、「他人に害を与えない」ことを一番大事に考えてきた。友達だって少ないかもしれないけれど、別に悪いことでもないと思う。蛭子流・内向的な人間のための幸福論。

↓にゃんとかなりそう!

人生はニャンとかなる!-明日に幸福をまねく68の方法

68枚のカワイイ猫の写真とその写真にマッチしたキャッチコピー、さらに272個の偉人の逸話・格言で、人生で大切な教えが学べる新しいタイプの本。
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